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朝起きたら自キャラになってた:避難所
- 451 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :08/01/26 15:24:30 ID:???
- ぴゅーた様、ありがとうございます。
ビビっとエレガントにwiki編集してきます。
- 452 :竜騎がゆく ◆OGiz5i2nGA :08/02/01 12:57:34 ID:???
- 本格的な復活にあわせて、livedoorIDの方も取得しました。
gungnir18で登録してありますので、登録のほうよろしくお願いします。
- 453 :wikiまざーこんぴゅーた :08/02/01 15:46:43 ID:???
- >>452
登録しておきました〜
- 454 :(・∀・):08/02/02 15:43:20 ID:???
- そしてまた長い長いdion規制の始まり('`)
保守すらできない件
- 455 :(・∀・):08/02/23 18:12:24 ID:???
- 保守を書き込もうとしたら落ちたorz
300でアウトなんですね・・・
新スレ立てられなかったので、どなたかお願いしますー。
- 456 :(・∀・):08/02/23 22:06:01 ID:???
- 自分も立てられず(´Д⊂
立てられる人待たねばですね
- 457 :(・∀・):08/02/24 16:29:20 ID:???
- では立てられるか試してきます。
- 458 :(・∀・):08/02/24 16:36:33 ID:???
- 立てました。VerUP間近なので流れが速いときのdat落ちに気をつけたいですね。
「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く29
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1203838301/l50
- 459 :(・∀・):08/02/26 00:26:13 ID:???
- 気をつけられなかったわけですが_| ̄|○ 申し訳ない…
どうしよう? 立て直す?
また落ちるようだと悲しいので、立てに行く前にちょっと聞きたいです。
- 460 :(・∀・):08/02/26 01:09:53 ID:???
- 実のところ、避難所で続行でもいいんじゃね?
って思ってたりする俺ガイル。
際限なく節操なくリアルの人間の精神を召喚しまくる某存在を自重させるべく、
赤鎧軍団が色々頑張った結果、蛇口をやっと少し閉めることに成功したとかでw
その影響が、現世でスレに人の意識が向きにくくなったという感じで現れたと。
あとは何か通したい我侭があるのなら、
今この世界に残っている存在だけでなんとかしてみなさいよ、と。
もしくは、課した制限を越えてまだ何者かを召喚できるならどうぞ。
無論来訪者達は、そんな事は知る由もない。
そんな妄想でした。
- 461 :Kiesel ◆nu123wJPbk :08/02/26 04:16:02 ID:???
- むぅ・・・今回はさすがに早かったですね。
こちらは落ちることはないので保守しなくても大丈夫ですから、マターリすることもできます。
ただ、こちらで続行したとして、このスレが終わった後はどうしましょうか?
ご存知でない方もいるかと思いますけども、こちらの板はスパムスレ乱立で、もういっぱいいっぱいです。
あちらは落ちる分際限なくスレが立てられるけど、こちらはもうスレが立てられないので、こちらで続けていくのは無理です。
このスレも、あと230kbですし。
そう近い話ではないですけれども、懸念材料としてひとつ。
元(蟹)住人でR指定スレ住人のきーさんでした。
- 462 :(・∀・):08/02/26 05:01:34 ID:???
- ブーメラン板か壷ってことになるね…どーしたものやら。
http://yy10.kakiko.com/ff11/ ←壷板
http://yy57.60.kg/booooomerang/ ←ブーメラン板(内藤スレの引越し先)
- 463 :”管理”屋ジョニィ:08/02/26 06:54:36 ID:???
- まとめwikiの方でしたらば借りられた気がします。
とはいえ折角なら、ネ実でもうちょっと走り続けてみたいなぁ、ともちょっと思いますねw
いずれにしても、避難所は次からまとめwikiで借りるしたらばに立てるようかなと思っています。
- 464 :(・∀・) :08/02/26 11:31:52 ID:???
- 書き手としては、どっちかっていうと、
見てくれる方がいっぱいいる板がいい。
見る人が少ないのか、それともスレ乱立が怒涛のごとく雨後の筍並なせいなのか、
ネ実ではdat落ちが目立ちますしなぁ…
- 465 :(・∀・):08/02/28 06:10:14 ID:???
- 話の途中済みませんが立てたら立っちゃいました。
どうにもこのスレを見ないと毎日落ち着かないので、よろしくお願い致します。
「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く30
ttp://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1204146179/
大事なお話の途中済みませんでした。
- 466 :(・∀・):08/03/06 00:51:12 ID:???
- あれー、大丈夫だと思ってたら
目を離した瞬間に落ちてしまった・・・。
どうしたものか。
- 467 :(・∀・):08/03/06 01:30:06 ID:???
- 不思議な落ち方しましたねヽ(;´Д`)ノ
- 468 :(・∀・):08/03/06 01:43:27 ID:???
- というわけで、サクっと立ててきました。
ネ実の幾つかのスレはdat落ちしながらもスレ番進めてるようですし
少なくとも2chとネ実とFF11と住人がいる限りはこの形式で続けて良いような気がします。
(避難所の場所はさすがに考える必要がありますが)
「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く31
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1204734368/l50
- 469 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/03/11 04:17:58 ID:???
- 久方ぶりの休暇の後、おれはバストゥーク方面行きの飛空艇発着場にいた。
管理側の人間も他の冒険者どもと同様、旅客用の飛空艇ではなく、貨物用のそれを使う。
当然、天晶堂私有の飛空艇どころか、大公御用達の特殊艇を徴用する事だって出来るのだが、こんなノロマで不便で中途半端な代物を使うのはそもそも趣味の範疇の行為だ。
今回だって、急ぎの旅だったなら、転送魔法の使用が認可された事だろう。どこにでもポンと飛ばせる訳ではないが、少なくともバストゥーク市内には「ホームポイント」がある。
桟橋に入っているのは、バストゥーク製の粗末な船だった。
一応ゲーム的には飛空艇はジュノの独占技術という設定になっているそうだが、馬鹿馬鹿しい。二〇年もあればあの裸エプロン野郎じゃなくても自作できる。
もっとも、シドという天才のおかげで飛空艇が目覚しい進歩を遂げたのも事実だ。
何より、船体はサンドリア、動力はウィンダス、機構とアビオニクスはバストゥークといった具合に、三国とジュノが相互に技術や資材を提供し合って生産している現状は好ましい。
飛空艇が入ってきた。
軽い荷が多いのか、吃水が浅い。タグボートに牽引されて、桟橋に寄せられると、冒険者達が降りてくる。
それが済んだら荷下ろしで、出港は早くて翌日といったところだろう。それで事故率がほぼゼロというのだから、恐るべきメンテナンスフリーだ。
それを横目に見ながら、別の、まもなく出港する手筈になっている飛空艇に乗り込む。
船室は相変わらずのタコ部屋ぶりだ。体を預ける椅子などはなく、ただ、いくら中の人間が転げ倒れようと壊れようがない程度の調度で体裁を保ってある。
ゲーム画面だとどうなってたっけな、と、もう長らく見ていないちっぽけなCRTを思い出した。
冒険者達が壁にしがみついたり床に伏せたりして、あの酷い離着水に耐えている間、画面はただ暗転していたんだっけな。
まったく、ホントにひどい乗り物だ。
思わず苦笑が漏れた。こんなものでクォン、ミンダルシアを飛び回る冒険者には、心底同情する。
- 470 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/03/11 04:18:23 ID:???
- 不意に、名を呼ばれた気がした。若い女の声だった。
声がした方を振り向いたが、見知った顔はいない。
と、一人のヒュームと目が合った。向こうが慌てて目を逸らすので、逆に心を惹かれた。
「おれの事呼んだの、きみ? ……ごめ、どこかで会ったっけ?」
ほっときゃいいのに、などと、声をかけてから軽く後悔した。
若い女で、大きな目をさらに丸くして、慌てて手を振って否定する。その仕草が可愛らしくて、ちょっと萌えた。
フェイスでいくとF1かな、なんて普段のくせでつい考えて、すぐやめた。
「ご、ごめんなさい。知り合いに似てたから……。人違いでした」
素直に頭を下げる。大きな目が上目遣いになる。
「でも、ヒロって……」
「貴方もヒロさんて言うんですか? ごめんなさい」
食い下がりすぎたかな。
少女の目が何か冷たさのようなものを帯びて、言葉尻に拒絶の感情が篭る。
おれはどうにか弁解しようと口を開いたが、いい言葉が浮かばなかった。
あー、いいや。何必死こいてんだ、かっこ悪い。
ひとまず出直そう。おれは帽子の上から頭をガリガリかいて、きびすを返した。
出港の警笛が鳴ったのは、その直後だった。
- 471 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/03/11 04:18:44 ID:???
- ぐいと、体が後ろに引かれる感覚。
飛空艇は着水している時でも、飛行時と同じ原動力で推進する。具体的には、多数の回転翼とクリスタルによる重力緩和を使った推進だ。
だから、加速度は大した事がない。電車と同程度以下といったところだろう。
問題は、離水する時の傾斜だ。人が乗っている事を考慮していないんじゃないか、というほどの仰角で浮かび上がる。
次のパッチでこれ、改めてくれないもんかな。
そんな益体もない事を考えながら、おれは床に這い蹲った。
このくそったれな飛空艇が再び傾くまで八時間。
道中は実に退屈だ。始めて飛空艇に乗った頃は、景色や風だけで生涯飽きる事はないなんて思っていたけど、とんでもない間違いだった。
自然に目が探したのは、さっきおれのことを呼んだヒュームの女だった。
いない。
「デッキか」
ぽつりと呟いて、おれか間もなくゲロにまみれる船室を後にした。
なんであんなに、初対面の女にこだわるんだろう。
「F1だからだな」
おれはそう結論すると、まるきりばかげた話だ、と肩をすくめ、甲板へと続く階段を上がりだした。
甲板には朝の新しい光と、身を切るような冷たい風で満ちていた。
少し探すと、へりで風をよけるようにして座り込んださっきの女がすぐみつかった。
- 472 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/03/11 04:19:09 ID:???
- 適当な事を言って、隣に居座る。
女は今度は別に嫌がって見せるそぶりはなかった。
フライト中は暇なんだ。それに冒険者が人見知りもあるまい。
「あ、さっきは済みませんでした」
寒いのか、手にカイロを挟んでこすり合わせながら女が言う。
一瞬何を言われているのか思いつかなかったが、すぐに合点がいく。
「いや、いいよ。誰が悪い訳でもないから」
さらりと流して、へりから見える景色に目をやった。
低い太陽がまぶしい。風が寒いし痛い。初めて見た時はポリゴンですら感動したもんだが、今は何の感慨もない。
「バストゥークには、何の用事で?」
訊ねると、女は少し困ったような顔をして、問い返した。
「ヒロさんは、どんな用事なんですか?」
ここはキャバクラか。ただの雑談で腹の探り合いみたいなのはよそうぜ。
そう言いたかったが、ぐっと堪えた。眩しすぎる朝日に背を向け、へりに寄りかかりながら答える。
「調べ物。あと、変態馬鹿上司を迎えにね」
肩をすくめる。
アルベルトの野郎を表現するのにこれでもまだ生ぬるいくらいだが、いかんな、これはさすがに気障ったらしい。
「折角飛空艇なんてものに乗ってるのにさ、仕事しごとシゴト。やんなっちゃうよ」
慌てて、仕事の愚痴にしてみせる。
- 473 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/03/11 04:19:33 ID:???
- 「で、君は?」
彼女は反応に困って、会話が途切れたので、慌てて質問を用意する。正直どうでもいいのだが。
女はしばし逡巡してから、照れ笑いのようなものを浮かべながら答えた。
「恋人を迎えに行くんです」
うわ、ダメだこいつ。
軽くがっかりしてしまった。
「へぇ、そうなんだ」
別にこの子を垂らしこんで云々とか企んでいたわけではないが、この言い回しが天然にせよ、遠回しな「どっかいけ」宣告にしても、これは早々に退散した方がよさそうだ。
「彼もヒロって名前なんだ? エルヴァーンの彼氏ねぇ」
幸せな彼氏だこと。おれがキャラ消した後、Hiroで登録した奴がいたのかな。それともヒロなんとかって名前なんだろうか。ダークヒロとかオーディンヒロとか、そんな名前だったら素敵なんだが。
いずれにしても、こちらではあまり聞かない名前だ。
「ううん、違うの。自分でもどうして間違えたのか分からないけど……でも、なんだか似てる」
女は恥ずかしそうに微笑む。
だからわかんねぇよこのメルヘン女。突っ込みたい気持ちを抑えながら、相手の意図をどうにか察する。
「そっか。まぁ、種族違うと色々分かり合えない部分もあるからね。その方がいい」
分かったようなふりをして幾度か頷くと、女はくすくすと笑い、やがて小さくため息をついて、そして黙り込んだ。
弱ったな、と思いながらも、場の雰囲気に負けて、おれは彼女に何があったのか尋ねた。
女はうつむきながらも、多分内心はほくそえみながら、延々と愚痴を垂れ流した。
こういうめんどくさい女は御免だな。そんな事を思いつつも、自分の好みも結構めんどくさい事に気づいて、おれは二重にうんざりさせられた。
- 474 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/03/11 04:19:51 ID:???
- 女の愚痴は、よくある話だった。
いや、よくあるというか、おれの仕事柄、何があったかよく分かる。そんな話だった。
Hiroとやらもまた、来訪者なのかもしれない。そうじゃないとしても、同じ状況に放り込まれたら、おれだってそうしたかもしれない。そんな苦々しい気持ちで、おれは彼女の愚痴につきあった。
「あんまり無責任な事は言いたくないけどさ。そいつ、君の事すごく大事に考えてるよ。でもバカで不器用なんだな、相手の気持ちを考える余裕がないんだ」
だからつい、こんな風に、自分を弁護するような事を吐いていた。
「おまけに弱虫なんだ。自分が何かして、それで傷つくのが嫌なんだよ。自分も他人も」
彼氏をバカにされて、女が少しムッとする。俺は構わず続けた。
「大体さ、君の事大事にするのはいいけど、君の気持ちを考えてないよな。人間関係壊してまでやる事ないとか、苦労に見合うだけの性能じゃないとか言ったって、欲しいものは欲しいんだ。そう言う事あるだろ」
最後の方はおれの愚痴になった。裏に通いつめてた頃やらかした事を、おれは思い出していた。
「ちょっと関係ない話だったかな」
そうは言ったが、根っこは一緒だ。余裕がないから周りが見えない。見えないから自分の事しか考えない。自分の事しか考えないから世界が広がらない。広がらないから余裕がない。
気まずくて、相手の顔は見なかった。
こうすれば解決するよ、なんて事がさらりと言えればよかったんだが、生憎思いつかなかった。彼氏は相手の事が見えてないが、自分の事を考えているわけじゃない。
「何にしても、彼の事は信じられるよ。そいつがおれと同じ思考ならね。だけどね、もしおれと同じ事を考えているなら、そいつは多分君の前から去っていく。何かきっかけが欲しいんだ、それは君が作らなきゃいけない」
なんだそりゃ、エロゲーか。
自分でも呆れて、肩をすくめた。
「女の子にそれをさせるのは最低だと思うんだけどね。エロゲーばっかやってると、とかく自信と行動力がなくなるんだよ、男ってのは」
ヴァナにエロゲーはあるまい。意味は通じないから大丈夫。くだらない安心感に支えられて、薄ら寒い説教をしめくくったおれは、
「きっとうまくいくよ」
無責任な気休めを言って女の肩を軽く叩くと、下への階段へと向かった。
- 475 :609 ◆dWeYTO/GKY :08/03/11 04:20:28 ID:???
- 本スレが規制かかってるのでこちらに外伝投下してみました(´;ω;`)ノ
- 476 :(・∀・):08/03/11 09:55:42 ID:???
- エルヒロさんきてたあああああ
なんだかもの悲しげな…(´;ω;`)
- 477 :(・∀・):08/04/04 07:40:27 ID:???
- いま起きた。
落ちてた…ヽ(´Д`;)ノ
- 478 :(・∀・):08/04/04 11:58:04 ID:???
- 「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く32
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1207277265/l50
立ててきました。
新スレ用テンプレの、
【FF11】朝起きたら自キャラになっていた物語XX【小説】
は、ネ実の文字数規制に引っかかるみたいです。
ネ実ではスレタイは24文字までのようなので、上記テンプレだとオーバーになるみたいですねー。
- 479 :(・∀・):08/04/20 01:16:23 ID:73OVpeuT
- 目を離した隙に落ちてたっ!;;
- 480 :こんにちは!:08/04/20 03:21:49 ID:NzJH71uC
- こんにちは!
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なります。
- 481 :(・∀・):08/04/20 20:54:56 ID:???
- ↑スパムと思われます。
くれぐれも踏まないよう
- 482 :(・∀・):08/04/21 04:08:51 ID:???
- フルさん来た!けど規制でレスできない自分が恨めしい(´;ω;`)
- 483 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/04/22 06:17:18 ID:???
- そう間を空けたわけでもないが、再び踏んだバストゥークの地はいつもと変わりはなかった。
時刻はもう夕刻から夜に取って代わる頃だったが、街の活気は相変わらずだ。旧港区の方に行けば、仕事をあがって歓楽街に繰り出した水夫や港の人足でより盛況し始めている事だろう。
まず手始めに、飛空艇会社を出てすぐの場所にある天晶堂へと足を運んだ。
天晶堂と、それに雇われた連中はどこか殺気立っていて、近寄りがたい雰囲気が漂う。
見張りは見知った顔だった。
目で合図をして、事務所に入る。護衛を手で制して自分でその扉に手を掛けた時、中から怒鳴り声が聞こえた。
「いいか、天晶堂に逆らったらどうなるかもう一度教えてやれ! ハンパな事はするな。俺の顔に泥を塗るような真似をしてみろ、家族郎党全員切り刻んで、バストア魚の餌にしてやるからな!」
軽く肩をすくめて、ドアをくぐると、リンクパールに向かって殺気立った目の男ががなり立てていた。
天晶堂バストゥーク支部の首領、カゲトラだ。
「外まで聞こえてるぜ。少し落ち着いたらどうだ」
中にも用心棒らしい男が数人いて、こちらをいかめしい顔で睨んだ。
「ヒロか。中央にゃ関係ねえ事だ、黙ってて貰おう」
用件は例の倉庫爆破だろう。こいつらの気が立つのも無理はない。
「落とし前はとうについてるはずだぜ。サンドリアのくされ貴族どもからせしめた利権は、決して面子を潰すようなものじゃないはずだ」
「仲間が殺されてるんだぞ、分かってんのかウスノロが!」
ああ、やっぱりね。もう一度肩をすくめる。
旧港区の倉庫が爆破され、そこにいたシュムザサという男が殺された。
- 484 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/04/22 06:18:00 ID:???
- 「あんたこそ、アルドの顔に泥を塗るつもりか? シュムザサは中央の人間だぜ。アルドがサンドリアと決めたとおりにするのが筋ってもんじゃねえのか」
そう、殺されたのはジュノ天晶堂の人間だ。客分としてここに滞在していたが、鼻つまみ者だったと聞いている。
倉庫が吹き飛んで出た損失は決して小さくないが、落とし前がついて、処分されるものはしかるべき処分を受け、中央とサンドリアから充分の補償を受けている。
それを未だに四の五の言うのは、本音を言えばもっと取り分が欲しい、という事か。
「アルドも中央も関係ねえ、ここは俺の街だ。口出しはさせねえぞ」
カゲトラは白めがちの目をぎょろりと剥いて肩を怒らせ、用心棒どもも空気を察して立ち上がった。
おれは反対に目を細めると、数歩前に出た。殺気立った男どもを見回す。
「バストゥーク天晶堂は、中央と手を切り手前らで凌ぐ。そう言う事かい、つまりは?」
カゲトラの顔ににわかに怯えが宿る。そこまでのつもりはないだろうが、そんな事はないとは言いづらかろう。それこそ面子というものがある。
しかし不用意な発言をしておれに肯定と取られれば、それは謀反だ。おれには即座にカゲトラを処分する権限が発生する。
多勢に無勢な上に、こいつらは素人じゃないが、断じて専門家でもない。あまりあてにならない言い方だが、メリポレベルの冒険者全般から見れば練習相手になりません、という連中だ。
いずれにせよ「怖い」とは感じなかった。どう動いて誰をどの順番で殺せば一番効率がよいか。
そんな事を考えていると、カゲトラが折れた。
「そういう事を言ってるんじゃねえんだ、ヒロ。俺達はただ……」
おれは首を振り、
「報告を聞こう。中央に上げる資料があるなら、それも」
おっさんの泣き言めいた言い訳など聞きたくもない。
せっかく下手に出たところを無碍にあしらわれて、カゲトラよりむしろ用心棒どもが色めき立つ。しかしカゲトラがそれを制した。
- 485 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/04/22 06:18:27 ID:???
- こちらの天晶堂が握っている情報も、中央と大差がない。
サンドリア貴族シュヴィヤールとシュムザサが個人的に対立し、シュムザサはシュヴィヤールの令嬢を懐柔して囲い込んだが、シュヴィヤールが実力でそれを奪還し、シュムザサに報復した。
サンドリアは事が表沙汰になるのを厭い、天晶堂といくつか協定を結んで利権を譲り、爆破事件は爆発事故だったという事で同意を取り付けた。
いかついこいつらには過ぎた高級なソファに身を沈めて報告を受け、軽くかまかけなどもしてみたが、少なくともこいつらは「シロ」だろう。
束ねた資料をいくつか受け取ると、おれは今更な挨拶を述べて事務所を後にした。
要は、「バストゥークの連中が来訪者やGMに関わる情報を握っている」のではない事が分かればそれで充分なのだ。より詳細な調査はもっとちゃんとした連中が後からしてくれる。
ドアを出るなり、カゲトラの罵声と何かが砕ける音が聞こえた。
カゲトラが分を超えて欲の皮を突っ張らせているのは確かだが、それでもやはりバストゥークの中で「落とし前」をつけたい気持ちは分からないでもなかった。
天晶堂は商社だが、組織はヤクザやギャングみたいなものだ。
後ろ暗い事もする。危ない橋も渡る。それをするのは組織が怖いからだ。そして同時に、それが出来るのは組織が助けてくれるからだ。
天晶堂に立て付いてのうのうと生きている人間がいるなら、天晶堂は「怖くない」事になる。
天晶堂の人間が殺されたのに報復がなされないなら、自分達が似たような立場になっても天晶堂は同じように「見過ごしてしまう」かもしれない。
今は小さくとも、組織の土台を揺るがすほころびになりかねない。これはそんな事件なのだ。
「難儀なこったな、マフィアっつーのもよ」
カゲトラよりもむしろ末端の人間に同情を覚えて、おれは小さく呟き、次の目的地に足を向けた。
爆破されて、今は新しい倉庫が建てられているという、バストゥーク旧港区だ。
- 486 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/04/22 06:19:29 ID:???
- 活気と喧騒に包まれた旧港区の歓楽街を通り抜け、後ろ髪引かれる思いで天晶堂倉庫街へとやってきた。
あたりはすっかり暗くなっていたが、いくつか照明が設置されていて、ある程度の状況は見て取れた。
以前見たのはいつだったか忘れたが、もうすっかり見違えてしまった。
倒壊した三五八倉庫、爆破された倉庫群。最初三五八と聞いた時は、一体いくつ倉庫があるのかと思ったものだが、何の事はなかった。
一桁目の三は所在が旧港区である事を意味し、下二桁が実際の倉庫の番号だ。通し番号ではあるが、あちこち欠番があるようで、冒険者のモグハウスに回収されたものも含めてここには三十ほどの建物があるに過ぎない。
天晶堂が所有しているのはそのうち、六かそこらだ。
被害にあった建物はまだあちこちに焦げ跡のようなものがあるのですぐ分かったが、便乗して大改装がなされると見えて、他の倉庫類も取り壊され、解体された石材が積み上げられていた。
中身は一旦、別の倉庫に押し込んであるのだろう。
夜衛がついているようだが、話が分かりそうな奴はいない。
出直すとするか。今日中に全部終わらせるつもりだったが、査察は明日に回して、アルベルトとの合流を先に済ませよう。
いずれにしても、まずは飯と宿が先だ。
天晶堂の宿を使ってもいいが、せっかくギルが有り余る組織にいる身分。
おれは何か真面目な事を考えるふりをしながら、ねぐらと食事を求めて歓楽街に取って返した。
- 487 :もう一人のヒロ ◆dWeYTO/GKY :08/04/22 06:20:17 ID:???
- 本スレで規制が掛かっていて悔しかったので続きを書いた。
今は規制されなくても始めたら書けよと思っている(´・ω・`)ノ
- 488 :(・∀・):08/05/13 23:17:21 ID:LpdRZieR
- すいません、保守しきれず(⊃д`)
- 489 :(・∀・):08/05/17 08:47:57 ID:???
- 週末に立て直すとまたみんなヴァナで遊んでほっぽって落ちたらイヤなので、
月曜くらいに、テンプレを刷新して立て直そうと思うんですが
いかがでしょうか。
- 490 :(・∀・):08/05/17 22:37:11 ID:???
- 板の流れは早いのかなぁ・・・
あまり分からないのですけど、ボナンザとかいろいろあるのですぐ落ちてしまうかも?と思い、スレ立てを控えてました。
お手数ですけれど、よければお願いしますー。
- 491 :(・∀・):08/05/17 23:27:58 ID:???
- 月曜日までスレ立て自重了解。まとめwikiのテンプレとスレ名の変更も確認。
タグ括弧の【これを】→[こちら]するとスレッド名24文字以内に収まるのね。
- 492 :489:08/05/18 16:12:23 ID:???
- あわわ…まとめwikiの新スレテンプレに手を入れたのは自分ではないです。
今までの1〜4レス目までを2以降にもってきて、
1はなんというか、書き出しの「朝起きたら自キャラになってた」という、
状況というか導入文みたいなもの+前スレやまとめへの誘導にして、
それ以降にスレの趣旨だとか、スレの現況にあわせた、
リンクしたお話を書く人向けの共通設定(更新版)みたいなものを
入れていけたら、という考えです。
突貫ですが次レスよりたとえばこんな感じ…というのを。
- 493 :新スレ案 :08/05/18 16:40:03 ID:???
- 眠って起きたら、次の日も、いつもと変わらない、
何の変哲もない朝がやってくるのだと、昨日の夜までは信じきっていた。
「ご主人さま、おはようございますクポー。今日もいい天気ですクポよ」
ベッドの上で体を起こした俺の目の前に、白い毛に包まれた小動物が浮かんでいる。
その背中には、物理的には何の役にも立たないような小さな翼。
…え、何? 『ご主人様』って、俺に向けて言いましたか?
空恐ろしい予感に襲われて、俺は小動物から目を逸らし、頭の上に両手を這わせる。
柔らかい毛の生えた感触を手に感じ、同時に『耳』に触られてくすぐったいという感覚が。
それでも諦めきれず、ケツ方面に恐る恐る手を伸ばす。
やっぱり柔らかい毛に覆われた、しっぽとしか言いようがない物体が、そこには存在した。
すべてがある意味馴染み深く、また現実的には決してありえない状況だ。
残念ながら、自分が操るそのキャラに備わっているであろう、たわわな胸に触ってみるだとか、
ましてやまんこだとか、このときはそんな考えに至る事はできなかった。
これは夢だ。自分にそう言い聞かすように、もう一度頭から毛布をかぶり直してベッドに潜り込む。
毛布の向こう側から俺に呼びかけるモーグリの声は、いつまでも消えてなくならなかった。
前スレ:http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1207277265/l50
- 494 :新スレ案 :08/05/18 16:43:36 ID:???
- というわけでこのスレは、『貴方が朝起きたら自キャラになってヴァナにいた』
…という前提で、物語や小ネタなんかを書いていくスレです。
前提さえ満たしていれば、大抵どんなブッ飛んだ設定で物語を展開してもおk!
基本的に作者様毎の物語はそれぞれ別物です。
互いに矛盾や理不尽があってもおかしくないです。
あと、ででおの話を書かれても構いませんが、ででおの話を書く趣旨のスレじゃないです。
保管庫
ttp://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/FrontPage
避難所
ttp://yy10.kakiko.com/test/read.cgi/ff11ch/1155547002/l50
避難所の避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/game/42985/
- 495 :新スレ案 :08/05/18 16:53:30 ID:???
- "リンクしたお話を書いている人向けの"共通設定。これは絶対ではありません。
ある程度共通していた方が、読み手の方も分かりやすいのではという意図のものです。
参考程度に留めて、投下する方が自由に想像し設定してください。
冒険者証明書は金属のカードやクリスタルのペンダント等に魔法で情報を刻んだもの。
競売は魔法紙で取引されている。
LPは映像付きが多い (例:Yurifina氏のSSでは映るが、Lead氏のSSでは会話のみ)。
Say・sh・echoはリアルと同じ。PT・Tellは念話、LSは直接と念話の両方で通じる。
みつめる(/c)はとても嫌な視線扱い。が、気にしない人は気にしないのもリアルと同じ。
リアルからヴァナに入り込んだ人々の事を「来訪者」と呼ぶことが多い。
「来訪者」はリアルの品物を三つまでヴァナに持ち込める、こともまれによくある。
いわゆるGMと同じ姿の連中がいて、「フェイト」という組織を形成し、洗脳した来訪者「黒マント」を使役して
「来訪者」達を狩っている。(マントではない、ただ単に黒装束のやつもいる)
この世界はゲーム内ではない、"実際のヴァナ・ディール"なのかも知れない?
レイズは意識不明(戦闘不能)に有効だが、完全に死んだ者には効果が無い。
- 496 :新スレ案 :08/05/18 16:55:05 ID:???
- キャラ紹介テンプレ。使いたい人はどうぞ。
初出: 別スレ同番の人もいるようなので、スレも併せてお願いします
PC(仮)名: / 中の人:
種族フェイス:
ジョブ&Lv:
特記事項:
活動エリア:
あらすじ:
他キャラとの接触:
独自レギュレーション: 共通設定(?)と目される設定とは敢えて変えてある部分を明記するのはどうでしょう
- 497 :新スレ案 :08/05/18 16:56:46 ID:???
- 朝、起きたら自キャラになっていたFFXIプレイヤーたち。
ステキに過酷なヴァナ・ディール、笑いと涙の右往左往。
俺たち“来訪者”を排除していく、謎の集団も現れた!
この異世界に出口はあるのか?
リアルに帰還できるのか?
熱血、友情、ラヴ、バトル! 陰謀、シリアス、ギャグ、微エロ!
俺たちの明日はどっちだ!?
- 498 :(・∀・):08/05/18 17:00:49 ID:???
- という感じで、一部アレンジしてみました(´Д`;)ヾ
493は毎スレごとに変えていく感じで、
許可がもらえたら今まで執筆してくださってた皆様の、
最初の1レスを拝借してくのも面白いかな〜、とか思っております。
いかがなものでしょうか。
今までのままでいい! という感じであれば、今までのままで行きます_(._.)_
- 499 :(・∀・):08/05/19 03:22:44 ID:???
- テンプレ案に問題はないと思いますけども、もし>>1にちょっとした導入を入れるなら、
個人的にはあまり長めのはよろしくないかなぁ、と思います。
できたら種族や性別、ジョブなんかはぼかして。
例えば、
その朝も、いつもと変わらない朝のはずだった。
目が覚めて視界に入ってきたのは見知らぬ天井。中空にはどこかで見覚えのある白い生き物が浮かんでいた。
誰何するとそいつは怪訝そうな顔で、やはり聞いた覚えのある名前を口にし自分に挨拶をする。
その名前は確かに覚えがあった。
それはヴァナ・ディールでの自分の名前。
もう一度確認しようとし、覚えのない自身の声に動揺する自分へ、そいつ……モーグリはどこからか取り出した鏡を手渡した。
覗き込んだその姿は、モニターの中の自分のキャラクターのそれ。
信じがたい。朝起きたら、自キャラになっていたなどとは。
とか。
適当に浮かんだのなんで、ものすごく適当ですけども。
新参者が口を出してよいのかしら・・・
蛇足ですが、レイズは公式見解で戦闘不能者(=死亡者ではない)への魔法なんですよね。
このあたりは、スレでの共通認識とは違うので、附記しなくてもよいかなと思います。
ただ、勘違いしやすいからテンプレのままでもいいとも思います。
どっちなんだ私。
- 500 :(・∀・):08/05/19 19:39:53 ID:???
- なるほどです。ちょっと縮めてみます_(._.)_
思えば20行ギリギリに詰め込みすぎでしたw
- 501 :(・∀・):08/05/19 23:59:56 ID:???
- おし、では立ててきます
止めてももう遅いですよ!
- 502 :(・∀・):08/05/20 00:14:35 ID:???
- 朝起きたら自キャラになってた 33
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1211209208/
立ててきました。
>>1の文面は>>499さんのを多少改変させていただきました_(._.)_
執筆、がんがるぞー
- 503 :(・∀・) ◆0sQNCR0Y/6 :08/05/23 16:37:12 ID:???
- テス
- 504 :バレ【1-898】 ◆i2zvqkiQWY :08/05/23 17:25:45 ID:???
- 隊長、お疲れさまです!!(`・ω・´)ゞ
編集したいのでID解除願います!!(`・ω・´)ゞ
ID:bareilu894
予告まで書いたのに投下していない俺を許してください…、ちょこちょこは書いてるんですが。
近いうちに投下できそうですが。
あと関係ないですがまとめサイトの一区画をお借り(ぶっちゃけ私物化)していいですか?
自キャラとは関係ない、別のオリジナル(元ネタ有)を書いている途中なのですが、何処に置こうか悩んでる次第です。
正直自分でHPやブログなりを作ってそこに貼ればいいんですが、登録が非常にややこしい(PCって本当わからんは…)!!
お許しが得ることができればこれ幸いです。
ただ内容が内容(本当に自キャラではない、FF11ですらない)で、また他版にそのURLを貼るので、
正直関係ない人間がくる、ということも予想されます(スレが活気づくという可能性もありますが)。
以上のこと鑑みて、ご判断願います。
- 505 :バレ【1-898】 ◆i2zvqkiQWY :08/05/25 16:09:26 ID:???
- 編集できるようになりました!!
ありがとうございます。
上記の件は現スレでも聞いてみることにします。
私物化といっても、だだっ広い空間の一角を借りるといったふうで…
まだ完成してないものでなんともですが。
ID解除、重ねてありがとうございます。
- 506 :”管理”者 :08/05/26 19:15:46 ID:???
- あ、こちらでご連絡するのを忘れていました、申し訳ない。
まとめを違う毛色の目的に使うと言う事に関しては、スレ住人の意向で決めるのが一番いいと思います。
よろしくお願い致します。
- 507 :(・∀・):08/06/12 14:08:10 ID:???
- ネ実があった鯖のディスクがクラッシュしたらすぃ
無事に復旧できるといいんですが(´・ω・`)
- 508 :(・∀・):08/06/18 11:59:42 ID:+MriyknK
- なぜ落とたし
…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいorz
- 509 :バレ【1-898】 ◆i2zvqkiQWY :08/06/18 18:35:24 ID:???
- 鼻腔に草のにおいが入り込んだ。テレビでしか聞いた事がないこずえのざわめきが聞こえる。
「……?」
目を開ける。見たことがない場所にいる。見たことがない筈だった。
「………」
何気なく自分の着ている服を見る。少し汗臭いがしっかりとした布地に鎖帷子を身につけている。
寝る前には着ていなかった筈の衣装、だがそれには見覚えがあった。
「……はっぴぃ・ばーすでー、私。…お母さん、私は来訪者になっちゃいました…」
誰に、ともなくぽつりと呟く。(あ〜あ、彼氏出来たばっかなのに、最悪)
とりあえずはサンドリアに行こう。
地に手をついて立ち上がる。思ったより腰の片手剣は軽く感じた。
スレ>>1のプチ物語の提案です。
使うのも使わないのもスレ立ての方にお任せ。
- 510 :(・∀・):08/06/18 23:17:55 ID:???
- >>499の小ネタ改案で、種族・性別・ジョブなどを曖昧にしたのは、来訪者を固定したくなかったからなのです。
なので、誰か特定の人をモチーフにしているわけではないです。
そんなわけで、>>1の小ネタについてはスレ立てる方にお任せします。
あと、できればsageてください〜。
- 511 :突然メ-ルを送り失礼しました。:08/06/19 06:35:01 ID:921K9FlG
-
ご縁がありましたら、ぜひ私の会社(商店)との取引を、お願いします。
サイト: http://www.subabag.com/
メール注文: ourbrand@21cn.com ourbrand@tom.com
- 512 :(・∀・):08/06/20 09:02:30 ID:???
- よし、立ててきます! バレさんありがとー!
- 513 :(・∀・):08/06/20 09:09:28 ID:???
- というわけで立ちましたー。
朝起きたら自キャラになってた33'
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1213920292/
大幅に没を出しつつ、なんとか…進めておりますw
皆様の話の続きも読みたいし、自分の話もまだ終わってないですからねー。
- 514 :(・∀・):08/08/21 17:11:54 ID:???
- まさかのいきなり300圧縮。
1のネタ考えたら立て直します。
- 515 :新スレ案 :08/08/21 19:28:55 ID:???
- カモメだかウミネコだかよくわからん海鳥が、鳴きながらそこらへんを優雅に飛び回っている。
いつぞや観光地で乗った遊覧船みたいに、かっぱえびせんでも持ち歩いていれば、
投げつけて餌付けしてやりたい光景だと、俺は埒も無いことを考えてから、水面に視線を戻した。
桟橋の上に腰掛けながら垂らした釣り糸には、釣りを始めて30分、まだ何の反応もない。
バストアサーディン位ざくざくかかれよチクショウ。
(ここが夢の世界なら、BGMくらい流しといてくれてもいいっちゃ)
セルビナは確かにいい町だ。気候はおだやかだし人は親切だし雰囲気ものどかだし。
しかしそのいい町成分の何割かは、確実にあの郷愁を誘う名曲の仕事だったな、と思わずにはいられない。
朝方はまだ、宿を出て砂丘へと向かう冒険者達やなんかと行き会ったりして、
それなりに賑やかではあったけど、そんな人の流れも落ち着いてしまうと、ただひたすらにのどかで退屈だ。
朝方の、俺の記憶にあるよりも活気があったあのひと時はなんだったのか。
遠くから、機船の汽笛が聞こえてくる。もうそんな時間か。
昨日みたいに船が着くギリギリまで粘って、下船してきた人に桟橋から突き落とされるのは勘弁だ。
俺は釣竿を畳んで立ち上がると、船着場の端っこに退避して、入港してくる機船を眺めた。
俺の記憶の中だと、はっきり言って釣り人と寝釣りbotしか乗ってなかったようなもんだが、
ここのセルビナの港は普通に釣り人じゃない旅人も乗り降りして、見ていると面白い。
(にしても、なんだ、この分だと朝飯は9時近くになりそうだなー)
前スレ:http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1213920292/
ダメ出しなど特になければこれで立てます。
- 516 :(・∀・):08/08/22 01:14:41 ID:???
- もう少し短いので。
あんまり長いと、見る人はそれだけでお腹いっぱいになります。
一番最初の小噺は取り留めなく、且つ続きがない、
だけど先をなんとなく知りたいな、と思わせるような話がいい。
そしてできるだけ短く短くさらっと読めるような感じでお願いします。
でも読んでて懐かしく感じた。
セルビナ行ってくる。
- 517 :(・∀・):08/08/22 02:48:34 ID:???
- おk、縮めてみます。
明日の朝くらいにはスレの回転、もう少し緩くなってるといいんですが…。
- 518 :(・∀・):08/08/23 02:03:06 ID:???
- 1時半に書き込みあったスレが30分で150とかマジきついんですがw
そして要約まとまらない!まとまりにくい!
- 519 :(・∀・):08/08/23 11:31:12 ID:???
- たちました。いきなり2に割り込まれて悔しいっ、でも(ry
朝起きたら自キャラになってた 34
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1219458422/
- 520 :(・∀・):08/08/29 20:14:40 ID:???
- ちょ…268だなーと思ってリロードしたら落ちた;;
- 521 :(・∀・):08/08/29 20:22:41 ID:???
- あぁ…ちょっと早いぐらいの保守じゃないと
ゴールデンタイムは危険なのか…
- 522 :(・∀・):08/08/29 20:37:58 ID:???
- では、雨にも負けず、風にも負けず、dat落ちにも負けず
新スレ立てにいってきます。
スレ番は34.5あたりで良いですかね。
- 523 :(・∀・):08/08/29 22:15:21 ID:???
- たててきました。テンプレ入れる所で45秒制限に引っかかるのは想定外。
そりゃあ前スレも2に割り込まれますな。
「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く34.5
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1220014099/l50
- 524 :(・∀・):08/08/30 17:38:19 ID:???
- メリポ行ったら落ちてた件_| ̄|○
せっかく立ててもらったのに即死させてごめんなさい(ノД`)
- 525 :(・∀・):08/09/01 17:18:33 ID:???
- さて、どうしたものか…
- 526 :(・∀・):08/09/18 21:57:55 ID:???
- とりあえずあれだ、前スレとかで投下してくれてたMekiさんの話を
サルベージしてくる。
もう誰も見てないかも知れないけど、とりあえず。
- 527 :from 34スレより1:08/09/18 22:08:45 ID:???
- 77 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/28(木) 20:46:09 ID:QVUoS9jJ
初出: 3スレ73
PC名:Meki
中の人:73 ◆7Q162gjvR6 :
種族フェイス:銀髪ミスラ♀(6A) ブラックチュニック装備でフードは被らず。
ジョブ&Lv:赤41/黒20
特記事項:マクロの編集・使用可能。
サーチ、tell、メニューを開く等は不可。
性格にミスラの影響を受けている。
活動エリア:バストゥーク
あらすじ!:バスの大工房で発明者をきどっていた私は黒装束、赤鎧に襲われたが、なんとか撃退。
しかーし、元の世界の記憶を忘れ始めている事に気がついてさぁどうしよう?
とりあえず今日は寝て明日考えればいーや
他キャラとの接触:レグナス
独自レギュレーション:マクロの編集は羊皮紙にコマンドを書き、それを食べることで可能となる。
78 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/28(木) 20:48:29 ID:QVUoS9jJ
「とまぁ、あらすじにようにのんびりバスで暮らしている私がいるわけですにゃ」
バスはいたって平和、私も元気ハツラツです。
今日もいつものように貸し出された部屋で発明やら漂流物の使用方法レポートやらをするハズなんだけれども・・・
「にゃにゃにゃ?」
愛用の机の上に置かれた一つの封筒。『Meki様へ』なんて日本語で書かれている。怪しいったらない。何も見なかったことにしてゴミ箱に捨てる誘惑が襲ってくるが、そっちのほうが明らかにマズイ事になりそうだ。
とりあえずは封筒を指でつまんで上下に振ってみる。
カサカサ。
カミソリは入っていないようだ。この感じは手紙かな。
とりあえず中身を出してみるとやっぱり手紙だった。中身はヴァナ・ディール語で書かれている。ハートマークのシールも無いし、ラブレターの線は薄そうでちょっと残念。
「コマンド?→読む。ぽちっとにゃ」
独り言を言いながら手紙を読み始める。そういえば、ドラクエ1の勇者は独り言が多いとか4コマ漫画で見たような。うろ覚えだけどね。
- 528 :from34スレ-2:08/09/18 22:09:44 ID:???
- 79 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/28(木) 20:50:28 ID:QVUoS9jJ
『はじめまして、私は貴方と同じ来訪者です。
バストゥークは危険ですので、離れてください。天晶堂を中心に動きがあります。
また、バストゥークにいる限りテンペランスの結界によって貴方と貴方のキャラクターとの融合が進んでしまいます。
そのままではリアル世界の貴方は消えてしまうでしょう。
もし貴方さえ良ければウィンダスに来てください。
私がフェイトでない証拠を示す事はできませんが、貴方の味方であるという証明として
・・・省略されました。続きを読むにはワッフルワッフルと叫んでください』
とりあえずは深呼吸。そして手紙を置き。右手を大きく振りかぶる。
「わっふるわっふる!」
声はむなしく響いた。もちろん何もおこらない。
「わ、分かってて釣られてあげただけにゃんだからね!」
どうやらこの手紙の主は相当の釣り士のようである。
それはともかく、リアルを忘れるとか心当たりのあり過ぎるこの手紙。しかも事件の予感だ。これは一刻も早くシドに知らせなければ。
80 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/28(木) 20:51:42 ID:QVUoS9jJ
「というワケなんですにゃ」
「ふぅむ」
報告を聞くと、裸エプロンセクシーオヤジことシドは腕を組んで考え込んでしまった。これはシドの癖で、この仕草をしている間は誰が何を言っても聞こえないほどの集中をしているのだ。
私にできるのは待つ事だけ。ちょっと暇ですにゃ。
そうして待つこと数分、考えこんだ末にシドは口を開いた。
「わっふるわっふる!」
中年オヤジのわっふるには何とも言えないキモさがあった。
- 529 :from34スレ-3:08/09/18 22:10:23 ID:???
- 81 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/28(木) 20:53:51 ID:QVUoS9jJ
「・・・ううむ、この手紙の最後の部分がな、やはり暗号だと思うのだが」
「いや、それはにゃいですから。ぶっちゃけただの釣りにゃ」
きっぱり断言すると、シドはごほん、と咳払いをして誤魔化した。
「メキ、お前は手紙に従ってウィンダスへ行くのがいいかも知れん」
「でも、その手紙が罠っていう可能性もあるんじゃにゃいですか?」
私が尋ねるとシドは短く咳払いをして説明する。
「もちろんその可能性もある。だが罠なら結界の存在をお前さんに教えるのは納得いかないな。放っておけば勝手に害が無くなるって言うのにわざわざ教える馬鹿がどこにいる。それにな、最近この街がきな臭いのは本当なんだ。どんな事件が起こるか分からん」
「バスで何か起きそうなのは分かったにゃ。でも、それだったらやっぱり私が大工房にいたほうがいたほうがいいんじゃないですかにゃ?」
バスにいるとまた事件に巻き込まれるという。しかし、だからといって私が離れるのは心配だった。シド達大工房にいるNPCには赤い鎧に対抗する術が無い、全くの無力なのだ。
シドはそんな私の様子を見て笑ってみせる。
「バストゥークでは確かに事件が起きるだろう。だが心配するな。ワシ達だって自分の身を守る術は持っておるし、赤い鎧に対抗する術が全く無いわけじゃない。前回の大工房襲撃から得たものだって多いのさ。それにナジだっている」
そこでシドはニヤリと笑ってみせる。自信満々といった顔だ。
ナジは来訪者でも無いのに、赤い鎧の襲ってきた空間でも活動することができた。
私もナジもてっきり日本酒のせいだと思っていたが・・・シドはそこから何らかの対策を得たのだろうか。
それならシドの提案に従って行動するのが最良かもしれない。
82 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/28(木) 20:56:23 ID:QVUoS9jJ
「分かりましたにゃ。みんなを信じますにゃ」
「よく言ってくれた。これでワシ達も頑張り甲斐があるってもんだ!飛空挺の手配をするからお前さんも準備を頼む」
「了解ですにゃ!」
その日の夕方。手配ができたと呼ばれ、私はシドから荷物を受け取っていた。
「それじゃあメキ、まずはコイツだ」
シドが2枚のカードを差し出す。
「これは・・・飛空挺パスに、調理師免許、ですかにゃ?」
受け取ったその2枚のカードには両方とも『Mike』という名前が綴られていた。
シドは声のトーンを落とし、小声でささやく。
「今夜、体調不良を訴えて飛空挺のコックが1人動けなくなる。そこで『ミケ』という名前の代理の臨時コックが飛空挺に乗るんだ。その飛空挺でバストゥーク→ジュノ→ウィンダスと空の旅を続けた後、ミケはウィンダスで降りて料理修行の旅に出ることになっている」
私はこれまでだいぶ騒動を起こしてきた。当然、多少なりともマークされている。そこで身分を偽っての高飛びになったのだろう。ウィンダスならミスラも多いし身を隠しやすいはずだ。
「ウィンダスへの修行って、具体的には何をすればいいんですにゃ?」
「漂流物の確保と情報の入手が理想だな。もし旅先で来訪者に会った場合の判断はお前さんにまかせる。期間はそうだな、何事も無ければ1ヶ月は向こうにいてくれ。帰りは飛空挺の受付にこの手紙を渡せばいい。途中であけたりするんじゃないぞ」
2枚のカードとは別に、シドが封筒を渡してくれる。中身は事情の書かれた手紙が入っているのだろう。
- 530 :from34スレ-4:08/09/18 22:11:13 ID:???
- 83 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/28(木) 20:58:12 ID:QVUoS9jJ
「まだ渡すものがある。これを」
シドはブレスレットを渡してきた。でも、この透き通る色には見覚えがある。
「もしかして日本酒の?」
訪ねるとシドはうむ、と頷いて肯定を示した。
「割れたリアルのビンの破片を集め、ミスリルと混ぜて強固なブレスレットにした。だが、これだけじゃないぞ。コイツも持って行け」
シドは鞘に入れられた短剣を渡してきた。確認のため、鞘から短剣を抜いてみる。
「これは!」
ナイフの刀身は燃えるような真紅で、恐ろしいほどの魔力を秘めていた。だが、それだけでは無い。このナイフは、陽炎を纏っている!
「この陽炎は、赤鎧の!」
「そうだ。お前さんが倒した赤鎧の破片、僅かな量だったがかき集めてな。なんとかナイフを仕上げた。名づけてジャッジナイフだ」
これで私は赤鎧に通じる武器を得た事になる。これ程心強いものはない。
「ありがとうございますにゃ。この2つの装備はきっと役立ちますにゃ」
深々と礼をすると、シドは笑って「それがワシらの仕事だからな」と言った。
「さて、ワシの方からは以上だ。出発は今夜だが、荷物は大丈夫か?」
「荷物はもうばっちりですにゃ。他には何かありますかにゃ?」
「いや、それだけだ。気をつけてな」
「はいですにゃ」
一礼して部屋を出る。
向かう先は大工房に借りてる私室・・・ではなく、大統領府前のあの場所だ。
84 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/28(木) 20:59:19 ID:QVUoS9jJ
その場所に行くと案の定、門番のナジが気の引き締まらない顔でだらけていた。
「おいすー」
近づきながら声をかけると彼もこちらに気がついたようで、手を振りながら挨拶を返してくる。
「いよう」
いつもと全く変わらない、陽気な挨拶。これをしばらくできないのは少し寂しい。
けれども、そんな気持ちを出したくは無い。ここは爽やかな一言をと思ったが。
「話は聞いたぜ。あ〜あ、他国へ行けるなんて羨ましいな。俺なんてきっと一生ここに縛りつけだぜ」
ナジの方が一枚上手だったようだ。おどけた言い方がおかしくてつい私はくすくすと笑ってしまう。
「おいおい、笑うなよな。まったく、俺は一生懸命仕事してるのにひどいぜ」
「あははは、ごめんにゃ。私がいない間に門番さぼっちゃ駄目にゃよ?」
「おう、きっちり守るさ。お前も向こうで頑張れよ」
ヒラヒラとナジが手を振るので、私も大きく振り返す。
「またね、ナジ」
「またな、メキ」
別れの挨拶はすんだ。
寂しくならない内に飛空挺へ向かおう。いざ、ウィンダスへ!
- 531 :from34.5スレ :08/09/18 22:13:06 ID:???
- 15 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/30(土) 10:57:25 ID:IxHEXn/v
港区へ遊びに来た時にも見た事はあったが、飛空挺はゲーム内で見たものよりもはるかに大きい。
もちろん見た目だけでなく、実際に乗ってみるとその凄さが分かる。だだっ広いし、個室も多いし食堂もしっかり。冒険者を何も無い倉庫に押し込めるなんて事も無い。
パスが50万ギルもするのだから、リアルで言えば豪華客船に相当すると思ってもらえれば良い。
さて、そんな飛空挺に意気揚々と乗り込んだ私である。ミケは料理人という設定なので私は厨房で働く事になった。調理服に着替え、コック帽を被って準備万端だ。
「腹痛で休んだコックさんの代理でやって来たミケですにゃ。若輩者ですが一生懸命働くのでよろしくですにゃ」
厨房にいるみなさんにご挨拶。同じ職場で働くのだから印象は良くしておかなきゃね。
「おう、よろしく頼むよ。分からない事があれば遠慮なく聞いておくれ。ところでアンタ、得意料理とかはあるのかね?」
ガルカの先輩コックさんが挨拶がてらに聞いてくる。得意料理か・・・やっぱりアレかな。
「得意料理は―――――――カップラーメンですにゃ!」
リアルでいつもお世話になっていた品を、感謝の気持ちも込めて元気良く叫んだ。
16 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/30(土) 10:58:33 ID:IxHEXn/v
「ダルメルステーキ一丁!あと雪山のロランベリー3セット!」
「はいですにゃー!!」
さわやかな夜の注文が、澄みきった厨房にこだまする。
飛空挺に集うコックたちが、今日も中華一番のような無駄なアクションで料理を作っていく。
汚れを知らない心身を包むのは、白い色の制服。
ダルメルステーキはこんがりウェルダン、雪山のはロランベリーは形を崩さないように、慎重に素早く作るのがここでのたしなみ。
もちろん、慌てた上にすっ転ぶなどといった、はしたないコックなど存在していようはずもない
「うわっちゃにゃああーーー!!」
・・・約1名を除いては。
17 名前:Meki73 ◆7Q162gjvR6 [sage] 投稿日:2008/08/30(土) 10:59:24 ID:IxHEXn/v
さんざん粗相をした私はついに厨房を追い出され、アンミラ服を着てウェイトレスをするハメになっていた。
「スカートが短すぎるにゃ。ヒラヒラすぎにゃ・・・」
ヒラヒラの白いフリルにリボンたっぷり。頭にはヘッドドレス、胸元は開いてるし、ミニスカートは絶対領域ギリギリだ。尻尾にまでリボンをつけさせられた。
いかにもギャルゲーに出てきそうな格好なのだ。他から見てる分にはいいのだが、いざ自分が着ると恥ずかしくて死にそうだ。顔は絶対真っ赤になっているだろう。
けれども料理が下手で厨房を追い出されたので、これをやるしかない。ところが、羞恥心以外にもかなり重大な問題があった。
「ひゃっ!」
尻を撫でられた。セクハラだ。慌てて後ろを振り返るが、客はみんな普通にしているように見える。
位置関係から容疑者は数人に絞れる。だが巧妙な奴らしく、そこからまったく掴めない。なので私は普通に業務を続けるしかないのだ。
「うう・・・見つけたらGMに通報してやるにゃ・・・」
ぶつぶつと恨み言を呟きながらも、食器を下げていく。まだ仕事はたくさんある。手を休めてはいられない。
結局、営業時間が終わるまでにもう2回セクハラされた。
明日からはアイススパイクをかけて注文を取りに行こうと思う。尻や尻尾を触った奴は麻痺でカチコチの刑だ。天誅!
- 532 :(・∀・):08/09/18 22:16:24 ID:???
- 勝手ながらサルベージここまでです。
蟹って結構行数大目にとれるんですね。
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