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朝起きたら自キャラになってた:避難所

25 :(・∀・):06/08/16 23:37:21 ID:???
禿ヒュムはお茶漬けを用意していた手を、ふと止める。
「貴方は、我々にわざわざそれを伝えに来て…一体何を考えているのですか」
カボチャもまたクッキーを摘んでいた手を止め、喉の奥で笑ってみせた。
「ただの趣味さ。職務に忠実なのも結構だが、お前らにまだそれだけの自我が残されていて、
かつそれが許されてる意味、ちょっと考えてみたら楽しいかもな?
…まあ、頭に入ってるもんの事までは責任とらんけど」
「他の奴らも居るときに、そういう事は言った方がよかったのでは?」
禿ヒュムはかぼちゃの言葉に、呆れたようにため息をついた。
「まあ、オレが今この国にいる事自体割りとオフレコだからさ。
そういうわけで、お邪魔様。ぶぶ漬けは要らねえから」
かぼちゃはそう言うと、空中に向けて五指で何かを叩くような動作をした。
するとそれに呼応するように生じた赤い光の輪に包み込まれ、
輪が消えると、またかぼちゃはミスラの姿に戻っていた。
「いやホラ、ミスラが入ってったのにヒュム男が出てったらヘンだろ?
どうせ目撃者はいないだろうし、いても消すけどさ、色んな意味で」
「いいから早く帰ってください」
「やっと本音が出たなwww …んじゃ、達者でやれよ」
カボチャ頭のミスラ忍者が、バストゥークの片隅にひっそりと立つ、ちいさな事務所を後にする。
『来訪者を狩る事が優先業務ではない』、黒装束たちの業務時間。
定時あがりまで、あと一時間四十分。

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