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朝起きたら自キャラになってた:避難所
- 100 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:17:28 ID:???
- ランダムな方向に転がりながら回避する瞬間を刃に捉えるのは、なかなか厄介だが不可能ではない。
ときどきあらぬジャンプをして空中に逃げる個体もあるが、先読みして刺突すれば問題はないのだ。
「リードさん・・・」
メイミィが、トトと一緒にあとずさる。
心なしかおびえた様子で俺の名を呼び、しかしそれきり沈黙した。
「ん、何か?」
俺はいったん包丁を置き、いつのまにか汗ばんでいた手のひらを拭った。
「てめー!」
イッチが叫んだ。
「まな板ううん、キッチンごと破壊する気かにゃー!?」
続いて、どうして料理するのに片手剣を腰にぶら下げたままなのかとまくし立てた。
やけにテンションが高い。メニューがトンカツではないので、イッチは俺に八つ当たりしているのだろうか。
「料理ってしたこと、あります?」
「あまり経験はないが、切るのは任せてくれ」
遠慮がちに問うメイミィに、俺は微笑みを浮かべて頷いた。
イッチが皮付きのまま細切れにされたポポトをつまみ上げ、むーん、とちょっとだけ唸る。
ぽりぽり頭をかいて、また唸り、ビシッとソファーを指差した。
「あっちに座って、出来上がるまで待ってろにゃ」
やれやれ、何か気に食わないことでもあるのだろうか。
- 101 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:17:52 ID:???
- 俺は手伝いをあきらめ、リビングに置かれたやや大きめのソファーに座った。
―――実際、このまま二人くらいなら寝転べそうだ。
そんな感想を抱いたのは、俺が疲労しているせいだろうか。
手持ち無沙汰にキッチンのほうを眺めると、三人は仲良さげに並んで料理を進めていた。
三人の尻尾がフリフリと左右に揺れる・・・三人とも同じタイミングで、同じ方向へ。
くすっ、と思わず笑ってしまった。
「ん、なんだにゃ?」
イッチが不審げな顔で、おたまを片手に振り向いた。
「いや、なんでもない」
げふんげふん、とテーブルの上の酒瓶の一本を手にとり、ラベルを見たりして誤魔化す。
ロランベリーワインにまぎれて、マタタビワイン? なんだこれは?
「ねぇ、メイミイ。」
と、楽しげなトトの声が聞こえてくる。
なんというか・・・まさに聞こえよがしなくらいに、だ。
「今夜はうちに泊まっていきなよ。この前はメイミィの部屋に泊まらせてもらったから、おあいこ」
ちらっ、とトトが俺を見た。どうやら、俺の勘違いではないようだ。
ドゴン! ドゴン!!
メイミィがコロッケの為にポポトを潰していた音が、やけに大きくキッチンから響いてきた。
- 102 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:18:14 ID:???
- ふむ・・・。
俺はひとりごちた。
つまり、メイミィとトトは、既にそういう関係だということか。
ミスラ社会は一夫多妻制―――いや、ちょっとニュアンスが違うか。
男性は、その氏族の共有財産だ。
一人でも多くの女性と子を成し、氏族を繁栄に導くことこそが彼らの使命といえる。
都会に住まうミスラの男性というのも初耳だが、氏族にも諸般の事情があるのだろう。
メイミィが彼の子を孕んでいるのであれば、氏族同士で話し合い、普通はトトの氏族に子供だけ引き取られる。
通常ならば、それで話は済む。
だが。
日本人ともエルヴァーンとも異なる彼らの道徳や倫理観を、メイミィは受け入れているのだろうか・・・?
リアルへの帰還を代償に差し出した俺と、リアルへ帰らなければならないメイミィ。
捨てたはずの想いを、いまだにくすぶらせている俺は、他者から見たらさぞかし滑稽に映るに違いない。
懐かしいカレーの匂いが俺の鼻をくすぐった。ライスが炊けた匂いもする。
それまで眠っていた胃袋が、活動を再開するのを感じた。
こんな状況でも、何を考えていても、空腹にはなるものだ。
- 103 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:18:31 ID:???
- 「・・・これ」
キッチンから出てきたトトが、俺の前に小皿を差し出した。
皿の上には、揚げたてのコロッケ。
「メイミィが、試食してって」
見れば、メイミィがキッチンから心配そうにこちらの様子をうかがっている。
そんなに心配しなくても、コロッケはこんがりと揚がっていて、見るからに美味しそうだ。
無作法ながら、アツアツなところを手でつまむ。
そして、一口。
「これは・・・うまい・・・」
サクサクの衣に包まれた中身は、ポポトと肉の配分が絶妙で味わい深い。
旨みが口一杯に広がり、幸福感が腹の底からじんわりと湧き上がってくる。
思わず、ため息が漏れた。
視線を上げ、さっきからずっとこちらを見つめているメイミィに微笑む。
「おいしいコロッケだね、メイミィ」
「でしょ?」
トトが、俺と彼女の間に割り込んむようにして、小皿を取り上げた。
「僕とメイミィで作ったコロッケだもん」
「そうだな」 俺は頷いた。「ところで・・・」
気になっていることがある。俺は、傍らにある片手剣の感触を確かめた。
「一つ確認しておきたい。この部屋は、本当に君のものなのか?」
- 104 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:18:53 ID:???
- 「そうだよ? 元々は僕の氏族の持ち物だけど」
トトは事も無げに答えを返した。
「ジュノを訪れた氏族の女性を泊めて、僕がお世話するための家ってわけ」
俺は頭をガツンと殴られたような気がした。
この程度のことで動揺する自分ではないはずだ。だが、メイミィに関わることだから、なのか。
彼女は知っているのか? いや、日本人女性の良識がある彼女が知っていてここに留まるはずが・・・ない。
「メイミィは、君の氏族の人間ではない」
俺はトトを真っ直ぐに見据えた。苦しい言い分だ、と自分でもわかっている。
それを見透かされたのか、彼は微笑みすら浮かべて言った。
「そんなコトわかってるよ。それに“来訪者”なんでしょう? でもね・・・。
僕たち男が好きになった女性と交わるのなら、氏族の枠なんか関係ないんだ。知らなかった?」
―――メイミィを、守りたい。
ずっと押し込めていた気持ちが、胸の奥底から湧き上がり、抑えきれないのを感じた。
トトは無邪気な少年などと思ったのは、単なる俺の“逃げ”だった。
俺は、トトをひとりの“男”と認め、ゆっくりと立ち上がった。
「トト。君はメイミィを誰にも譲らない、と言った」
俺の声は静かで、しかし腹の底から発せられていた。
トトは獅子に睨まれた猫のごとく、身動き一つできない様子だった。
「俺も言おう。メイミィは、君には渡さない」
理由などない。ただ、俺は強くそう望んだんだ。
- 105 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:19:18 ID:???
- 無言で睨み合う二人の間に緊張が走る。
行き場を求め、空中で互いの感情がぶつかり合う。
この場所で直接的な行動に出るのは論外だ。では罵りあうのかといえば、それも違うだろう。
せいぜい皮肉の一つも交し合うくらいが関の山だろうが、あいにく、こういう時に限って上手く舌が回らないものらしい。
別にトトのことを嫌いではない、というのも躊躇される原因か。
逆に、相対する彼も、言ってしまったはいいが次に続かない、といった風だ。
何か言おうとして、ためらい、また何か言おうと唇をわずかに開くのを繰り返す。
張り詰めた空気の隙間を縫うように、香ばしいカレーの匂いが漂ってきた。
「オイィ、皿並べるくらいは手伝いにゃがれ―――」
イッチがシャモジを片手に、ひょっこりとキッチンから顔を出す。
「―――よん? オトコ同士で、なに見つめあってんだにゃ」
「あ、いや・・・」
どちらともなく、視線をそらした。
何か言いつくろおうとして、だが、イッチの檄がそれをさえぎった。
「ほら、さっさと皿並べろにゃ! 働かざるもの食うべからずッ!」
俺は、わかったよと肩をすくめ、キッチンにお邪魔した。
物言いたげなメイミィと目が合う。
何を勘違いしたのか俺は、「コロッケおいしかったよ」などと口にして微笑んでしまった。
- 106 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:20:14 ID:???
- テーブルクロスの敷かれた上に並べられた料理は、どれも見事だった。
カレー、サフランライス、カレーコロッケ、色とりどりのサラダ。
ワインの瓶が数本と軽いおつまみに、各種フルーツのデザートまでも。
「たくさん食べてくださいね」
そう言ってメイミィが皿にサフランライスを盛り、イッチがカレーをかけていく。
最後にこんがり揚がったカレーコロッケを上に乗せ、“カレーコロッケカレー”の出来上がりだ。
「じゃじゃ〜ん!」
ふふふん、とイッチがまるで一人で作ったように胸を張った。
だが、そんなしぐさも許せてしまいそうな魅力を放つ伝説の逸品。
「おいしそう!」
キラキラと目を輝かせ、トトが喜ぶ。無論、俺も同様だ。
食欲がなくて不意に思い浮かんだ「カレー」だったが、ここまでの出来栄えとは。
「さっそく食べようにゃ!」
食べ物の恨みは恐ろしい、とはよく言うが、食べ物の魅力も、やはり恐ろしい。
先ほどの緊張した空気は、もはやどこかへ消えていた。
俺たちは席につき、各々グラスにつがれたロランベリーワインを片手に、乾杯した。
「かんぱぁーい!」
「にゃ!」
- 107 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:20:36 ID:???
- 俺は酒を一切飲まない。
飲めないのではなく、飲まない。本来は酒好きだが。
アルコールは判断力、運動能力を著しく低下させる。
何故そこまで、と理由を聞くまでもないだろう?
「―――乾杯!」
料理を前にして、みんな笑顔でグラスを掲げた。俺もひとくち、ワインを唇につける。
俺は酒を飲まないんだ、と言い張って、この楽しげな雰囲気をブチ壊すような真似ができるはずがない。
そうしてグラスを置き、さりげなく柑橘系果物のスライスが浮いた冷水を飲んだ。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・」
いつのまにか、三人の視線が俺に集中していることに気がついた。
「どうした?」
あぁ、そうか。
言ってからはたと気がついて、俺は手元のスプーンを手にした。
サクサクのカレーコロッケを割り、今にも胃袋が鳴りそうな香りのカレーをすくう。
パクッと口に入れたとたん、えもいわれぬうまさと辛さが広がった。
「うん、うまい。これは、すごい」
正直な感想を告げると、三人は歓声を上げて喜び、我先にと食べ始めた。
俺たちは、たわいもないおしゃべりに花を咲かせながら、目の前に並んだ料理を心ゆくまで楽しんだ。
- 108 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:21:04 ID:???
- 「―――で、100にゃんが瀕死のオレを背負って、チャリでサンドを飛び出したってワケにゃ!」
おお〜っ、とトトが拍手を捧げ、気をよくしたイッチがグラスのワインを一気に飲み干した。
すかさず隣に座っていたトトが新しい酒を注ぐ。
食卓はいつのまにか宴会へと姿を変え、空の瓶が何本も転がっていた。
“カレーの付け合せは福神漬けかラッキョウか決定戦”から、イッチの冒険物語へと話題がめまぐるしく移り変わっている。
イッチが“チョコボの宅配便”まで話し終わる頃には、きっと夜が明けているに違いない。
「もー、みんな飲みすぎですよぉ」
そういうメイミィも、やや呂律が回っていない。
そんな様子を見たイッチはむんずと手元の瓶を掴むと、メイミィのグラスを勢いよく満した。
「メイミィは飲みがたらねーにゃあ! さぁさぁ、ググッとぉ」
・・・たまには、こんな時間を過ごすのもいい。
そんな事を思いながら、俺はおつまみをかじりつつ、アイスティーを飲んでいた。
ふむ。ウィンダスの茶葉を使うと、冷やしても味が濁らないようだ。
ホットで飲むならサンドリア茶葉に勝るものはないが、あるいは選択肢を増やしてもいいかもしれ―――。
バサリ。
頭上から布の落ちてくる音がして、俺の視界をチュニックが遮った。
「興奮したら暑くなったにゃ! 脱ぐにゃ!」
イッチだった。
脱ぐと言う前に、すでに着ていたものを放り投げていた。
- 109 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:21:26 ID:???
- なかば呆れながら、俺はほのかに女性の香りのするチュニックを顔から引き剥がした。
「おい、イッチ。いくらなんでも―――」
「にゃにゃ?」
名を呼ばれたイッチが、こちらを振り向いた。頬が赤く上気して、目が潤んでいる。
ワンテンポ遅れて、白い下着に包まれたやや大ぶりの胸が、ほよん、と揺れた。
セルビナで過ごした時間が一瞬だけ脳裏をよぎり、俺は言葉に詰まってしまった。
「イッチさん、スタイルいいです・・・。ボク、イッチさんのこと好きになったみたい・・・」
その声で、俺はハッと我にかえった。トトも頬を上気させ、常ではない酔い方をしている様子。
メイミィも、気のせいかモジモジと体を震わせている。
おかしい。三人ともが、ゆらりゆらりと何かを誘うような尻尾の動きを・・・。
その時、テーブルに転がる酒瓶の一本が目にとまった。
“またたび酒”
「―――まさか」
「にゃあ・・・。トトもいいオトコだにゃ・・・」
「イッチさん・・・」
どちらともなく近づいていくイッチとトト。二人のしなやかな指がいとおしげに絡み合う。
俺は椅子から立ち上がった。
イッチの首根っこを掴み、有無を言わせずトイレに連れ込んだ。
- 110 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/08/19 09:29:30 ID:???
- 以上が12スレ目の投下でした。
- 111 :(・∀・):06/08/19 17:59:06 ID:???
- ちょっとフレのミスラにマタタビをあげてくる
- 112 :(・∀・):06/08/19 18:00:27 ID:???
- 朝起きたら自キャラになってたら。
ガルに甘えたい。
エル♀に甘えたい。
ヒュム♀とデートしてみたい。
ミスラといちゃつきたい。
剥げヒュムでつかまりますた。
- 113 :(・∀・):06/08/19 19:59:11 ID:???
- >>111そういえばミスラは生魚食べる能力があるときいて、
フグ食わせてみたんだがなんともなかったなぁ。
- 114 :メイミィ-185 ◆ajBPG2hnCs :06/08/20 01:57:12 ID:???
- ネ実のスレ保守足りなかったですね…orz~
スレ立て乙ですm(_ _)m
携帯から前スレの続き投下しますー。
- 115 :メイミィ-185 ◆ajBPG2hnCs :06/08/20 01:57:50 ID:???
- 「よし、っと」
最後のコロッケを揚げ終えて、それをクッキングシートを敷いた皿に載せ、額の汗を手の甲で軽く拭った。
「わ、おいしそう」
イッチに注意された後、おとなしく横で揚げる様を見ていたトトが声を上げる。
実際、自分で見てもかなりの出来栄えだと思う。きつね色をした揚げたてのコロッケは見ているだけで食欲をくすぐる。
わたしはコロッケをひとつ小皿に移し、
「これ、リードさんに味見してもらってきてくれる?」
とトトに手渡した。
何となく険悪な感じのふたり、リードとトト。出来るなら仲良くなってもらいたい。
ふたりで話す機会を作れば、もしかしたら意気投合してくれるかもしれない。ますます仲が悪くなる危険性もあるが。
それに何よりリードの感想もとても気になる。
小皿を渡されたトトはしぶしぶといった表情で頷くと、ソファーのほうへ歩いて行った。
- 116 :メイミィ-185 ◆ajBPG2hnCs :06/08/20 01:58:41 ID:???
- リードの前に立ったトトが、彼に向かって小皿を差し出した。
リードは小皿を受け取ってコロッケを手でつまみ、口へと運ぶ。
色んな意味ではらはらしながら見守っていると、視線に気付いたらしいリードが声をかけてきた。
「おいしいコロッケだね、メイミィ」
返事をしようとしたところで、トトが体ごと間に入りそれを遮った。
「でしょ?僕とメイミィで作ったコロッケだもん」
僕とメイミィ、というところが心なしか強調されていた気がする。
リードの様子がトトの体で隠れて見えないのが歯がゆい。
でも、とにかくコロッケはおいしいと言ってもらえた。良かった、と安堵の息をついた。
皿やグラスを用意していると、リードとトトの会話の中に何度かわたしの名前らしき言葉がかすかに聞こえた。
何を話しているのかとてもとても気になるが、わざわざ手を止めて聞き入るのも出刃亀という感じがする。
悶々としていると、蒸らしたご飯をかき混ぜていたイッチがしゃもじを片手にひょこっと顔を出し、
ソファーの方に「皿並べるくらいは手伝え」と声をかけた。
それに従いキッチンに入ってきたリードと目が合う。
トトと何を話していたのかと問い掛ける前に
「コロッケおいしかったよ」
と声をかけられてしまい、言い出すタイミングを失ってしまった。
- 117 :メイミィ-185 ◆ajBPG2hnCs :06/08/20 01:59:16 ID:???
- テーブルクロスの敷かれた豪華なテーブルの上に料理の皿が並ぶ。
どれも一部を自分が作ったとは思えないほどおいしそうに見える。ひとりで作ってもこんなにうまくはいかないだろう。
イッチがひとりで作ったようなしぐさをしていたが、実際彼女が一番働いてくれていたので気にならない。
ワインが注がれたグラスを各々が軽く掲げ、乾杯を済ませる。
さっそく食事…の前に、「カレーが食べたい」と言い出したリードの感想が気になり彼に視線を向けた。
イッチとトトも同様のようだった。
ミスラ三人の視線に気付いたリードが不思議そうに尋ねる。
「どうした?」
が、すぐに意味がわかったのか、カレーをひとすくいし口に運んだ。
「……」
固唾を飲んで見守るわたしたち三人に、彼は微笑みを向け小さく頷いた。
「うん、うまい。これは、すごい」
「やったにゃ!」
「良かったー♪」
リードの感想に満足したわたしたちは、さっそくカレーを食べ始めた。うん、本当においしい。
ワインは飲みやすくてカレーによく合うし、サラダもしゃきしゃきの野菜がおいしい。
わたしたちは素晴らしいディナーに舌鼓を打ちながら、他愛もない会話を楽しんだ。
- 118 :メイミィ-185 ◆ajBPG2hnCs :06/08/20 02:00:26 ID:???
- 食事が終わってからも話題はつきず、むしろ盛り上がっている。
イッチが身振り手振りを大きくつけて話をして、トトがそれに大げさなほどに合いの手を入れるという具合だ。
ふたりともかなりアルコールがまわってきているように見える。
かくいうわたしも何杯目かのワインを飲み干して、なんだかほわほわした気分になってきた。
「もー、みんな飲みすぎですよぉ」
一応注意をするが、もちろんみんなお構いなしだ。
逆にイッチにワインを勢いよく注がれて、飲みが足らないなどと言われてしまった。
まぁ、せっかくだから飲まなければ損だろう、と注がれたワインを一気に飲み干した。
するとますますほわほわな気分になってきた。なんだかいい気持ち…。
なんだろう…体が熱い。体の芯がじぃんとする。なんだか騒がしい気がするが、頭に入ってこない。
ぼぅっとしていると、視界の端に下着姿のイッチがリードに首根っこを掴まれてトイレに連れ込まれるのが映った。
「んにゃ…?…リードさん…イッチさんつれこんじゃって、にゃにするつもりですかぁ!」
むかむかしながら、ふらつく足を無理やりトイレに向かわせる。
「へんなことしてたらしょーちしないですからねぇ」
- 119 :メイミィ-185 ◆ajBPG2hnCs :06/08/20 02:01:13 ID:???
- 以上となります。
みなさまわっふるわっふる(*´∀`*)
- 120 :(・∀・):06/08/20 08:46:58 ID:Xy9tXgIy
- よう
ネ実にたってるぜ
帰れば?
- 121 :(・∀・):06/08/20 10:06:43 ID:???
- こうしてこのスレは静かに落ちていくんだな・・・
- 122 :(・∀・):06/08/20 11:21:29 ID:???
- 元々wikiと併せて連絡所のつもりでいたのがまずかったかな…と。
まあ、立ったなら帰るしかないんだなぁ。
続いてる話を途中でぶちきって、終わらせすらしないのは非常に歯に物が挟まった気分になる。
「完結させてから投下」って形式をとってこなかったから
みんないきなり続きからってのも、初めてスレ見た人には受け入れづらかったんだろうと思う。
だが私は謝らない。
…じゃなくって。
お世話になりました。
これからもお世話になるかも知れません。
成り行きでリレー小説みたくなってるし妙な背景設定もついちゃってるけど、
それに則る必要はどこにもないんだよね、元来。
スレタイの通りです、書きたいと思ったら好きに書け。で事足りる。
じゃあ、そういうことで。
朝起きたら目の前にあの白いカリカリクポ野郎がいて、
自分は猫耳しっぽが生えてたり、耳が長い三等身だったりする、
よく見慣れた体になってたら、どうする?
- 123 :(・∀・):06/08/20 12:33:38 ID:???
- 自分のキャラになっていたら?そうだなぁ・・・
夏特有の蒸し暑さによらぬ自然な目覚めを迎え、私はぼんやりと天井を見つめた。
ログハウスのような木製の天井。パチパチと火がたかれる音。
「ご主人様、朝クポ〜♪」
子供のような、と言うよりハムスターやウサギのような甲高い声が私を呼ぶ。
「ん・・・分かった、起きる・・・」
やはりぼんやりとしたまま応え、ベッドから出た。
・・・・・・ベッドから『出る』?
私は姉妹で2段ベッドを共有している。ならば『おりる』が正しいはずだ。
妙な違和感に気付き部屋を改めて見直すと、粗末なテーブルに置かれたランプが目に入る。
あれはエッグハントの景品?隣に置かれたコスメは見たことのないデザインだ。愛用しているものじゃない。
「今日はサンドリアティーとサーモンサンドクポ〜♪」
白いふわふわした、馬鹿でかいウサギ・・・モルモット?がトレイを抱えてやってくる。
いや、腹の出具合から言ったらブタかも。じゃあこの飛んでいるのは何?ブタコウモリ?
「ご主人様が久しぶりに帰ってきて嬉しいクポ!」
テーブルにトレイを置き、くるくると本当に嬉しそうに回る。
「・・・あ、いや、私は・・・」
「クポ?」
ブタコウモリ?は私をまじまじと見つめる。と言っても、戯画の大陸人のような目ではよく分からない。
「ご主人様、しばらく見ないうちにおしとやかになったクポ?男らしくないクポ〜」
「いや、私は男じゃ・・・え?」
その言葉に、先程から感じていた違和感がはっきりと形を表す。
パジャマ代わりの甚平でなく、ぴったりとしたTシャツのようなアンダーウェア。
青年らしい引き締まった体に女性らしい凹凸はなく、短く整えた髪がうなじに触れる。
「・・・『クポポ』、鏡どこだっけ」
私が呼ぶと、彼はどこからか姿見を持ってきて私の前に置く。
まだ少年の色を濃く残した、あどけなくすらある顔。男にしてはさらさらした、少し長めの金の髪。
ぱちぱちとまたたく瞳は空の青。・・・見たことがある。リストとにらみあい、何度も吟味した。
ヒューム♂F4金。Sサイズ。首に下げたドッグタグのようなプレートは、サンドリア出身を表している。
「・・・嘘でしょ?」
独白する声は聞き慣れたアルトでなく、少しハスキーなテノール。
モーグリはこくりと首をかしげ、それから食事をとるように勧めた。
冷めたらおいしくないから、と。
こんな感じ?(・ω・)
- 124 :(・∀・):06/08/20 15:47:43 ID:???
- ネ実にスレ立ったけどさ何あれ?小説なんかなくていいんだってさ。
スレ立てた香具師が自演連投でコテハン叩いてるだけの私怨スレじゃん。
ヴァカも沸いちゃったし、コテハンの書き手さんたち、そろそろちゃんと今後のこと話し合ったほうがよくないか?
といつもはROMってる俺が見るに見かねて言ってみるテスツ。
小説の続き楽しみにしてるからマジ頼む
- 125 :(・∀・):06/08/20 16:24:10 ID:???
- ほんとだ、ネ実のスレひでーな。
スレ立て主がいくつかID使って自演してんの見え見えなんだが。
自分も書き手のくせに他の書き手(主にリードさん)叩いて何がしたいんだ?
今までこういう流れでやってきて自分も従ってたんだから
今更勝手に方向性変えようとすんなヴォケ。みっともねぇな。
小説なしでネタスレとしてやってきたいんなら別スレで一人でやってろ。
俺も>>124と同じで小説いつも楽しみにしてるからマジでどーにかして欲しい。
- 126 :(・∀・):06/08/20 16:48:15 ID:Xy9tXgIy
- まて
りーどw
叩いてたのは俺なんだが書いてないし読んでるだけだし
- 127 :(・∀・):06/08/20 17:01:34 ID:???
- 立てたの俺だけどw自演してねぇしwww
あれは普通に話したらレスがついてただけだ。
IDみてみw
>>123それでいいかと。ネタは良いんだし、新規一転とおもってこっちでも向うでも伸ばしあって、
良いネタが揃ってきたら板越えて競演とかできるじゃないか。もりあげようぜ。
- 128 : ◆MwNTY7GtwI :06/08/20 17:04:11 ID:???
- 折角vipクオリティ機能使えるんだから強制IDモードsage固定で立てた方がよかったのかなー。
まあそれはさておき、私が言いたいのは>>122が全てです。
寝起きに携帯からレスったので改行とかえらいことになってますが。
方向性というのは勝手にそうなっていくもんだと思うのですよ。
その上で、今後の方針として、本格的に長いお話を書きたいと思うならこっちに誘導なり、
わーやべー胸がある尻尾キタコレwwwww等々ネタを連ねていくならネ実とか、
棲み分けするのはそれはそれで、ありなんじゃないですか?
無論こっちで小ネタをやるのも全然おっけーでしょうし、その逆もまた真なり、です。
私は当時スレに書き始めた頃の流れに乗って、別の作者さんのお話に
脇役ということで混ぜて貰ってる状況で、それを自分の目線からどういう感じで見てるのか、
というスタンスで話を書かせて貰ってましたが、
もしそういう事にならなかったら、というifも短いネタの形で出していける可能性があるんだなぁと
今のスレ並立の状況を見て考えてました。
まあ何が言いたいかって言うと、わっふるわっふる。
叩きの人を叩きかえす事ほどつまらん事はない。
- 129 : ◆MwNTY7GtwI :06/08/20 17:05:09 ID:???
- あー、うー、えーと。言い忘れるとこでした。
続き投下できなくてすいませんすいません orz
- 130 :(・∀・):06/08/20 17:07:11 ID:???
- それにリード氏は叩くより、好きにやらせれば伸びるタイプ。天才型だな。
逆に叩くと伸びないな。彼は。
天才は叩いて伸びる奴と叩いたら縮こまる奴がいるが彼は後者だ。
思ったことはそのままだし、あらゆるカオスを叩き出すネトゲ実況板住民として思ったことはいうが、
別に叩いてない。普通の感想だな。まぁキツイかもしれんが。
- 131 :(・∀・):06/08/20 17:08:05 ID:???
- >いくつかID使って自演してんの見え見え
読めませんか?
>小説なしでネタスレとしてやってきたいんなら別スレで一人でやってろ。
読めませんか?
蟹は自分には雰囲気合わなくて書き込めないとかネ実の方で言ってませんでしたか?^^;
こっち来なくていいんでネ実で立てた自己満足スレで一人でやっててください。
- 132 :(・∀・):06/08/20 17:13:38 ID:???
- >>129名脇役お疲れ。
好きなように書く。縛られない。
立てなおすなら原点に返ってやりたかった。後悔はしてねえな。
あと、なににつけても自演という頭が悪い奴にいうが、
リード氏は「皆コテハン名乗れ!誰が誰かわからん!」と言われて、
「サービスで」つけてるんだよ。コテハンを。
コテでつければ叩かれる。感想が来る。電波も来る。それでもやってくれてる。
そう言う意味では叩く気にはならんな。俺はきついことは言うが純粋にリードさんの話は面白いと思う。
落ちたスレを立てる以上は原点回帰。
別の板に立てるなら住人無視で勝手に話を展開したりしない。
もとの住人、元の住人が育ててきた物語を尊重する。
それは書き手として、復活した物語として礼儀でありたい。
- 133 :(・∀・):06/08/20 17:14:42 ID:HgIXcPMB
- だから別人だっつーのw
- 134 :(・∀・):06/08/20 17:15:27 ID:Xy9tXgIy
- IDを出せといいたい
- 135 :(・∀・):06/08/20 17:16:52 ID:HgIXcPMB
- 127 130 132が俺だね。てか上げたくないからそうしてたんだが。
お前なぁ俺がドレだけ暇人だと思ってるんだ…。
小説は確かに書いてるから暇人といわれてもしかたないが。
- 136 :(・∀・):06/08/20 17:37:35 ID:???
- みんなwwwwwwwケンカはよくないwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
言い争いみてたら折れ様悲しくなっちゃうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ここは蟹wwwwwwwwwwwwww
うはwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwの精神でwwwwwwwwwwwww
これで全部おkwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 137 :(・∀・):06/08/20 17:43:58 ID:HgIXcPMB
- うはwwwおkkkkkkkkkkkkkk
神よあなたは我々にうはwwwおkkkkkkkkkを与えた!!
…住人様の調停入ったんで、IDだしたし。きえるべ。
とりあえず自演じゃないな。新規一転に同意する人間はいた。それだけ。
- 138 :垢猫 ◆pj6.AARDMo :06/08/20 18:21:31 ID:???
- 荒れるのはあまり好まないですしね、蟹の住人は。
話し合うにも、もう少し落ち着かれてはどうです?
ネ実からいらっしゃるのはよいですが、ぴりぴりした空気まで持ち込まれないようにお願いします。
そしてうはwwwwwwおkwwwwwwの精神を忘れずに(´ー`)b
- 139 :(・∀・):06/08/20 18:23:17 ID:???
- 鳥コテ・・・orz
失礼しました。
- 140 :(・∀・):06/08/20 18:27:43 ID:???
- ピリピリしはじめたらwwwwwwwwwww内藤スレを読むwwwwwwwwwww
これで笑ってうはwwwwwwwwおkwwwwwwwwwww
みwんwなwでw笑wおwうwぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
http://www.ssetc.ath.cx/orz/
おwまwいwらwのw作w品wもw好wきwだぜぇぇぇぇぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 141 :(・∀・):06/08/20 19:22:29 ID:g3J8UO7N
- 今まで蟹住人さんたちに迷惑かけてすまんかった(´Д`;)
小説読みたい人と好き勝手やりたい人で、住み分けるっす。
新スレ立てますた。
今までの続きとか小説メインはこっちで
ttp://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1156068921/
ネタとかやりたい人はこっちで
ttp://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1156028621/
- 142 :(・∀・):06/08/20 19:51:34 ID:???
- 迷惑とは思わないけどなぁ・・・
ネ実にほとんど行かないから知らなかったですし。
来て早々荒れたのは驚いたけど、ネ実に戻るならこのスレはどうするので?
そしてネ実の最初の13スレ?が気がついたら全裸でスレになっているような。
- 143 :(・∀・):06/08/20 22:15:57 ID:???
- ここはそうなると、勝手ながらスレタイ通り
本スレいずれかが落ちた際の避難所の役目を果たすことになるんでないかな。
普段専ブラで見てる人はわかんないかもだけど、
ここのローカルルールの上のほうにはちゃんと「緊急時避難所」って書いてあるから。
しかしネ実2つ並立か…今度は乱立だとかって叩かれやしないだろか。
まあ、私は話の続きを練り練りするだけですけども。
お騒がせしてますほんと。
- 144 :(・∀・):06/08/20 22:28:05 ID:???
- お騒がせいいじゃないwwwwwwwwww
蟹はいつでもみんなを大w歓w迎wwwwwwwwwwwwwwwwwww
蟹で大事なのはうはwwwwwwwwwおkwwwwwwwwだけだぜwwwwwwwwww
>>143はwがたりないwwwwwwwwwもっと笑わないとwwwwwwwwwwww
- 145 :(・∀・):06/08/20 22:35:04 ID:???
- おkwwwwwwすまん悪かったwwwwwwww
まかせてwwwwwwそれじゃ明るいヴァナ生活、いってみようwwwwww
- 146 :(・∀・):06/08/22 20:21:09 ID:???
- 朝起きたら周りがくらい。
なんだか狭いところに閉じ込められているような・・・。
このかべ、硬いな・・・でも、ぶちやぶれるかな・・・?
俺はこの窮屈な部屋から飛び出そうと、何も分からないまま
がむしゃらに暴れた。この壁は想像以上に硬い。
必死に腕を、足を、頭をぶつけていると少しずつ壁はやわらかくなっていった。
・・・どうやら、壁に少しずつだけどひびが入っているらしい。
俺が思い切り壁に頭突きをするとピシッとわずかな音と共に小さな部屋に
わずかな光が差し込んだ。
キタコレwwwwwwwwwwwwwwww
俺はそのわずかな穴から必死に壁を切り崩していると、突然
視界が開け、世界が音と獣くさい匂いに支配され、
体を何者かにわしづかみにされた。
「わぁ!かわいい!!やっとうまれたぁ!」
目の前には一人のタルタル、そう、FF11のタルタルがいた。
は?ww目くりんくりんだし超萌えるんだけどwww
でもちょっと全身痛いから手離してwwwwww
「ちょっと!シャミミさん、生まれたてのチョコボをさわっちゃだめですよ!」
「あ・・・はぁい・・・。」
俺はわらの上に優しく解放された。シャミミって俺の自キャラだよな?
フェイスタイプ同じだし。で、あの隣にいるのはチョコボ育成のNPCタルか?
・・・ちょwwおまwwwwwまさか俺子チョコボになってる?wwwwwwwww
うはwwww子チョコボとして一緒にヒュムエルタルミスラ♀とお風呂はいっちゃったり?wwww
ちょwwwwwパラダイスって奴?wwwwwwwwwwwwwww
ってんなこといってらっれっかよwwwwwwwwwwwwwwwwww
朝起きたら自キャラ(の子チョコボ)になっていた。だれか助けてwwwwwwwwwww
- 147 :(・∀・):06/08/23 00:48:10 ID:fc1G35Mk
- >>146
君の運命はこれかなw
ttp://www15.atwiki.jp/ponkichi/pages/25.html
- 148 :(・∀・):06/08/23 09:55:27 ID:???
- 13スレ目、あっさり落ちたんですが・・・。
>>146おめw
- 149 :(・∀・):06/08/23 11:27:18 ID:Qi1s5j3Z
- スレタイに「お題」ってついてる後発13スレが生き残ったな。
やっぱ普通に話の続きを書きたい、読みたい奴のが多かったのだろ。
>>146
チョコボの気持でがんばwwwwwww
- 150 :146:06/08/23 19:12:01 ID:???
- 続くかどうか分からないけどがんばってみるwトンクス
でも、まだうまれないんだけどwwwwwwwwwww
見られすぎて、照れてでてこないの?wwwwwwwwwww
フルスイングで叩き割ったら出てくるかな?wwwwwwwwwww
- 151 :(・∀・):06/08/23 19:41:18 ID:???
- >>150
ごめん、お前の卵早く生まれないかなって、ちょっとお湯で温めてみたんだ・・・・・・・・
- 152 :(・∀・):06/08/23 19:58:40 ID:???
- >>151
お前もかよ!!
俺も、ついやっちまった・・・沸騰したお湯で・・・
- 153 :609 ◆dWeYTO/GKY :06/08/24 10:09:34 ID:???
- え、え、本スレ復活かと思ったらこっちも楽しそう・・・
どっちに行けばいいの;教えてライオンたんヽ(´д`;)ノ≡ヽ(;´д`)ノ
- 154 :(・∀・):06/08/24 10:47:50 ID:???
- 両方に行けばいいwwww
- 155 :609 ◆dWeYTO/GKY :06/08/24 12:00:06 ID:???
- ネ申(・∀・)!!!!!
- 156 :(・∀・):06/08/25 01:12:54 ID:???
- >>609氏。恋愛フラグ二つ目【おめでとう!】
モテモテだなwww
- 157 :(・∀・):06/08/25 11:44:06 ID:???
- おいィ!!!周りの卵がなかなか生まれないわけだが?
痺れを切らした冒険者が無茶をしやしないかと一チョコボとして不安でならない。
元自キャラ、現飼い主のシャミミはというと、一通り餌をあげたり、
撫で回したり、抱きかかえたりして散々俺をおもちゃにしたところで満足したらしくて
どこかへと出かけていってしまった。・・・ぶっちゃけ思っていたほどいいものではなかった。
疲れる・・・w
最初は「はい、あーん。」とかやってもらって『赤ちゃんプレイキタコレwwwwwwww』
なんて頭の中をお花畑にしていたのだが、どうやら俺には赤ちゃんプレイは向いていないらしい。
どちらかというと赤ちゃんみたいに甘えられるほうがwwwwwww
いや待て、俺が成長して立派なチョコボになれば甘えられるんじゃね?
しかも血統称つきになったり、チョコボレース優勝とかしたりしたら
色んな女に「きゃー!なでさせてー!」とか「きゃーー!だかせてー!」とか言われちゃったり?wwww
うはwwwww夢がひろがりんぐwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そんな妄想を繰り広げていると、俺の隣のスペースにある卵を見守っていたミスラが卵をひょいと持ち上げた。
「ちょっとお湯で温めたらはやくうまれるかにゃー?」
んなわけねーだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこれだからミスラはwwwwwwwwwwwwwww
だがそこがいい。
「炎クリ、蒸留水、チョコボの卵にゃー!」
おまwwwそれゆで卵のれしpちょwwwwまてwwwwwwwwそれはまずいwwwwwwwwwwwwwwwww
炎は踊る。熱く、情熱的に、水を激しく沸騰させながら踊る。卵も踊る。
今、少し動いたように見えたのは気のせいだろうか?生まれるはずだった命のささやかな抵抗だったのだろうか?
もう、彼にどうだったのか尋ねることも出来ないだろう。なぜならば彼は・・・
「おいしそうにゃーw」
ゆで卵になってしまったのだから。・・・あーミスラじゃなくてタルタル選んでよかった。
- 158 :609 ◆dWeYTO/GKY :06/08/25 16:30:38 ID:???
- 【ありがとう。】
おれ、今の話にけりがついたら故郷に帰って結婚して、今度こそ幸せになるよ!
- 159 :(゜∀。):06/08/25 17:17:31 ID:???
- 我々に帰るべき地など無い!さぁ、無へと帰すのだ!!母なるクリスタルの元へ…!
・・・・・続き思いつかなかったw
- 160 :(・∀・):06/08/25 17:23:35 ID:???
- ゆで卵にされればいいとおもうお^^
- 161 :(・∀・):06/08/25 23:11:00 ID:???
- やっぱりミスラの習俗に従い、重婚ならぬ毎晩逆レイプ?
相当強くてカッコもいいからモテモテ(?)確定だな。
人間の世界に残るとしても来訪者じゃないアオツキさんの体のほうの人、
案外強いかも試練。複数ジョブカンストだし。忍やってたなら足腰は強いだろ。
・・・ミスラの習俗は知らんが、ヒューム女を連れ帰っていいもんなんだろうか。
- 162 :(・∀・):06/08/25 23:14:44 ID:???
- ミスラ族における男性の地位。
共有財産。
家事も産業も全て女性が行い、戦士も女がやっている。
暇は死ねるほどあるので、死ねるほどミスラの勇者たちに武術やら学問やら"アレやコレや"叩き込まれる。
(恐らく多大なパワーハラスメントと共にwwww)
・・・俺、人間に生まれてよかったな!!!wwww
いやwうらやましいわけじゃないぜwwwwwww
- 163 :(・∀・):06/08/26 02:48:34 ID:???
- 家事はほぼ全部女性だったとしても、子供(子沢山なんて可愛いもんじゃない人数)育てるのは男性だろうなw
女性が狩りする種族だし。……そして数少ないオスラ(子)の一部は都会に憧れて女装で集落を抜け出すのか。
箱入りっていうかもう軟禁の域だwwww
- 164 :(・∀・):06/08/26 03:40:52 ID:x5BL5bhQ
- 女の子は精神鍛錬として両親と引きはなされて遠方の親戚に預けられるから残るのは野郎だな。
いや、違うだろ。コンな感じじゃね?w
ミスラA:族長大変です!○○様が逃げました!!
族長:ふーん
A:ふーんって。族長。○○様を結構気に入ってらっしゃいませんでしたか?
族長:あー。でもちょっとナヨナヨしてて頼りないからいい機会だ。にがしとけ。
死なないように遠くから監視はつけとけよ。
A:御意!!!
族長:しっかし…なんでうちの部族の男どもは、
部族のやり方をいやがって逃げる奴に限って後でたくましく成長するのかねぇw
A:なんだかんだいって他種族の男達の影響うけますよねぇ
族長:充分に成長したら拉致ってでも連れかえせwヒューム女にやるなよwww
A:うはwwwおけwwwwww
族長:成長後が楽しみだぜwwwww
A:うはwww族長のすけべwwwwww
族長:お前もハァハァしてるじゃないかwwww
- 165 :(・∀・):06/09/09 06:50:13 ID:???
- ギコナビで本スレに書き込めないのはなんでだぜ!?
- 166 :(・∀・):06/09/19 01:34:04 ID:???
- ギコナビはなんか古いと人多すぎのときに開けないとかエラーが出るとか
聞いた覚えがあるのぜ
- 167 :(・∀・):06/09/19 12:07:55 ID:???
- なおったのだぜ!!
てか、この人大杉で本スレの人はよくまあ向こうにいられるな。
- 168 :(・∀・):06/09/19 14:57:19 ID:???
- 専ブラ入れてたから暫く人大杉に気付かなかったという呑気ぶり。
執筆を始めてから数ヶ月…実際の自キャラが成長して
お話の自キャラとどんどん乖離していくのが切ないのだぜ?
お話の自キャラにも新しく入手したAF2着せてあげたいけど
どうにも無理でカナシス(´・ω・`)
- 169 :(・∀・):06/09/20 01:26:34 ID:???
- エルリッドのエアリーアーマーやメキのエアリーチェニカじゃないが、
デュナミスとは別ルートで手に入れる話作ればいいじゃん。お前ならできる。
設定的な問題で言えばレリック武器はともかく、
レリック防具はハイドラ戦隊用に最高の職人たちが作った装備群だが、
別にその職人たちが死んだわけじゃないだろうし(たった20年前だ)、
その気になればオリジナルストーリーで作れるはずだぞ。
まぁあぽかりぷすwだのえくすかりばーwやいーじすwやまんだうwなどのレリック武器はあきらめろ。
存在自体ギャグだから。
鯖2000人全員が闇王倒してランク6になってるのは無茶な話なんだし。
そりゃそうとカニ板住民様の軒先に勝手に上がりこんで勝手に内輪話した挙句、
なんの説明もなしに帰っていいもんかね?
最初様子見、恐ろしい放置、もめたら仲裁で来てくれた以外は訪れる人もいないからもう過疎過ぎる。
間借りしている以上、軒借りてるカニ板住人様にこの世界が気軽にわかって楽しめる作品をかこうかな。
まぁ基本は悪役とかじゃなくて「なんか朝起きたら白豚が目の前飛んでた」でいいような気がするが。
- 170 :(・∀・):06/09/20 01:28:12 ID:???
- 朝起きたら内藤列伝の内藤君になっていたら・・・。
・・・いかん。胃がキリキリするwwwww
うはwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwww
- 171 :(・∀・):06/09/20 09:07:10 ID:???
- >>169
その話もう終ってるwwwww
堅苦しい事は無しでwwwwおkkwwwww
>>141-145
俺様が自キャラになったらwwwww
まず姫との愛を足し龜隊ですwwwwww
/sh 祭京の織れ佐真wwwwwリアルバナディールに請う輪wwwww
/sh マイハニーwwwww射たら変事してwwwwww
>> Usuhime : ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^♪♪♪
臼姫のホーリーIIが発動。
→内藤に、計り知れないダメージ。
内藤は、臼姫に倒された…。
Usuhime >> 姫の愛もリアルwwwwwレイズ世路wwwww
>> Usuhime : まったく、こんな事態に陥ってもいつもと変わらないのはあんた位よ^^^^^♪
ごめ、携帯からだからちょっと疲れたwwww
- 172 :(・∀・):06/09/20 13:05:38 ID:???
- そうだなwwwおkwwww
じゃ俺が臼姫になってついでに姫がネカマかも確かめて・・・。
(ちゃんちゃんちゃーちゃららーんらららーん*2)電波少年プロデューサー出現のテーマ。
その後。俺の姿を見たものはいない。
- 173 :(・∀・):06/09/20 13:08:35 ID:???
- もういいや。隆起になってしまえ。
「mikannちゃーんww僕、中の人がかわっちゃったー!どうしよー」「うざっw」
・・・全然かわってねぇwww
俺には話を作る才能はないようだな!
- 174 :(・∀・):06/09/20 21:27:38 ID:???
- じゃあ糞樽の話でも。
糞樽:おいおいwwwwww何だこりゃwwwwwwタルになっちまってるじゃねーかwwwwww
糞樽:あれかwwwwwwあのよくわかんねぇネタスレのせいかよwwwwww
糞樽:・・・・・・・・・・・・wwwwwwwwwwww
糞樽:(やべぇ、まさかこんな時にあんなことを考えちまうなんてな・・・)
糞樽:(だが・・・どうする?もし本当にそうなら、試してみる価値はあるはずだ)
糞樽:(この鯖がすべてを超越している証であるアレを・・・本当にこの鯖が特殊である証のアレを)
糞樽:・・・・・・よし、覚悟は決まった
糞樽:・えちょ またオーキッシュネカマチャンピオンの仕業かよwwwwwww
糞樽:・えちょ 超越にもほどがあるだろwwwwwwったく、迷惑この上ねぇぜwwwwww
糞樽:(・・・来るか!?)
臼姫>>糞樽:Welcome to Naitoh^^^^^^^^^^^^^^^^
臼姫のホーリーVIが発動。
糞樽:・r お約束のアレキタ━(゚∀゚;)━!!!
糞樽:ってくぁwせdrftgyふじこlp;@:
内藤:ハニーwwwww常呂で折れ左真どうやったら藻との瀬甲斐に戻れ留の?wwwww
内藤:揖屋wwwwwwハニーと逸書なら戻れな区手もいいかwwwwww
臼姫:あんたはいいかもしれないけど私はよくないのよ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
臼姫のヘキサストライク!!
→内藤にステキなダメージ。
内藤:うはwwwwwwハニーの愛は板井ほど若ったwwwwww
内藤:kkwwwwww折れ左真ハニーからは慣れないwwwwww
臼姫:懲りないわね・・・思ったよりうざいし^^;
ぶっちゃけすまんかtt
- 175 :(・∀・):06/09/21 02:18:36 ID:t1Hr6TFg
- 朝起きたらDさんになっていたwwwwwww
もう無敵www世界は俺のもんwwwwwwwww
邪魔な仲間たちは全員死刑wwwwもう世界は俺のものwww
れれ?両手棍がない???まぁ素手でw
むむ?飯が霧の様に消えた?何故だ????
Bの奇襲!!!手前の槍なんざあたんねえええwwwww
Bのジャンプ…D(俺)に9999のダメージ!
・・・なんであたるんだーーー!!
B「仲間にははずさないからな!」逆だろ!普通!
リーダー「さてと。D君を返してもらいますか」
リーダーの放ったスリプルに抵抗することは俺には出来なかった。
今、俺はリーダーの謎の魔法によりマンドラゴラにされて(おもにDに)こき使われている。
助けてwwww
- 176 :(・∀・):06/09/21 13:32:26 ID:???
- どうでもいいが内藤列伝キャラはすごく強いんではないだろうか。実は。
- 177 :(・∀・):06/09/21 22:00:15 ID:???
- 強いよーw
まとめサイトに直接ピックアップされてるわけじゃないから過去ログ直接あさるしかないんだが、
赤鎧、正直おもちゃにされとる。
- 178 :(・∀・):06/09/22 00:00:17 ID:???
- つ【元ネタ:http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/9989/】
- 179 :(・∀・):06/09/22 03:47:46 ID:W/z+URPP
- 内藤列伝0を改めてみたらリーダーが実は廃人級の能力者だとわかったOrz
どんなジョブでもできるんかい・・・・。
- 180 :(・∀・):06/09/25 09:33:08 ID:???
- じゃもうブーメランLSまでこの世界にきたら赤い鎧達は壊滅確定wwwww
内藤列伝キャラは6人しかいないが、もはや特撮の戦隊物並みの圧倒的な実力差www
naitou君達が彼らを潰さないのは自分の身を守ってるだけだしwww
内藤列伝キャラとブーメランLSが本気になればマジつぶされるwww
・・・ブーメランLS、結構レベル幅があるけどね。
- 181 :(・∀・):06/09/25 09:34:24 ID:???
- …ボブ&マイクならいい勝負しそうだけど。
- 182 :(・∀・):06/09/25 10:40:51 ID:???
- ブーメランLSの皆さんはなぁ…中のひと召喚設定だと普通に強かろうけど、
例えばリメイク設定とか、中のひといないヴァナの住民としてだと、
勝てないというか赤鎧に処理対象として認識されないんじゃなかろうか。
某フル氏のように何かのきっかけがあれば、また話は違ってくるけどw
- 183 :(・∀・):06/09/25 17:17:19 ID:???
- GMの赤爺とジムが味方についている時点でパワーバランスおかしいだろw
そもそも内藤鯖は超越ありきだし、赤鎧がいなくても各キャラの命はオーキ
(レスはここで途切れている・・・)
- 184 :(・∀・):06/09/26 19:47:22 ID:???
- そもそもかって気ままなDQNにみせて、
効率じゃなく、もっと素直に、もっと良心のままにと、
FFプレイヤーの良心の化身であるブーメランLSや内藤列伝、ボブ&マイクのいる世界にフェイトという組織が向いてるわけ無いがな。
戦闘になったら間違いなく彼らが勝つだろ。FF世界を守るプレイヤーの良心の化身という存在だし。
ああいう世界の運命を支配する謎の組織だのといった存在は、
人生に不満はある餓鬼や俺最強なDQNが好きな中学生が好んで書く設定だし。
ま。需要あるから売れるけど。
- 185 :(・∀・):06/09/26 19:48:42 ID:???
- あと、赤爺やジム君もそうだと思うなあ。
FF11のGMってあんま楽しそうに仕事してるように見えないもん。
- 186 :(・∀・):06/09/26 20:44:30 ID:???
- わかったわかった。つまり言いたいのはこうだろ?
こつこつ続きを書く中学生>>>>>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>>>>>文句ばっかりたれてる奴
アンタ必死すぎwwwwwうはwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwが足らないぞwwwww
- 187 :(・∀・):06/09/27 22:11:35 ID:???
- 話を書き続けるってのは大変なんだけどなぁ。
300レスとか続いてるのってすごいことだよ。
>>184
内藤列伝はさておき、必ず勝つとは限らない。
フェイト登場→内藤たちあっさり勝利→うはwwwwwおkwwwww
なんて流れを想像しているんだろうけど、それは書き手にもよる。
まあ、書いてみたい話ではあるけど、中の人のことは諸説あるしなぁ。
リアル設定が固まっているわけじゃないし、下手に書けるネタじゃないってのが個人的な意見。
謎の組織云々ってのは、必ずしも必要要素ではないし、わざわざ絡めなくてもいいんだしな。
ちなみに共通設定は絶対ではないので、フェイトが出なくても全然OKだったりする。
ティーンズノベルにワンパターンなものが多い気がするのは否めないけどね。
大塚英志もそんなことを書いてたっけ。
- 188 :(・∀・):06/09/28 05:20:26 ID:???
- ボブとマイクなら勝つ話書くより逃げる話のほうが面白そうだな。
美女の赤鎧からひたすら逃げる逝けメン二人(何故か死なない)。おお面白そうだ。
- 189 :(・∀・):06/09/28 05:22:30 ID:???
- ところで臼姫はなんでオーキッシュバトルアクス(そこまで誰も言ってない)とか言われるわけ?
…あー。大佐。理解した。すまんがレイズIIIをくれないか。
いや、バニシュIIIはいらん。
- 190 :(・∀・):06/09/29 18:45:03 ID:???
- >>186 叔父が死んでそれどころじゃなかった。
俺にはいかな困難でも「うはwwwおkkkwwww」で復活できる内藤君の心の境地を理解することは永遠に不可能のようだ。あこがれるけどね。
いつもは笑えるネタの数々も、逆にムカつくだけだった。今では反省している。
ネ実の高学歴樽♀スレには笑ったけどね。
- 191 :(・∀・):06/09/30 00:21:32 ID:???
- ネ実の方に新しい人が投下してるわ〜
シリアス系?で読み手は選びそうだけど
てか、2作目読んでて軽く鬱になりそうだったおwww
- 192 :(・∀・):06/10/03 15:30:33 ID:???
- 本スレに沸いた煽りを必死チェッカーにかけたらなんだか優しい気持ちになれた
しかしどうなるんだろうな本スレ。
テンプレ刷新したいとか言い出してた人がいたが。
刷新してあの空気は変わるのか? そもそもあれをどう刷新するっていうんだw
- 193 :(・∀・):06/10/04 01:03:52 ID:???
- 俺はテンプレあのまんまスレ14にいっちゃっていいと思う。
なんだかんだと屁理屈こねるヤツが定期的にPOPするけど、結局いままでのスタイルがいいって書き手が戻ってきたんだしさ。
スレ13は夏休みとかお盆とか人大杉とか・・・いろいろタイミングが重なっちゃって波乱のスレだったよなぁ。
- 194 :(・∀・):06/10/04 01:04:56 ID:???
- ちなみに俺も必死チェッカーで久しぶりに生暖かい目で見守る気持ちを思い出したわw
- 195 :(・∀・):06/10/04 05:42:58 ID:???
- …三行レスばかりでなごみんだ。
結局小説スレ&身内ウケキャラネタじゃ成立しねえ。
斜に構えたネトゲ実況板民には向かないな。
大御所たちもネタウェルカムだもん。まずネタありきだし。
しっかしネトゲ実況板のまずネタありきのやり方を完全無視してお話限定にしてスレ三回も立てなおしはまさに異例…。
一回目がここでノーマル。二回目がネタありきの1スレ目に戻れ。
三回目でお話限定。いまさらネタで次が小説なんてやなこった。
三回目の途中でやっぱネタいれようぜで戻る。
まぁ新しい人がいっぱい入ってきたし、なんとかなるんでない?
俺は最近はコテたちが掛け合い漫才するのを見てるんで、物語は飛ばして読んでしまってるが。
- 196 :(・∀・):06/10/04 05:46:01 ID:???
- そりゃそうと神コテのユリフィナさんとか98とかアルルとかはどこ行ったんだろうなぁ。
世界を自分で作れる才能ってうらやましい。
- 197 :(・∀・):06/10/04 07:15:41 ID:???
- 俺が書くと萌えない和めない抜けないの三拍子で、
なおかつタルタルである意味ないらしいなOrz
難しいもんだ。
- 198 :(・∀・):06/10/04 19:38:07 ID:???
- >>197 そのカキコのIDあおりだったのか?
俺はてっきりきめぇの人にいってるのかと思った。
で、俺はきめぇ(Kimee)を決めぇと思っていたのでほめ言葉と解釈してたため、
どれが煽りかマジでわからんかtった・・・。
だってさ、日本語だったら百歩譲ってキモイだろう?普通にコテたちを讃えているのかとおもったんだ。
急に股間に増毛財ぶっ掛けられて大人になった気がしたよ。
- 199 :(・∀・):06/10/05 01:53:20 ID:???
- ごめんね。そのネタ書いたの俺だわごめんね。煽ってるつもりは無かったの。
普通にホモネタでネタフリして「巣にカエレ!」って言われてればそれでよかったんだよ。
フルさんが反応してくれたからツンデレネタ振ったけどさ。
てか、話の流れ的にネタフリしてるだけの俺がタゲられて他スレの発言コピられるってことは、
>>192は匿名カキコは全部必死チェッカーしてるってことで、
どう見てもこっちのほうが必死です。本当にありがとうございました。
- 200 :(・∀・):06/10/05 07:15:31 ID:???
- 否定はしないが…w
熊スプレーすごい破壊力だな。
あれが「リアルから持ち込める3つのもの」としてヴァナに来ていたらえらいこっちゃ。
リード氏が黒幕ぽいのと遭遇してるわけだが、
うちうすてーしょん…。トゥー・リアじゃ駄目だったんだろか。
んー、マトリックス。
- 201 :(・∀・):06/10/05 09:28:38 ID:???
- つか、どこまで話が広がるんだろうか。もうヴァナとかそんな話じゃない気が。
ところで、リード氏やフル氏のスタイルは何かに関係するのかしら(・ω・)
TRPGスレ?
- 202 :(・∀・):06/10/05 10:09:45 ID:???
- トーキョーN◎VAってTRPGだな。
背景世界がけっこう緻密だからTRPGスレでは取り扱ってなかったはず。
キャラ作成の時にスタイルってやつをみっつ選んで、
職業・性格・隠された心の内面に当てはめ、能力値を決定したり特殊技能を取得してくんだけど、
これがなかなか秀逸で、既存の物語キャラも殆どこれを使って当てはめて表すことが可能。
ってことで、お遊び的に自分のスタイルを設定して、こんな感じの性格ですよってのを表してるんだと思われ。
- 203 :(・∀・):06/10/05 10:37:49 ID:???
- 7スレだか8スレあたりでヒロさんもスタイル披露してたんだよな。
Kabuki●,Kage,Mayakashi◎だったか。
ジョブとしての魔道士、天邪鬼な性格、直感とひらめき、
もしかしたらリアルでは影が薄かったのかもしれない、もしくは何かあると鬱々とふさぎ込む。
などなど…解釈の仕方は多少分かれることもあるけれど、
長々と解説をしなくても、おおむねそういう系統のキャラだよなっと、
スタイルを知る人が見ればさらりと諒解することができるわけだ。
当時ほかの人のスタイルもなんか当てはめてみようと思ったけれど、
やっぱり本人の考える性格とか設定と齟齬が生まれてもつまらんなーと思って
結局断念した。
ちなみにKageとKabukiはペルソナに据えられるとそれぞれ暗殺者や泥棒、
芸術家や芸能人、あるいはギャンブラーに当てはめられる。
前者はFF11だとシーフや忍者、後者は詩人コルセアになるんだろうか。
まあ、ジョブチェンジのあるFF11だから、あまり緻密には適応できないけれど、
その人が一番大事にしてるジョブ、メインジョブから当てはめるのが妥当だろうな。
- 204 :(・∀・):06/10/05 11:46:20 ID:???
- 設定すりあわせて共有させてるんだとすると、
多分トゥーリアは使えなかったんじゃなかろうか。
データが壊れて赤鎧からは干渉不可領域になってる、とかで。
- 205 :(・∀・):06/10/05 14:52:08 ID:???
- >>202,203
丁寧に説明してくれてありがとう。
N◎VAは知ってるしプレイしたこともあるんだけど、スレに何か関係あるのかな?と思って。
ヴァナのジョブシステムに一番近い気もするけど世界観が・・・
って考えて、じゃあ他のスレかな?と考えたので。
自キャラスレってTRPGに似た要素あるし。
でも、そういうことなら納得できました。確かに分かりやすい。
- 206 :(・∀・):06/10/05 22:33:17 ID:???
- いまスレで主役張ってる人たちって、みんなリアルから三つ「持ち込んでない」人たちじゃない?
なんか偶然とは思えないんだけど・・・。
- 207 :(・∀・):06/10/06 09:50:33 ID:???
- うーん、どれどれ…。
ルーファス:特になし→後にヒロから煙草を譲られる
リード:リアルの金属から打った剣
ヒロ:本人は持ち込まず、先に来ていた来訪者の遺品
(腕時計、小銭たくさん→何枚かフルキフェルに貸し出し、煙草→ルーファスに譲渡)
フルキフェル:特になし→ヒロから小銭を借りる、宅配で"先輩"の所持品(リアルのサイコロ)が届く
レグナス:パソコンのみ持ち込み→バッテリー切れ中…
メイミィ:特になし
アオツキ:食卓塩
サン:特になし
こんなところか?
確かに3つすべてを持ち込んだ人はいないねぇ。
メキさんが復活すればあるいは…だけど。
- 208 :Lead_161 ◆zmxSLEadCU :06/10/07 02:09:03 ID:???
- ・・・リードはリアルの物を持ち込んでおりません・・・
- 209 :(・∀・):06/10/08 10:12:42 ID:???
- 初代98氏復活キタコレ
- 210 :(・∀・):06/10/09 12:41:40 ID:???
- つ次スレ
「自キャラになった」で物語を書くスレ14
ttp://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1160358075/
- 211 :609 ◆dWeYTO/GKY :06/10/11 12:10:03 ID:???
- おおお、覚えててくれてる人がいた(*´Д`*)
「お前の話長いし描写くどいし読んでねーよ!」って人が大半だと思ってました【ありがとう。】【ありがとう。】
NOVAのスタイルは、NOVA知ってる人には「こんなキャラ」って説明するのにすごく便利ですよねw
自分も一時期、自分の話に出てきた登場人物にいちいちスタイルつけてたりもしたんですけど、なんか内輪受けっぽくなる気がしたのと、そっちの方が楽しくなって話書かなくなる気がしたのでやめましたw
でも結局TRPGから離れられないわたし(/ω\)
- 212 :(・∀・):06/10/12 09:55:26 ID:???
- FFの忍者っていわゆる避けカブトタイプになるんだろーか。
いやね、ほらリードさんとメイミィさんが組んでるからなんとなく気になって。
- 213 :609 ◆dWeYTO/GKY :06/10/16 15:07:35 ID:???
- システムの裏をかいたコンボで、実質常時難攻不落になっちゃったバグキャストだったりして(´∀`*)
それはそれとして、緑茶氏の話に出てくるキャラがどれがどれだか気になって仕方ないわたしw
- 214 :(・∀・):06/10/17 21:03:01 ID:RBQ6QXjw
- 緑茶氏の話で
一話目に出てくる二人が三話目に出てたり。(別人かも?)
二話目の兄の方の事故が四話目にあったり。
三話目の姉の彼氏が四話目の男だったり。
四話目にも伏線らしき女性、カメラマン、警察官いるし。
短編と言いつつ、実は連続モノの予感がする。
- 215 :(・∀・):06/10/17 21:48:00 ID:???
- そうそう、そんな雰囲気。
それに実はトラックに潰されたのってブモ氏じゃないか?
- 216 :103 ◆81bNqc9AjU :06/10/18 23:36:56 ID:???
- 緑茶氏の短編は.hack無印のリアル編に通じる面白さがあって良いですな(*´ω`*)
今後の展開にwktkwktk
>>215
残念ながら、携帯でネ実みながら轢かれた我が身なのでした(´=ω=`)
- 217 :(・∀・):06/10/22 13:57:34 ID:???
- 緑茶氏の五話目は完全に二話目の裏ですな
同じシーンなのに全然違う話になってるのが何とも
見比べて読むと楽しかったw
そしてメル欄の題名?が読めんw
- 218 :(・∀・):06/10/26 16:07:22 ID:???
- >>333かっこいいって書き込みつつ保守しようとしたら
書き込めませんって出たわけだが。
- 219 :緑茶 ◆vUu2nK2xdY :06/10/26 16:14:09 ID:???
- 仕事から帰ってきて久しぶりに投下しようと思ったら自キャラスレ14が落ちていた…
取りあえず書き込めるかテスト
最近のネ実は2桁レスしかないスレッドの乱立で無駄に保守ageが続くから、
ひっそりとこっちにお話投下しようかしら…
- 220 :(・∀・):06/10/26 16:21:01 ID:???
- たててみる
- 221 :(・∀・):06/10/26 16:33:07 ID:???
- 「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く15
http://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1161847324/
立ててきた。「朝起きたら」をどうしても入れたかった。
反省はしていない。
- 222 :(・∀・):06/10/26 23:47:11 ID:???
- mms://wmt-od.stream.ne.jp/vod11/bngi/acz_2ndtr.wmv
あいつのことか ああ 知っている
話せば長い そう 古い話だ
知ってるか? 来訪者は3つに分けられる
強さを求める奴 プライドに生きる奴 戦況を読める奴
この3つだ
あいつは―――
- 223 :(・∀・):06/10/26 23:47:40 ID:???
- チャリオット隊へ 撤退は許可できない 迎撃せよ
だろうな 給料上乗せだ
数日前―――
世界を停止させた戦闘があった
『シャントット邸宅前』で大規模な戦闘!
前も後ろも死体だらけだ!
好奇心は猫をも殺すぞ!
よう相棒 俺たちにお似合いの戦場だ
彼はかつて『リーダー』と呼ばれた裏切り者
『チャリオット』の相棒だった男
- 224 :(・∀・):06/10/26 23:48:21 ID:???
- 来訪者が集結中
全て撃滅し秩序を堅持しろ 結界内でお出迎えだ
男は『妹』を追っている
今までの奴らより強い!
サンドリアの三人組だ!油断すんな!
羽根帽子の赤いのがいる 噂に聞いた奴か
野良犬どもには贅沢な墓場だ
ここは『ヴァナ・ディール』
死人に口なし
そして―――『赤い鎧』の言葉で 物語の幕は上がる
あれは雪の降る寒い日だった
生き残るぞ!ガルカパワー!
- 225 :(・∀・):06/10/27 08:19:21 ID:???
- お、再録感謝ー
- 226 :(・∀・):06/10/27 18:54:57 ID:???
- ちょっと聞きたいんだけど、これってエログロ描写はあり?
- 227 :(・∀・):06/10/27 23:16:25 ID:???
- グロは割りとアリアリぽいけどエロは自主規制がけっこう強いかも
- 228 :(・∀・):06/10/28 01:23:34 ID:???
- 描きかけの状態なんだが、
ttp://read.kir.jp/file/read61535.txt
これは・・・・・まずいかな?
- 229 :(・∀・):06/10/28 02:17:11 ID:???
- 別に構わないんじゃないかな。
今までの話でも読み手によって結構好き嫌いがあるみたいだから、
どういう感想のレスが付くかは分からないけどね
冒頭だけだと「自キャラ設定」部分以外、どこぞの同人誌で見たような気もしなくもないw
が、まあ、この後どうなるかが本題なので、続きを書くならwktkして待ってます。
- 230 :(・∀・):06/11/16 16:01:59 ID:???
- 過疎ってんなぁ避難所。まあ本スレがあるうちは賑わうほうが異常だが。
以下チラシの裏
フルさんシナリオのパンプキンヘッド装備GMの名前が気になる今日この頃。
ヒロさんシナリオみたくインターローグで呼び合うわけでもなし、
リードさんシナリオみたく敵方と知り合いで…ってこともないから名前を明かす機会がないのも分かるが。
そもそも両シナリオで赤鎧の組織形態が違うっぽいのはどうする気なんだろうw
気になる。
- 231 :(・∀・):06/11/16 22:06:27 ID:???
- 基本的に作者様毎の物語はそれぞれ別物です。互いに矛盾や理不尽があってもおかしくないです。
- 232 :(・∀・):06/11/17 15:08:24 ID:???
- 赤鎧って今までに何人ぐらい物語に出てたり、倒されたりしてるんだろうな
数えたらけっこうな数いってたりして
- 233 :(・∀・):06/11/18 19:00:43 ID:???
- wiki読むとリード氏の記述では赤鎧は22名、
そして3名ほど死亡してるらしい。
ちなみに公式サイトで赤鎧の募集してたよw
- 234 :(・∀・):06/11/18 19:15:17 ID:???
- 赤鎧の部下の黒マントなんかもいろんなところに出てきてるよね
あれは戦闘員みたいなものなわけ?ちょっと混乱気味
- 235 :(・∀・):06/11/21 12:19:02 ID:???
- 黒装束っていうと、
1)赤鎧がなんかむにゃむにゃして生成した便利に使える下僕
2)赤鎧が直接干渉・処理できない来訪者を狩らせるために、
捕まえて洗脳もしくは契約によって魂を縛り、従わせている来訪者
3)赤鎧の存在を知り、騙されてるのか心酔してるのかよう分からんけど従ってる現地民
いまんとここの3パタらしい。このうちリードさん設定によると、
「フェイト」という呼称を当てられているのは2)で、
赤鎧全体をも含めた管理者サイドがフェイトと呼ばれているのは、
黒装束の活動を調べてはいるけれども全容をつかめていない各国首脳が、
便宜的に、コードネームとして組織をそう呼んでいるみたい。
(ここからは誰の話にも触れられてないから妄想なんだけど、
多分なんかでうまい事捕縛できた黒装束を拷問にかけたら、
その組織名をゲロったとかなんとかで、フェイトと呼ぶことにでもなったんでないかな)
- 236 :(・∀・):06/11/21 12:24:45 ID:???
- http://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/%a1%da%a5%d5%a5%a7%a5%a4%a5%c8%a1%db
フェイトについて。
黒マントの項がいい感じに漠然としてるから、まだまだいろんなパターンで、
いろんな理由で赤鎧に与する黒装束が出せると思うのさ〜
- 237 :(・∀・):06/11/28 04:36:18 ID:h/Lk6ml9
- なにかおかしい・・・そう思いつつも起き上がり一歩前に足を歩めた。
【この世界は知ってる。】
何処かから声が聞こえる。
そんなわけあるか。一体なんでこんな所にいるのか検討もつかないのだから。
通路からでようとした刹那。あまりの光に目は霞んだ。
目を開けると・・・
ありえないはずの世界が飛び込んできた。
ああ、頭が真っ白ってこういうことを言うんだな。
人は理解できないものを見ると症状がでる。
発汗、めまい、頭痛、人によってはさまざまだが、
衝撃を受けたと言う事だけは事実だ。
「ここは・・・うーん・・・たぶん・・・ヴァナディール・・・」
「そんなあほな・・・」
廃人などと呼ばれ、完全に中毒となっていたヴァナーディールの世界に似ている。
いや、言い直そう。全くそのままなのだ。
俺は初めてヴァナに生まれ立った時はサンドリアだ。だからここもよく知ってる。
南サンドリアのモグハウスと反対の噴水の裏路地・・・
でもだれがこんな大掛かりなセットを?
つーかそもそもなんで俺がここにいるんだよ・・・
まぁここに居ても拉致があかない。
俺は表に飛び出した。
裏路地とは言え、冒険者なのか貴族なのかはわからないが、
【エルヴァーン】が、闊歩している。
なんだこのサイズは。二階建てバスよりでけぇんじゃねーの?
と、思ったが違和感を感じた。
なにかがおかしい・・・
エルヴァーンがでかいのは当たり前だ。
でも、周りの家も異常に大きくないか?
いや、エルヴァーンの家だから家も大きくしているんだろう・・・
・・・・
ぞくっ
背筋が凍り嫌な予感につつまれた。
- 238 :(・∀・):06/11/28 12:51:16 ID:???
- 「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く16
http://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1164683208/l50
新スレ立ちましたー。
>>237
こっちは誤爆でしたかもしかしてw
なぜプロフはエルなのにあんなことになってるのか…
続きをwktkと待たせていただきます!^^
- 239 :(・∀・):07/01/19 18:38:20 ID:???
- 本スレが落ちたわけだが
- 240 :(・∀・):07/01/19 22:28:58 ID:???
- 鯖停止とかあったからなぁ
- 241 :(・∀・):07/01/20 00:08:53 ID:???
- ほいじゃ、新・本スレ立てにいってきますです。
立てられなかったらゴメンよ。
- 242 :(・∀・):07/01/20 00:18:28 ID:???
- 「朝起きたら自キャラになっていた」物語17
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1169219734/l50
新スレ立ちましたよ。
450kBってところで夕方あたりに落ちた模様。
鯖停止の余波……なのですかね。
- 243 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:05:18 ID:???
- 本スレ落ちましたね・・・
こちらもしばらく出番待ちだったりするので、ここでひっそり外伝投下(´・ω・`)ノ
- 244 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:06:32 ID:???
- ──なにこいつ。
それが「彼」と初めて出会った時の、第一印象だった。
準冒険士の資格を取って最初の仕事。パロメッタという女の子を探して入った古代エルヴァーンの古墳で、わたしはパロメッタを見つけたものの、アンデッドの気配が分からずにすぐ背後まで接近されてしまっていた。
彼……その時は彼女だと思っていたんだけど、そのミスラの赤魔道士はパロメッタの母親から正式に依頼を受けて同じように彼女を探しに来ていたみたい。
ようやくパロメッタを見つけたら、そのすぐ後ろに骸骨が迫っていて、護衛らしい冒険者(わたしの事だけど)はまるで警戒していない、そんな具合だったんだと思う。
「そうだねー」
早くおうちに帰りたいと泣くパロメッタを宥めているところに、彼が走りこんできた。咄嗟に武器を抜きかけたけど、彼はわたし達の傍らを通り過ぎてその背後にあるものと対峙した。
その時の彼の言い草。
「ふつーこんだけ近くにいたら気づくだろ」
かっとなって、彼を邪魔するみたいに前に飛び出したけど、骸骨にしてみればわたしなんて視界にも入らなかったみたい。
わたしは、これが公認冒険者なんだ、というのを見せ付けられた。彼の動きは一分の隙もなく、骸骨相手に終始有利に戦いを進め、わたしにケアルをする余裕まであった。
わたし悔しくて、彼が助けてくれた事を隠したくて、何か言いたそうな彼を置いてパロメッタを連れて先に帰っちゃった。
結局すぐにばれたけど。
名乗り遅れたけど、わたしの名前はナナコ・コラント。
ナナコって言うのは東の方の縁起のいい言葉で、コラントって言うのは東方の名門家系なんだそうだ。
両親はその名門家系の当主って事らしいけど、叔父さんや親戚衆の暮らしを見る限り、名前しか残ってないような名門みたい。
実際、叔父さんも親戚衆も家名を誇るような事はなかった。
- 245 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:07:03 ID:???
- わたしはバストゥークの北にある港町、ルーソンベルグで生まれた、らしい。
これはわたしを育ててくれた叔父夫婦が教えてくれた事で、冒険者になる前に何度か行ってみたんだけど、何一つ見覚えのあるものなんてなかったし、わたしの事を知ってる人もいなかった。
両親はわたしが赤ん坊の頃、パシュハウを移動中に迷い込んだ沼地でクゥダフたちに殺されたらしい。
わたしが叔父に育てられたのはその為。叔父はわたしを引き取って養女にし、だけど真実を隠さず兄である父の娘として育てた。
別に邪魔にされていたわけじゃない。だけど、わたしが自分を天涯孤独だって思うようになったのは、この頃からだと思う。
両親の形見と渡された鏡だけが、わたしの家族だった。
それは不思議な鏡で、わたしが話しかけると、色んな像が映った。遠くの景色、昔の風景、懐かしい人、遠くに行ってしまった友達。
知らない景色や、見知らぬ人も映った。それが未来の光景だと気づいたのは随分後の事だった。
鏡に映る色んな景色や人の顔を眺めては、笑ったり泣いたり。他の誰にも見えなくて、嘘つき呼ばわりされたけど、それでもよかった。
わたしが普通とはちょっと違う事を自覚して、人付き合いを覚える為にはむしろ必要な事だったのだと思う。
叔父夫婦の家は貧しかったし、わたしはあまり出来のいい子供じゃなかったので、叔父夫婦は早くにわたしを結婚させるつもりだったみたい。
でも、鏡のおかげですっかり夢想癖がついていたわたしは、平凡な一生よりも冒険者の道を選んだ。
冒険者は言うほど楽じゃなくて、何度も辞めようかと思ったんだけど、それでもどうにか辿り着いたジュノで、わたしは二人のミスラに出会った。
一人は「彼」。教わった呼び名はPokotaso。一目で偽名だと分かって、信用されてないのかとひそかに落ち込んでいたんだけど、最近本名を教えて貰った。ヒロ、というらしい。
もう一人はリュト。ヒロとは別の経路で知り合ったけど、共通の知り合い。本当はルト・ミュリラーと言うらしい。だけど、ヒロが間違えて呼んでいるうちに、わたし達の間ではこれが呼び名になってしまった。
- 246 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:07:25 ID:???
- 片田舎から出てきたばかりのわたしにとって、ジュノは圧倒されるばかりの大都会。右も左も分からないわたしは厄介な依頼を受けて途方にくれる事が度々あった。
そんな時、いつも助けてくれたのがヒロだった。というか、正冒険士の資格を持たないわたしがうまくやっていくのに、彼を利用していた感じ。
ヒロは恩に着せるでもなく、面倒がるでもなく、いつも言葉少なに来てくれて、わたしを助けてくれた。
リュトは悪い人じゃないけど、あまり好きじゃない。よくヒロと二人でわたしに装備をくれたけど、手渡す役目はいつもリュト。
たまにはヒロがくれればいいのに。まるでその連携が夫婦みたいで、それがすごく嫌だった。へそを曲げて一人で無茶な依頼を受けて、ヒロを試すような真似をしたりもした。
死ぬ目にあって、それでもヒロは来てくれて、怒るでもなく嘆くでもなく、わたしの事を助けてくれた。
そこで初めて、リュトへの苛立ちの原因に気づいた。わたしはヒロの事を好きなんだ。
それまでわたしは、自分を守る為に明るく元気な女の子を演じていたけど、その日からはヒロの気を引く為に魅力的な女の子を演じる事にした。演じ切れていたかどうかは分からないけど……。
シグナルパールを買って、片方をヒロに渡した。リンクパールの方が便利で安かったんだけど、天晶堂のデザインがあまり好きじゃなかったし、一対一でしか通信できないのが気に入った。
露骨過ぎるかな、とも思ったんだけど、ヒロは気づいてくれなかったみたい。
ともかく、わたし達は連れ立って冒険に行く仲になった。わたしから提案する事もあったし、彼から誘ってくれる事もあった。
コロロカを抜けた砂漠でキラキラ輝く糸を吐く蜘蛛を狩ったり、ソロムグで旅人を襲うコカトリスを退治したり、あまりムードはなかったけど、本当に楽しかった。
ヒロが喜ぶと思ったから必死でお洒落も勉強したし、彼の好きな装備ばっかり選んで着た。彼は赤が好きみたい。
彼、時々彼の友達とリンクパールで会話してた。女の子を放っておいて他の人と話してるなんてどういう事?
しかもえふいちだかえふよんだかえるめすだか知らないけど、"どの女の子が一番可愛いか"なんて話するなんて、正気?
わたしが悶々としてると、彼の会話はいつも、「まー結局うちのNanakoが一番可愛いでFAだからwwww」で締めくくられた。そんな世辞でにやけてしまうわたしって、本当に安い女だと思う。
- 247 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:07:49 ID:???
- 二人の時、彼は無口だったけど、いつも優しかった。いつだってわたしを守ってくれたし、気遣ってくれたし、ケアルも早かった。でもそれって、わたしを大事に思ってたからじゃないの?
ヒロさえいれば他に何もいらないのに。わたしにはヒロしかいないのに。なのに、ヒロにとって、わたしはもういらない存在なの?
「うぜぇ。失せろブス」
そう言われた時、比喩でもなんでもなく、目の前が真っ白になった。そして、彼に真意を問いただす機会を逸してしまった。
しばらく連絡がつかなくて、図々しい女と思われるかもしれないけど、すごく勇気を出して彼の部屋に行ったのに、どうしてそんな事言うの?
アオツキさん、て人の助けで、もう一度ヒロと話す事が出来た。だけどヒロはやっぱり、人が変わったみたいにそっけなかった。
結婚するから、わたしが邪魔なんだって。
相手がどんな人か知らないけど、わたしだってそれなりにおしゃれとか頑張ってるつもりだけど、だけどお金だけはどう背伸びしてもかなわない。
結婚相手って、ひょっとしてアオツキさんなのかな。だって、親しそうだったし、アオツキさんはすごくきれいで高価そうな鎧を着てたから。
でも、だとしたら、ひどい人だ。
その日以来、彼の足取りはぷっつりと途絶えてしまった。
というよりも、わたしの方が引きこもって、何も情報が入ってこないようにしていたんだけど。
モグハウスに引きこもって、ろくにご飯も食べず、お風呂にも入らず。した事と言えば、ヒロの趣味に合わせたインテリアを壊したくらい。
いつ彼が来てもいいように色々気をつけていたんだけど、それはもう全部無駄になっちゃった。最近知ったけど、モグハウスに別の人間を泊めるのは冒険者規約違反だから、どうせ無駄だったのかな。
買い込んでた食べ物もあらかた食べつくして、わたしが外に出たのは四日くらい経った後だった。髪はボサボサ、肌はガサガサ。服だってよれよれでひどい格好だけど、別にいいよね? だって、見せたい相手なんてもういないんだから。
- 248 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:08:12 ID:???
- ジュノ上層の、橋二番通り。久方ぶりに出た街で、わたしは呼び止められた。
「ナナコ……だよね?」
正直、いやな相手に見つかった、と思った。
女のわたしが見てもうっとりするようなしなやかで豊満な肢体を、中途半端に赤い外套で隠したミスラ。リュトだ。
「どうしたの、その格好?」
わたしの有様を上から下まで見渡してから、冒険帰り……じゃないわよね? と付け足す。
わたしは急に気恥ずかしくなって、適当に相槌を打ってその場から逃げ出そうとした。
「ああ、待って。Pokotasoに頼みたい事があるの。……連絡、ついた?」
やっぱりその話題。
「知らない。ついてない」
振り返りもせずに答えて、早足でその場を後にする。
腫れぼったい目蓋で最悪の視界がにじむ。元々ひどい顔だったけど、多分今はもっとぐちゃぐちゃだと思う。
モグハウスのすぐ前で、一人のミスラに呼び止められた。リュトだった。先回りしてたんだ。
「何かあったの? Pokotasoと?」
思えばリュトも赤い服を着てる。彼女も彼に好かれたくてその色を選んだのかな。
なんていうか、どうしようもなくいやだ。リュトがどうこうじゃなくて、そんな事まで勘繰ってしまう自分が。
「よかったら聞かせてくれない? 力になれるかもしれないから」
その仕草で本当に心配している事が分かって、そう思ったら、また涙が溢れた。
彼女が心配してるのはわたしじゃなくて、仕事仲間とトラブルで関係が切れてしまう事。だけど構うもんか、わたしには他に話す相手がいないんだから。
- 249 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:08:34 ID:???
- 「ふぅん… Pokotasoがねぇ……」
一通りの話を聞いて、リュトが漏らしたのは、そんな唸り声だった。整った顔に皺を寄せて、得た情報を反芻するようにうつむく。
半信半疑。言われてもピンと来ない。こんなところだろう。
ここはわたしのモグハウス。準冒険士のわたしには召使のモーグリはつかないけど、通例でやっぱり「モグハウス」なんて呼ばれてる場所。
結局最初にわたしの城に入ったのは、ヒロではなくてリュトだった。
リュトは相変わらず唸ってる。
かんしゃく起こして荒らしたままになっている部屋も、泣きはらして目蓋の腫れた顔も、見られずに済んでちょっとだけ嬉しかった。
「彼が、本当にそう言ったの?」
ようやく彼女が出した結論は、わたしが勘違いしているんじゃないか、というものだった。
「ああ、うん。別にそれを疑ってるわけじゃないの。でも、ナナコ。あなたの話は全部、彼から聞いただけなんでしょ?」
リュトは顔を上げて、じっとこちらを見る。その視線を見返す事が出来ずに顔を伏せたのは、顔を見られたくないからだけじゃないと思う。
「そうだけど……」
「なんていうのかな、彼って、ホントにナナコの言うとおりの事するなら、多分違う事言うと思うの」
「ウソついてる、てこと?」
顔を上げると、リュトは慌てた仕草をする。
「ああ、いや、その。……優しい嘘をつくタイプ?」
同意を求められても困るな……よほどわたしが怒ってるように見えたんだろうか。
- 250 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:08:59 ID:???
- でも、リュトの言ってる事は分かる。
彼は本当に結婚するとしたら、ああいう言い方はしないし、トラブルに巻き込まれた時、本当の事を言わない……と、思う。
彼自身の面子がそうさせてるのかもしれないけど、巻き込まないように、って気遣ってるんだろう。
わたしとしては、全部打ち明けてくれないのは、それはそれでショックではあるんだけど。でもわたしだって言いたくない事はあるし、お互い様なのかな。
「で、わたし思うんだけどぉ」
リュトが相槌を待つのに疲れたのか、話を進める。
「彼、悪い事してると思ったら、すぐ頭下げちゃうタイプだと思うの」
ジャグナーであった事を思い出す。そうだ、ヒロはずっと謝りどおしだった。大した怪我でもないのに、自分の事は後回しでわたしに何度も触れて、何度もケアルをして……
「なんでそこで赤くなるわけ?」
あ、うっ…うるさいな。なってないってば。
慌てて頬に手を当てると、リュトが愉快そうに笑った。
相変わらず人とか性格とかいろいろ悪いやつ……。
思い直して、彼との記憶を更に辿ってみる。
そういえば、随分前にリンクパールで、友達か誰かに平謝りしているところを見た事がある。別の友人と約束をブッキングして云々、て話だったみたい。
リュトの言うとおりだ。彼はあんな風に人とぶつかる事を好かない。だからこそわたしもショックだったんだけど、動転してリュトに指摘されるまで気づかなかったのは正直、ちょっと悔しい。
「それじゃ、ヒロは……」
いやな嘘をついてまで、わたしを遠ざけなきゃいけないようなトラブルに巻き込まれてるって事? それって……
- 251 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:09:23 ID:???
- や〜ん、わたし愛されてる♪
「なんでそこで身悶えするわけ?」
あ、うっ…うるさいな。してないってば。
「事情は分からないけど、彼が本当の事を言ってないのは間違いないと思う」
立ち上がる。
リュトはわたしの顔を見上げて、呆れ顔をした。
「世話がかかるわね……。わたしほどじゃないにしても、少しは相手の本音を読まなきゃ、鬱陶しい女だって思われちゃうわよ」
指で鍵の形を作って、笑う。盗賊の職業柄、自分は人を見る目がある、とか言うつもりなんだろう。
現金なもので、少し光明が見えたら、もうそんなからかうような仕草も全然気にならなかった。
「何をするか、見えたみたいね」
「うん、もう一度、バストゥークに行ってみる」
力強く頷いた。そうと決まれば、準備をしなきゃ。
「でも、ホントに彼が金持ち引っ掛けて財産目当てに結婚するんだったらどうするの?」
「引っ掛かる事はあっても、ヒロから引っ掛ける事なんて絶っ対にないから!」
リュトはまた、陽気に笑う。
「もしそうだったら、先に孕んで責任取らせちゃえばいいのよ。ヒュームの国では、そーいうしきたりあるんでしょ?」
わたしは、今度こそ言い訳のしようもないくらい真っ赤になった。
リュトは腹を抱えて笑った。
- 252 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/01/28 18:10:14 ID:???
- いじょ。
ナナコ編は775のコテハンでいきます(´・ω・`)ノ
- 253 :(・∀・):07/01/28 23:00:24 ID:lYCtCR22
- 「朝起きたら自キャラになっていた」物語17.5
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1169992803/
- 254 :(・∀・):07/01/28 23:06:34 ID:???
- じ、じぅななてんご・・・
- 255 :(・∀・):07/01/28 23:35:57 ID:lYCtCR22
- 落ちたのd
これでいいじゃn
- 256 :(・∀・):07/01/29 09:50:33 ID:???
- とりあえず、こんなスレageんなヴォケ。
- 257 :(・∀・):07/01/29 21:09:35 ID:???
- _ _ ∩
( ゚∀゚)彡 イージャン! イージャンスゲージャン!
⊂彡 イージャン! イージャンスゲージャン!
- 258 :(・∀・):07/01/30 18:46:56 ID:???
- なんか可愛いw
んだが内藤たちは?
- 259 :(・∀・):07/02/16 19:36:08 ID:???
- 17.5、落ちました・・・
この時期、保守がきついです(つД`)
- 260 ::(・∀・)::07/02/18 19:06:22 ID:+2DHf5EH
- こっちも落ちたら困るからあげとくー
- 261 :(・∀・):07/02/20 04:39:46 ID:???
- 上げんでも落ちんよ・・・この板は・・。
- 262 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/13 06:05:06 ID:???
- 翌日早く、わたしはバストゥーク行きの飛空艇の停泊する桟橋にいた。
バストゥークを始め、ジュノ港と世界中各地を結ぶ飛空艇の定期便は数多くある。だけど、わたし達冒険者が利用できるのは後衛の貨物船だ。
もちろん高い旅費を出せば旅客用の飛空艇に乗ることも出来るんだけど、少なくともそんなお金わたしは持ってない。
ヒロだったらきっと、旅客用の飛空艇で一番高級な部屋だって借り切る事が出来ると思うんだけど、彼はわたしといる時決まって、今停泊しているような小振りの貨物船を利用していた。
ハッチを兼ねたタラップに飛び乗って、船室へと入る。
出港まであと三〇分くらいあるんだけど、船室はバストゥークへと向かう冒険者でごった返していた。
裏世界、とかいうところに挑む相談で盛り上がるグループの作戦会議を適当に聞き流しながら、部屋の隅を自分のスペースに決めてそこに陣取る。
船室は元々貨物用。カーゴルームに積みきれなかったコンテナが三つ四つある他は、座席も何もない。
冷たい床にケープを敷いて、サックから道中必要なものを確認する。
飲み物とつまむおやつ、よし。
カイロと中の炎クリ、よし。
暇つぶし用の恋愛小説、よし……。
うん、忘れ物はないみたい。どれも絶対必要な物って訳じゃないけど、忘れたら道中この殺風景な船室に篭ってなきゃならなくなる。ま、忘れててももうどうしようもないんだけどね。
この小説はわたしのお気に入り。大好きな作家さんが書いた話で、エルヴァーンの赤魔道士と、ヒュームの女の子が身分の違いを乗り越えて結ばれる物語。
繰り返し読み返してずいぶん痛んじゃった。エルヴァーンの性格がぶきっちょで、ちょっとヒロに似てるの。ヒロもエルヴァーンだったらよかったのにな、なんて。
荷物の確認をして、離水するまで座ってようかな…と壁を背に振り向いたところで見慣れた後姿を認めて、思わず口に出しちゃった。
「ヒロ?」
- 263 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/13 06:06:10 ID:???
- 行ってすぐ気づく。全然別人。
(──な、わけないか)
心の中で呟いて、ちょっと舌を出す。
どこをどう見間違えたのか、その人はエルヴァーンだった。ヒロのワーロック装備にちょっと似てるけど、それだけ。全然似てないの。
一週間にもならないのに、禁断症状? わたしったら、愛しすぎ?
そんな事を考えてると、そのエルヴァーンは振り向いてこちらを見た。
エルヴァーンらしい美形で、ちょっと目つきがワルっぽいの。あ、やっぱりちょっとヒロに似てるかも。
何でもかんでもヒロに見えちゃうわたしったら、愛しすぎ?
「おれの事呼んだの、きみ? ……ごめ、どこかで会ったっけ?」
何を言ってるのか一瞬理解できなくて、思考が固まる。
この人も、ヒロって言うのかな。わたしは手を振って否定すると、頭を下げた。
「ご、ごめんなさい。知り合いに似てたから……。人違いでした」
エルヴァーンの帽子が改めて視界に入る。あ、あれデュエルシャポーだ。随分前にヒロが欲しがってたやつ。
「でも、ヒロって……」
「貴方もヒロさんて言うんですか? ごめんなさい」
ヒロと名乗るエルヴァーンはわたしを指差して口をもごもご動かすと、帽子の上から頭をぼりぼりかいて、そのまま人ごみの向こうに消えていった。
そんな仕草も、ヒロに似てる。
いい加減重症だなんて苦笑しながら、わたしはそんな感想を抱いた。
やがて、出港を告げる警笛が鳴った。
- 264 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/13 06:07:24 ID:???
- 「あのさ、隣いい?」
冷たい風が吹き荒ぶ甲板で、不意に後ろから声を掛けられた。声の主は、さっきのエルヴァーンだった。
飛空艇は出港後すぐ離水し、巡航高度に達するまでの間、揺れるし危険だという理由で船室から出ちゃいけない事になってる。
丁寧に鍵まで掛けるんだけど、あんなグラグラ揺れる中でわざわざ船内を探検しようなんて命知らずいるのかな。
わたし初めて飛空艇に乗った時、興奮して歩き回ってたんだけど、案の定大転倒して、ヒロに笑われちゃった。
巡航高度に達したらもうほとんど揺れないから、わたしはいつも甲板に出る。
風が強いし寒いんだけど、空から見る景色が好きなんだ。
「あ、さっきは済みませんでした」
カイロを両手で挟んで祈るような仕草をしながら、先ほどの非礼を詫びる。カイロには晶力を活性化して熱を放つ炎クリが入っていて、大体丸半日くらい暖かい。
飛空艇での旅が八時間くらいだから、空にいる間はずっとあったまっていられる。
「いや、いいよ」
エルヒロさん(エルヴァーンのヒロさんの方を、わたしはそう呼ぶ事にした。もちろん口には出さないけど)は決まり悪そうに再び頭を掻くと、
「誰が悪い訳でもないから」
うん、やっぱりヒロに似てる。
「で、隣いいかな?」
自分の事を観察するあたしの視線が恥ずかしいのか、エルヒロさんはシャポーの鍔を引き下げて目元を隠すと、両手を広げて微笑んだ。
「ヒロ繋がりって事で、さ」
- 265 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/13 06:12:23 ID:???
- 後衛の貨物船って…釣りララキープしたりリフレくれたりするのか…
公営ですね(つд`;)
- 266 :(・∀・):07/03/15 18:08:39 ID:???
- 高レベルの詩人は後衛じゃないとおもう。陽動役兼鼓舞役。
まんま音楽部隊だね。あと下げておきましょうぜ。
- 267 :(・∀・):07/03/18 16:16:08 ID:???
- やべえええ避難所もっと早く見に来るべきだったw
ナナコたんかわいいよかわいいよナナコたん
そしてどうするオスラヒロ
自分のフェローまで寝取られたらえらいこっちゃ
- 268 :(・∀・):07/03/19 18:49:51 ID:???
- 本スレのアクセス規制解けない…
代わりにこちらに投下
- 269 :(・∀・):07/03/19 18:50:26 ID:???
- 「ん…今何時……」
薄暗い部屋の中で目を覚ました。
昼近くまで外人と組んでレベル上げして、それから寝たから、今は夕方かな。
毛布から手だけ出して、時計を探り当てる。……あった。
いつもの調子で時計を掴んで手繰り寄せると、何故かミシッと嫌な音がした。
「あれ…なんか割れてる。まだとったばっかりなのになぁ」
文字盤のカバーが割れている。デザインが可愛かったから、タクヤにねだって取ってもらったのに。やっぱりUFOキャッチャーの景品なんていい加減な作りなんだ。
「……ってヤバっ! もうこんな時間!?」
タクヤが来る時間じゃない!
毛布を跳ね除けて飛び起きる。ベッドが酷くきしんだ。
多分今ひどい顔。取り敢えずシャワーを浴びて……
ショーツに手を伸ばして、そこで私は初めて異変に気づいた。
肌が異様に白い。元々引きこもってるから色白だったんだけど、少なくとも私こんなムキムキじゃなかったはず。
第一着てるものも違う。ショーツとTシャツだけしか着てなかったはずなのに、黒っぽいベルトの、なんていうかSMっぽい格好。
ううん、それより何より……
- 270 :(・∀・):07/03/19 18:51:06 ID:???
- 私はユニットバスに走った。
尻尾が大きく振られて、サイドボードに飾ってあった観葉植物が砕けて散乱する。
だけど、それを気にする余裕はなかった。
洗面所に備え付けの鏡には、ライオンみたいな顔が写っていた。
「何これ……ガルカ?」
この非常事態に比べたら、貰い物で名前もよく知らない鉢植えの最期なんて瑣末な問題だ。
その時、玄関のチャイムが鳴った。
タクヤだ……ど、どうしよう! 取り敢えず居留守を使って……。
おろおろしていると、ドアノブに何か差し込まれる音。
「まだ寝てんのかよ、ったく」
ちょwwwwwwwwwまってwwwwwwwwwwwwwwwww合鍵はまずいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
頭の中で「w」を並べてみるけど、事態はちっとも改善しない。
やがて鍵が開いたらしい、外の人物がドアノブに手を掛けたのに気づいて、私は慌ててドアノブを握り締めた。
ボギン、と情けない手ごたえがあって、ドアノブが根元から折れる。
私は折れたドアノブを拳銃みたいに握り締めたまま、来訪者と向き合う事になった。
見慣れた革ジャン。見紛いようもないくらい、やってきたのはタクヤだった。
- 271 :(・∀・):07/03/19 18:51:36 ID:???
- お互いしばらく無言だった。沈黙を破ったのはタクヤの方だった。
「誰だてめェ!」
怒ってる。当然だ。彼女の部屋に来たら、見知らぬ半裸の大男がいたんだから。
「い、今は帰って」
私の声は野太かったけど、自分でも震えているのが分かった。心細かったけど、タクヤが今ここにいてくれたら心強いけど、駄目だ。何をどうやっても納得してもらえる気がしない。
「ふざけんな! 香織に会わせろ、奥にいるんだろ!」
「声が大きい。もうちょっと静かに、落ち着いて……」
このアパートは学生が多い。講義がないなら部屋にいるかもしれないし、そうでなくてもサークルとかバイトがない人はそろそろ帰ってくる時刻だ。
タクヤがこんな風に声を荒げるのは初めてだ。いつも笑って曖昧な態度を取る人だったから、タクヤの激昂ぶりに私の混乱はますます加速した。
「落ち着けるか、バーカ!」
「彼女なら大丈夫だから……」
タクヤが私のハーネスを掴んで詰め寄る。けど、体格差がありすぎてタクヤがぶら下がってるようにしか見えない。
タクヤが私にぶつけてくるのは敵意だけど、今はタクヤの体温がすごく懐かしい。なんだかグッときて言葉に詰まってしまった。
「ふざけんな! 香織は俺の女だ、会って話を聞くまで帰れねえ! 顔を見るまで安心できるか!」
ああ、駄目……。耐えられない。
タクヤが私の事そんなに思ってくれてたなんて。わたしは思わず、タクヤの事を力いっぱい抱きしめていた。
タクヤ、タクヤ! タクヤならきっと分かってくれるよね。疑ったりしてごめんね。全部話すから、私あなたに守ってもらうから。だからずっと一緒にいてね!
ミシミシという音がして、タクヤが泡を吹きながら何か叫んでいたけど、私は自分の気持ちを止められなかった。力を緩めたらタクヤがいなくなってしまう気がして、手を離す事なんて出来なかった。
三〇秒後、サバ折りでボロボロになった革ジャン姿の雑魚がいた。
- 272 :(・∀・):07/03/19 19:09:35 ID:???
- 乙女ってかわいいです(/ω\)
- 273 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/20 03:36:44 ID:???
- 「バストゥークには、何の用事で?」
エルヒロさんが、風で髪が暴れるのに少し顔をしかめながら訊ねた。
「ヒロさんは、どんな用事なんですか?」
どう答えたものか思案して、わたしは質問に質問を返す。
日は出ているのに、すごく寒い。風が冷たすぎるからだ、と思う。
エルヒロさんは少し気に食わないという感じで片方の眉を跳ね上げると、
「変態馬鹿上司を迎えにね」
飛空艇の手すりに背を預け、肩をすくめる。
まったく敬意の感じられない口調に、わたしは思わず笑ってしまった。
「折角飛空艇なんてものに乗ってるのにさ、仕事しごとシゴト。やんなっちゃうよ」
少し悪戯な感じで、エルヒロさんも笑う。
「で、君は?」
本題、といった感じに身を乗り出して、今度はわたしの番だと態度で示す。
こんな事言っちゃっていいのかな、と少し迷ってから、結局わたしはちゃんと説明する事にした。
「恋人を迎えに行くんです」
あまり正確ではないかもしれないけど、少なくともわたしはそのつもりなんだから、嘘じゃないよね。うん。
「へぇ、そうなんだ」
エルヒロさんの顔に、ちょっとだけ失望の色が浮かぶ。
結局ナンパ? エルヒロさんいい人だけど駄目。ごめんね、わたしヒロのものなんだから。わたしはそんな思いあがった事を考えて、心の中でちろっと舌を出した。
- 274 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/20 03:37:08 ID:???
- 「彼もヒロって名前なんだ? エルヴァーンの彼氏ねぇ」
テンションががくがくと下がるのを取り繕うみたいにして、エルヒロさんが笑う。
「ううん、違うの。自分でもどうして間違えたのか分からないけど」
わたしは後手に手を組んで、気恥ずかしさを隠す為にうつむき加減で首を振る。
「でも、なんだか似てる」
「そっか。まぁ、種族違うと色々分かり合えない部分もあるからね。その方がいい」
エルヴァーンじゃないとしか言ってないのに、ヒロの事を勝手にヒュームだと思ったらしい。エルヒロさんが納得させるような口調でうんうんと頷いた。
種族が違うから、なのかな。わたしはふと、今のわたし達の関係を思い返して、考え込んでしまう。
わたし彼と一緒にいるだけで嬉しくて、夢中になってた。けど、ヒロはわたしに合わせてくれてただけで、ヒロなりに不満とかストレスを溜めていたのかもしれない。
遠慮なく何でも言ってくれるタイプだと思っていたけど、あの憎まれ口は本音を隠す彼なりの処世術だったのかもしれない。
自分の事を全然分からないわたしに、とうとう愛想を尽かしたのかもしれない。
そんなわたしが、彼女面してまた会いに行ったりして、いいのかな。
「何か、あったのか?」
はまりかけていた陰気な思考のループの海から、エルヒロさんの声がわたしを掬い上げてくれた。
わたしは曖昧に微笑んでみせてから、結局心情を吐露してしまう。
「わたし……彼の事、怒らせちゃったかもしれないんです」
それで、わたし捨てられちゃうのかも。
- 275 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/20 03:37:35 ID:???
- 詳細を適当にぼかして、掻い摘んだ説明をする。
すっかり愚痴モードになっちゃったけど、エルヒロさんは真面目に聞いてくれた。
一通りの説明を聞いて彼は、考えをまとめるみたいに眉間に皺を寄せてから、ぱっと顔を上げ、
「あんまり無責任な事は言いたくないけどさ」
そう前置きしてから、彼の見解を話してくれた。
「そいつ、君の事すごく大事に考えてるよ。でもバカで不器用なんだな、相手の気持ちを考える余裕がないんだ」
ヒロの事悪く言われてちょっとムッとしたけど、わたしの為に言ってくれた事だから、黙って聞く。
「おまけに弱虫なんだ。自分が何かして、それで傷つくのが嫌なんだよ。自分も他人も」
そこまで言うのは、ちょっと酷いんじゃない? エルヒロさん、わたしの中でポイントダウン。
「大体さ、君の事大事にするのはいいけど、君の気持ちを考えてないよな。人間関係壊してまでやる事ないとか、苦労に見合うだけの性能じゃないとか言ったって、欲しいものは欲しいんだ。そう言う事あるだろ」
なんだか話の趣旨はちょっとズレた気がするけど、彼の話は、わたしがヒロに言いたい事をほぼ言い当てていた。
「ちょっと関係ない話だったかな」
エロヒロさんが苦笑して、下界の景色に目をやる。いつの間にかジュノ平野に広がるロランベリー耕地を過ぎて、海が見えていた。
もう少し飛ぶと右手に山脈が見えてきて、それを迂回するとグスタベルグの赤い大地。そして間もなくバストゥークに到着するはずだ。
「何にしても、彼の事は信じられるよ。そいつがおれと同じ思考ならね」
今は雲で見えないパルブロ山脈の方を見据えながら、エルヒロさんが言う。
「だけどね、もしおれと同じ事を考えているなら、そいつは多分君の前から去っていく。何かきっかけが欲しいんだ、それは君が作らなきゃいけない」
そこまで言って、ぶるっと身震いをする。彼はわたしよりずっと薄着だから、さすがに寒くなったのかもしれない。
「女の子にそれをさせるのは最低だと思うんだけどね。エロゲーばっかやってると、とかく自信と行動力がなくなるんだよ、男ってのは」
そう言ってエルヒロさんはきまり悪そうに肩をすくめ、「きっとうまくいくよ」とわたしの肩を叩いて、船室へと下りていった。
- 276 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/20 03:37:53 ID:???
- また甲板に独り。ケープを身体にまきつけてカイロで暖を取りながら、エルヒロさんの話を反芻する。
彼の意見もリュトと似ていて、ヒロはわたしの事を思うがこそ、わたしを遠ざけようとしているのだという。
でも、わたしの事を思うって、どう思っているというの?
ただわたしが五体満足で、飢える事もなくて、それがわたしの幸せだとでも思っているんだろうか。
きっとそうだ。
自信がない、ていうのは多分、それを守る自信がないって事。でもわたし、傷だらけになって、お腹を空かせていても、ヒロがいれば幸せだよ?
仮に健康で百まで生きて、お金持ちでも、ヒロがいないなら、わたし幸せなんかじゃないよ?
「きっかけ、か……」
どうやって作ればいいんだろう。今思えば、ジャグナーでの一件は千載一遇のチャンスだったんじゃないか、って悔やまれる。
でも過ぎた事を言っていても仕方ない。
今は何をすれば良いかまるで分からないけど、とにかく行動しなきゃ。彼が本当にいなくなってしまう前に。
ところで、エロゲーってなんだろう?
男の人はみんなやるものなのかな?
- 277 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/03/20 03:38:53 ID:???
- 本スレのアクセス規制が解除されません(´;ω;`)【たすけて!】
- 278 :(・∀・):07/03/21 02:46:55 ID:???
- 同じプロバイダ使ってるDQN(これ書いたら今いかんのだったっけ?w)がいなくなるまでの辛抱だ。がんばれ。草葉の陰で応援してるぞw
どうでもいいが。DQNという言葉を使ってるから訴えるとか、
言葉狩するのはアレだよなぁ。
シャレもわからない。というか酒場の餓鬼の叫びにマジレスしてるようなもんだな。
表現の為なら作家はすべての言葉を使っていい。ただ、その分楽しませるべきと思うが。
- 279 :(・∀・):07/03/25 16:28:58 ID:???
- スレ18落ちた
- 280 ::(・∀・)::07/03/25 17:51:13 ID:???
- ほすしようと思ったら、落ちてる〜(´;ω;`)
- 281 :(・∀・):07/03/26 03:33:04 ID:???
- 落ちました…現在次スレもたっていないようです。
ところで、まとめwikiの編集…あれはどうなんだろう?
人物紹介とかの更新って、スレに関係あるんでしょうか?
- 282 :(・∀・):07/03/26 04:15:32 ID:???
- 保守キャラでさえ紹介記事があるからあってもいいんではないか?
- 283 :(・∀・):07/03/27 17:11:29 ID:???
- いつの間にか新スレがたっとる
- 284 :(・∀・):07/03/28 03:38:00 ID:???
- そして落ちる。
- 285 :(・∀・):07/03/28 03:45:14 ID:???
- やらせはせん、やらせはせんぞ。
- 286 :(・∀・):07/03/29 02:21:53 ID:???
- しかしここはSage進行でも落ちないので安心してじゃれあえる。
- 287 ::(・∀・)::07/03/30 23:56:30 ID:???
- 前、自分のブログに書いてるとか言ってた人
居たはずなんだけど、場所分かる人居ますか〜?
- 288 :(・∀・):07/03/31 12:52:14 ID:???
- それはわたしも【興味があります。】【どこですか?】【ください。】【場所】
- 289 ::(・∀・)::07/03/31 15:15:56 ID:???
- 誘導しとくー
「朝起きたら自キャラになっていた」物語19
ttp://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1174921093/l50
- 290 :(・∀・):07/04/01 10:12:07 ID:???
- とってある過去ログに残ってたかな・・・
あまりログ取りはしてないから自信がないけど、見てみる。
- 291 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/04/09 14:42:53 ID:???
- 入国管理の施設を抜けて街に入る頃には、既に陽は落ちていた。
港での仕事を終えた人達が仕事の疲れを癒しに街に繰り出す時間。
十日ぶりのバストゥークは賑やかで活気に満ち、わたしは対照的に気圧されて萎縮した。
港区は人で溢れているけど、あまり長居はしたくなかった。陽気に騒ぐ人達の近くにいたくないというのもあったけど、それより何より夜の港区はあまり行儀の良い街ではないからだ。
遠回りになるけどライ麦橋を渡って商業区に経由し、居住区へと入る。
無駄だとは思ったけど、まずはヒロの部屋を見ておこう。
居住区は厳戒体制だった。
非常線が引かれ、至る所に検問が設けられて、出入りする人間を厳しくチェックしていた。
警備に当たる銃士たちは皆疲れ切って殺気立ち、酷く不躾な応対をされて、ヒロのモグハウスに着く頃にはわたしまでしかめ面になっていた。
処理を待つ間聞いた限りでは、旧港区の方で爆発事件があったらしい。──いや、爆破事件か。
爆破されたのは天晶堂の火薬庫で、近くにあった倉庫が吹き飛び、商品に酷い損害が出たんだそうだ。
主犯格は既に国外に逃亡しており、手助けや手引きをした者を狩りだそうと天晶堂が躍起になっている。むしろこの検問は、彼らが不当な私刑や報復をしないように設けられたものなのだという。
天晶堂は貿易商社だ。でも、バストゥーク人なら誰もが、それが建前だと知っている。彼らはヤクザ者で、シンジケートを作ってこの街を影から支配しようとしている連中なんだ。
主犯格とは誰だろう。ヒロじゃないよね? いくらなんでも、ヒロはそんな危ない事しないよね?
自分に言い聞かせたけど、全く気持ちは晴れなかった。
ヒロのモグハウスには、近づける雰囲気ではなかった。
わたしは予定を変更して、商業区に住む知り合いを尋ねる事にした。
- 292 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/04/09 14:43:32 ID:???
- 大工房の前を抜けて、炎水広場を通る。ここでも何か騒ぎがあったらしい。テープで一角が区切られ、人が踏み込めないようになっていたが、何があったか分かるほどの痕跡はなかった。
ただ、石畳が少し欠けたり削れたりしていて、何か大きくて重たいものがここで崩れたり暴れたりしたらしい、という事を窺わせた。
いずれにしても、この広場は色んな人間が来て、色んな催しをする。わたしが思い出せる限りでも、大き目の花火が暴発したり、シド工房長が試作した気球が墜落したり、トラブルには事欠かない場所だった。
さして興味を引くものも見出せず、わたしはそこを離れ、黄金通りへと入った。
黄金通り、彫金ギルドには、古い知り合いがいる。
わたしは手鏡を取り出して軽く身だしなみを整えると、勝手知ったる仕草でギルドの扉をくぐった。
ここにいる知り合いは、そういうのにちょっとうるさい相手なのだ。
ギルドの窓口は既に終了していたが、職人達はまだ働いていた。
ううん、仕事じゃないのかもしれない。ここの人達はよく言えば熱心、悪く言えば彫金マニアだ。
売り物にならないようなものでも、時間を作っては研究し、自己研鑽に余念がない。
今バストゥークでは、丸い家が流行っているらしい。らしい、というのは、それが流行る前の時代をわたしが知らないからだ。
鉱山区の古い建物は四角いから、昔はサンドリアみたいに角ばった建築が主流だったんだろう。
流行に則った丸い石組みの工房に、目指す人物はいた。
時間外だからだろう。下着みたいな格好で、拡大鏡を覗き込んでいる。工房は熱気に満ちて、わたしも同じ格好になりたい衝動に駆られた。
「こんにちは、ファティマ」
わたしに全く気づく様子がないので、痺れを切らして挨拶をした。彼女は特に感動した様子もなく顔を上げると、疲れた目を休ませるように目をしばたかせた。
- 293 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/04/09 14:44:12 ID:???
- 「ナナコ! バストゥークに帰ってたのね」
ファティマはわたしを歓迎するように笑う。うん、今着いたところ。わたしが返すと、ファティマはわたしの頭のから爪先まで眺め、呆れたような顔をした。
「相変わらず野暮ったい格好ね。冒険者になってからますますセンスが鈍ったんじゃない?」
わたしは苦笑した。彼女はわたしより一つ年上で、わたし達の世代では一番おしゃれだった。わたしがしている格好のいくつかも、彼女の真似だったりする。
「あなたに言われたくないよ」
それが今では、一日の大半を無骨な拡大鏡を覗き込んで宝石の鑑定に終始し、それ以外の時間は今こうしているように、下着姿で金銀や宝石を磨いている。
彼女が彫金師の道を選んだ時は、誰もが納得した。だけど、まさかあの彼女が今では、工房ではこんな格好をしているなんて、誰が予想できたろう?
「いいの。帰る時はちゃんと服を着るんだから。ここは暑いし、大きな加工をした時出る切り屑が袖や襟に入ったら、ホントに痛いんだからね」
真っ赤に傷が出来る事もあるんだから。と、彼女は笑う。なるほど、暑いから脱いでるだけじゃなかったんだ。
挨拶もそこそこに、ここ数日でバストゥークに起こった事件のあらましを聞く。
ファティマもわたしみたいな冒険者とおしゃれについて語る気はないらしい。
彼女が知っているのも、わたしが銃士から聞いた話とほぼ同じだ。
旧港区で爆破事件があったという事。倉庫を爆破された天晶堂が、報復しようと街中駆けずり回っている事。
それから、ヒロの部屋で殺人事件があったという事。
「殺人事件?」
彼女は神妙に頷く。
「殺されたのは銃士よ。Pokotasoのモーグリを斬った刃物と、傷口が酷似していたんですって。違うのは手口。モーグリはただ乱暴されただけだけど、銃士は熟練の殺し屋に背後から一撃、だったらしいわ」
喉の前で掌を水平に引く。喉を掻き切られたって事……なのかな。
ヒロは無事なんだろうか。
- 294 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/04/09 14:44:47 ID:???
- 「それも爆破事件と関係があるの?」
ファティマは肩を竦める。どうもはっきりしないらしい。
「タイミングを考えると、何か関係があるかもしれないんだけどね。とにかく今回の一件は妙なのよ」
やたら詳しい。彼女のお得意さんは大工房の役人や、大商人だ。だから色々情報が入ってくるのだろう。わたしとしても、それを期待していたんだけど。
「爆破事件の黒幕は、サンドリアのさる人物って噂よ。天晶堂と話をつけて、既に手打ちにしてあるっていう話があるの。でも、それじゃ面子が立たないから、手打ちに含まれない範囲の相手に仕返しをしてるんだって」
よく分からなくなってきた。でも、爆破事件は多分ヒロも関わったんだろう。彼はサンドリア人だし、成り上がりだけど近衛騎士の地位まで上り詰めていた。王家の命令で何か工作に当たっても不思議はない。
「ああ、それからね」
ファティマが思い出したように人差し指を立てた。
「Pokotasoのモーグリがね、彼の財産を全部相続したんですって。個人では、世界一の大金持ちよ、そのモーグリ」
モーグリ達は決して貧しい種族じゃない。だけど、その財産は大抵、団体に帰属されていて、個人で大金を所有するモーグリはほとんどいない。
「Pokotasoって、あなたと付き合ってた冒険者でしょ? 何があったの?」
付き合ってたわけじゃないよ。そう言おうか迷ったけど、色々聞かれるのがいやで口をつぐんだ。
そしてただ、「それを調べにきたの」とだけ答えた。
ヒロがどれだけの財産を持っていたかは知らない。だけど、それを全てモーグリに譲渡するなんて、絶対変だ。
金目当ての結婚話が嘘だと分かったのは嬉しかったけど、わたしはまだ喜びに踊りだす気分にはなれなかった。
何かがあったんだ。
ヒロは何かに巻き込まれたんだ。
- 295 ::(・∀・)::07/04/27 22:25:19 ID:???
- こっちにもね来てたっ!
- 296 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/05/12 09:47:39 ID:???
- ファティマと別れ、再び居住区を目指す。
今度の目的地はヒロの部屋ではなくて、病院だった。
ヒロのモーグリなら、何か知っているかもしれない。わたしはすがる思いで、錬金ギルドの裏手にある病院へと急いだ。
病棟に滑り込んだが、面会時間は丁度終わろうとしていた。
窓口は誰かが話し込んでいて、わたしは苛々と爪を噛み、後ろから念を送ろうと……して、思いとどまった。
窓口で話しているのは、見知った顔だった。
艶やかな黒髪を後ろでまとめ、長くたらした、きりっとした表情の女性だ。略式の鎧をつけ、剣を妙ちくりんに腰に差している。
ミスリル銃士のアヤメだった。
「ええ、手続きは全て完了しました。財産の移動も済んだので、これからは彼をどうこうしてそれを手に入れるのはかなり困難になるでしょう」
棟の責任者らしい人と話をしている。
「それでも、全く危険がないとは言い切れません。理屈の分からない連中というのは、どこにでもいるものですから」
いるところにはいる、エリートという人種だ。
正冒険者にもなれなかったわたしと違って、わたしとそんなに変わらない年でミスリル銃士に抜擢され、国のために働いてる。でも、何だか冷たくて硬い感じの人。
苦手な相手。わたしが日を改めようか迷ってまごまごしていると、窓口の看護婦が身を乗り出して尋ねた。
「ご面会の方ですか? 今日はもう遅いですから、また明日以降いらしてください。面会時間は正午から夜の……」
「ルークさんへの面会ね?」
アヤメさんが振り向いて、手で看護婦を制しながら言う。その顔が驚くくらい優しかったので、わたしはしばらく返答に詰まった。
- 297 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/05/12 09:48:43 ID:???
- 「私がいたから、面会を申し込めなかったのでしょう? マティウスンさん、病室へは私が案内します。まだ少し時間はありますから、顔を見るだけでも」
わたしがどうにか頷くと、アヤメさんはてきぱきとその場を取り仕切ってしまう。
マティウスンと呼ばれた看護婦がしぶしぶながら承諾すると、「感謝します」と頭を下げ、あっけに取られているわたしを促して廊下を歩き出した。
「その……あのがとうございます」
一応の謝意を示すけど、やっぱり釈然としていないのを感じ取ったのだろう。
手でわたしが頭を下げようとするのを制して、アヤメさんは別の話を始める。
「Pokotasoのモグハウスで会ったわね」
「彼、今どこにいるんですか?」
アヤメさんは呆れたのか、小さく溜息を突く。「やっぱりそうなのね」 アヤメさんの目が哀しげにわたしを見据えて、わたしはぶすっとした顔になる。
「分からないわ。銃士隊は目下彼らの居場所を調査中だけど、もうこの国にはいないみたいね」
北グスタの関所で見かけたという情報はあるが、公式の記録には何も残っていないんだそうだ。
別人になりすましていたのか、番兵を買収でもしたのかは分からないけど。
「それじゃ、サンドリアに?」
「可能性はあるわ。彼は告訴されたわけでも、何か犯罪を犯したわけでもない。情報提供の協力を求めてはいるけど、サンドリア側は本人不在という事でそれを断ってきたわ」
アヤメさんは「あなたから何か聞ければ、と思ったのだけれど」とこめかみの辺りを揉んだ。疲れているのだろう、あまり顔色が優れない。
「爆破事件に、彼は無関係なんですか?」
「爆発事故、よ。街でどんな噂が流れていようと、被害者の天晶堂がそう言っている以上、銃士としては事故として調査するしかないの」
ちょっとだけ合点がいった。確かに天晶堂の倉庫は爆破されたけど、爆破した側とは既に手打ちが済んでいるんだろう。
だけどそれで済ませるわけにもいかなくて、手打ちの範囲に含まれない相手に報復しようとしている。ファティマの言ったとおりだ。
- 298 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/05/12 09:49:19 ID:???
- 殺人事件の事も聞いてみたけど、こちらは軽くはぐらかされてしまった。
やっぱりこの人はちょっと苦手だ。
病院の廊下はさほど長いわけじゃない。
次は何を聞こうかと考えている内に、モーグリの病室にたどり着いてしまった。
「外で待っていましょうか?」
特に内緒話をするつもりもなかったけど、わたしは頷いて、病室へと入った。
モーグリは包帯だらけの痛々しい姿だったが、枕に寄りかかって、比較的傷の浅い右手で何事かやっていた。
「ナナコ様クポ? よく来てくれたクポ!」
わたしに気がついて毛布の上に広げていたものを片付け、モーグリは微笑んだ。
「元気そうね。何してたの?」
わたしは出来るだけ平静を装って、丸椅子に腰を下ろすと、モーグリの顔を覗き込む。
モーグリは照れたようにはにかむと、ぽつりと呟くように答えた。
「ずっと寝ていたら、なまってしまうクポ。元気になったらまたすぐ働けるように、リハビリをする事にしたクポ」
ふうん、そうなんだ。わたしは感心する風に頷いて、次に何を尋ねようか思案する。
「ヒロ……Pokotasoは、どこにいるの?」
ああもう、わたしってバカ!
直球ド真ん中じゃない!
- 299 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/05/12 09:49:54 ID:???
- わたしがどうにか取り繕おうとあたふたしていると、モーグリはふいと顔を伏せて、寂しげに呟いた。
「分からないクポ。モグはお暇を出されたから、ご主人様がどこにいるか分からないクポ」
嘘を言っている雰囲気じゃない。口をつぐむと、わたしまで一緒になって肩を落とした。
ぽつん、とモーグリの目から雫がこぼれて、綺麗なシーツ(のはずだけど、モーグリの毛があちこちついていた)にしみをつけた。
「ナナコ様も、ご主人様の本当の名前を知っているクポね」
「えっ? う、うん……」
顔を伏せたままだったので、モーグリがどういう表情でそれを言ったのかは分からなかった。
不意を突かれてわたしはくぐもった返事をする。
「ご主人様から本当の名前を教わった時はすごく嬉しかったクポ」
もう一粒、モーグリが涙をこぼす。
「でもなんだか…… その後様子が変わってしまったクポ」
う……重い空気。何か言い出しにくい雰囲気だけど、沈黙に耐えられなくて、わたしは結局彼に先を促した。
「何が、あったの?」
モーグリが顔を上げた。ヒロのモーグリは少し耳が大きくて、頭の触覚が少し小さかった。彼は再び顔を伏せると、ぽつぽつと小さな声で語り始めた。
彼は寡黙で、あまりモーグリとも口を利いたりしなかったのだという。
けど、丁度、わたしとヒロがジャグナーで会ったあたりの話だ。
毛繕いをしながらお互いの故郷の話をして、翌朝妙に陽気に出かけていった。
そして、ぼろぼろになって戻ってくると、モグハウスには寝に帰るだけのようなタイプの彼が今度は部屋に閉じ篭って外に出なくなった。
あまりの豹変ぶりにモーグリは声を掛けたが、彼は追い出すようして、バストゥークのレンタルハウスを手配しておけと命令してきた。
- 300 :775 ◆dWeYTO/GKY :07/05/12 09:50:49 ID:???
- それっきりだという。
あとは主人の到着を待つモーグリを何者かが襲い、次に気がついた時には、彼は大金持ちになっていて、主人からは暇を出されていたのだそうだ。
「モグはこんな事して貰っても全然嬉しくないクポ。ご主人様にお仕えしたいクポが、きっとモグが飛べなくなったから愛想を尽かされたクポ……」
「そんな事ないよ。きっと何か理由があって、一時的に君に荷物を預けていると思うの」
そんな事を言いながら、わたしは別の事を考えていた。
モーグリは、ヒロが豹変したと言った。彼の口調や仕草は一緒だったけど、確かにそう言われれば別人みたいな気もしてくる。
「理由クポ?」
首をかしげるモーグリに、わたしは頷いて見せた。
「そ、理由。わたしが彼を捕まえて問いただしてくるから、君は早く元気になる事」
完全に空元気だけど、誰かに宣言したのは良かったと思う。少なくとも、逃げ出さずにいられそうだから。
「別人だろうと何だろうと、きっと連れて来るから」
両拳をギュッてして、気合を見せた。
その後他愛もない話をして、病室を後にした。
モーグリはヒロが別人みたいだという表現に、納得がいかない様子だった。必死になった気はするけど、他に何が変わったという訳でもない、とかなんとか。
それにしても、彼がモーグリに優しかったなんて意外。わたしには冷たいくせに。
病室を出ると、アヤメさんが待っていた。
「Pokotasoが心配なのは分かるけど、信じて待つのも一つの形よ」
案の定、外まで聞こえていたらしい。アヤメさんは決まり悪そうに言うと、先立って歩き始めた。
- 301 :(・∀・):07/05/29 11:53:51 ID:???
- 次スレの季節です。
「朝起きたら自キャラになっていた」物語20
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1180406830/l50
- 302 ::(・∀・)::07/05/30 12:43:22 ID:???
- 早速落ちてるよ(゜△゜;)
- 303 :(・∀・):07/05/30 13:12:20 ID:???
- ネ実って即死判定なかったよね…?
家帰ったら立てなおしてみるか。今日半休だし●あるし。
- 304 :(・∀・):07/05/30 13:52:40 ID:???
- 建て直しますた
「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く20改
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1180500538/
今度は細心の注意を払って保守しませう…(´Д⊂
- 305 :(・∀・):07/06/17 10:00:26 ID:???
- 落ちた・・・な
- 306 :(・∀・):07/06/17 11:55:51 ID:???
- ごめんなさい、保守ネタ書いてなかったら間に合ってた・・・orz
素直に保守すればよかった。
スレ立てようと思ったけど立てられずorz
- 307 :(・∀・):07/06/17 17:11:07 ID:???
- 家に帰ったら立てれるよー
あと二時間くらいかかるけど…待てなかったら別の方お願いします
- 308 :(・∀・):07/06/17 19:19:03 ID:???
- ただいま帰りました。
立てますよ〜
- 309 :(・∀・):07/06/17 19:26:21 ID:???
- 立ててきました。
「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く21
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1182075796/
- 310 :(・∀・):07/06/17 20:09:43 ID:???
- スレ立て乙
- 311 :(・∀・):07/06/18 01:20:43 ID:???
- 最近スレ落ちと新スレを報告するだけのスレになってるね
ちょっと寂しいぞ
- 312 :(・∀・):07/06/18 02:50:58 ID:???
- >>309
乙です〜。
>>311
避難所が賑わうってことは、本スレが寂れるってことです。
だからこっちはこれでいいのです。
で、こっちも時々ちょっとした投下があればいいと思う私は小市民。
- 313 :(・∀・):07/06/18 15:31:10 ID:???
- 実際は、本スレが盛り上がるとこっちも賑わって
避難所が寂れてる時は本スレも勢いがなくなってたけどねw
- 314 :(・∀・):07/06/21 20:45:26 ID:???
- なぁ…まとめwikiがメチャクチャ重いんだが…オレだけか?
- 315 :(・∀・):07/06/22 05:02:40 ID:???
- オレも重いな
livedoor wiki全般が重い気がする
- 316 ::(・∀・)::07/06/24 23:32:54 ID:???
- 本スレに入れないのは自分だけだろうか・・
- 317 :(・∀・):07/07/08 12:19:37 ID:???
- 本スレ落ちてるような希ガス
- 318 :(・∀・):07/07/09 01:45:31 ID:???
- この際だからもうこちら側で細々書き散らして行くのもいいかな…
とか思ってる俺ガイル
- 319 :21・Air:07/07/09 11:28:50 ID:???
- 投下します。
■*いしのなかにいる*
雨が降り注ぎ、冷たい水に沈んでいく。はるか遠くで声が聞こえる。弱く輝く宝石…誰にも渡してはいけないけれど、動けない…。ほのかに石だけが暖かい。雨に沈んでく。
- 320 :21・Air:07/07/09 11:29:59 ID:???
- ■ヴェ・ルガノン宮殿
気がかりな夢のつづきは夢だった。
滑らかな曲線と直線で構成された、巨大なホール。すべてが淡い青白く光る石。表面には所々にルーン文字を思わせる記号が彫り込まれている。
けれど幾何学と人工で支配されるのを拒むように、一抱え以上ある木の根が所々に張りだし、足下を水でぬらす。永遠の時間と静寂が、空間を重く支配している。
いつしか隣に見知らぬ女性。整った顔立ちと強い意志を宿した瞳。
だが夢とはいえ衝撃を禁じ得ない。黄色いボディコン衣装。薄い布地は体の線を強調し、たわわに揺れる胸、くびれたウエスト。長い脚。…うらやましい。羽毛飾り、ピアス、首飾り、腕輪などなどアクセサリ。
あなたバブルのジュリアナから来られましたか?タイムマシンはドラム式ですか?
「ねぇ、無事にすべて終わったら、私と一緒に世界を旅して回らない?」
「はい?」
予想しなかった問いに、間抜けな返事。
ジュリアナはニコニコと会話を続ける。
「なにを突然って顔ね。ふふ。約束よ」
小指を差し出された。ゲンマンして世界のクラブでも踊り回るつもりか。本当に突然だよ。ともかく細く白い指と、指切りをする。無邪気に笑うジュリアナ星人。
「そろそろ行くわ。いい?約束忘れたら承知しないからね」
ブーツを鳴らし、おっぱいを揺らし、小走りでどこかへ行った。さすが夢だなぁ。
- 321 :21・Air:07/07/09 11:33:53 ID:???
- ■ル・オンの庭
通路から外に出たそこは、石造りの庭園。ひときわ大きな樹の根本には、人工的な直線の水路があった。水の流れを追っていくと、その先はすぱりと庭園が終わり、遙か下方の雲の海に水が落ちていく。
体を乗り出し遙か下を望めば、遺跡の落とす影が丸く雲にうつる。空に浮かぶ遺跡。ここは言っておかねばならない。
「ラピュタは本当にあったんだ!」
遺跡のフチに、足を空中に投げ出して寝そべる。
と、背中で尻を踏み付けたような感覚。ふさふさした尻尾が生えている。色は白。そういえばハダカ。夢だし。
他もいつもの自分の体ではない。女らしい、というよりはひきしまった体。肌も白い。脚が長い。感動。頭に手を伸ばせば、猫耳。ぴこぴこぴこぴこと自分の意志で動かせる。また感動。
「あ、FFのミスラか!!」
なんの夢かを思い出した。よく見れば桃色の鳥が空を舞っているし、壺が浮いていたり、土偶人形が立っている。随分前にFF11は引退して、この風景を忘れていた。
仲間は今もゲームを元気にやっているのだろうか。ぶらぶらと脚と尻尾を揺らす。今日はなつかしい、良い夢だ。花の甘い香りと小さな羽虫。眼下にはどこまでも雲。
- 322 :21・Air:07/07/09 11:35:53 ID:???
- しばらくとりとめもなく思い出にひたっていると、足音が聞こえた。身を起こし立ち上がる。黒装束をまとった巨躯が、通路を通って現れる。おぉ、ガルカ!懐かしい。でっかい。こちらと目があったガルカの第一声は、ジュリアナと同じくらい意味不明。
「もどれ、自由は、ない」
好意の一片も感じ取れない。負の感情を秘めた、地獄の底から響くバリトン。
「断ったら?」
笑顔で聞いた。夢の中の私は超、強気だ。ガルカは私の身長よりも長い日本刀を、ぬたりと抜きはなつ。わかりやすい返答。ざわざわと気配が絡みついてくる。
そして、動いた。ガルカが間合いを詰め、ごうと刀を振り下ろす。斜に体を沈め、そのまま伏せて四つ足で横っ飛び。
着地したとき、右腕に鋭い痛み。すっぱり裂けて血が出ている。
…痛い?夢の中で今まで痛かったことはない。夢を見たときにほほをつねってみるといい。麻酔をかけたように感覚がないから。つまり、これは、夢じゃない?!
「もしかして、これは」
ぐるぐると混乱しかける思考に、突然の閃き。そう、昨日見たスレッドが思い出される。背中にじっとりとした汗と悪寒。Q・昨日寝る前に読んだスレッドは?A・「朝起きたら自キャラになってた」
/sh「うはwwwおkwww!!1!11!!!」
咄嗟に出たのはマクロかもしれない。そういえばNaitouプレイをしていた事があった。自分だったらそんな悲鳴はあげない。本当にヴァナディールにいるのかしら。などと考えてる場合ではなかった。
ガルカは踏み込み、刀で横なぎに切り払ってくる。何とか今度も飛びすさる。普段の自分なら両断されていただろう。少しはこちらも速いらしいが、何とか糸口を見つけ…。
その思考を腹部の鈍い、重い痛みが中断する。見たくない。のに、視線が勝手にひきつけられる。おなかの中心を左から右へ真一文字に、白い肌に桃色の肉が開いている。
じわりじわりと血がにじみ出るのが、コマ落としに見える。見るんじゃなかった。脚がストンとおちる。
ガルカは正面に立ち刀を、振り上げ、振り下ろす。ゆっくり、ゆっくりと刀が迫る。
お・わ・り。
- 323 :21・Air:07/07/09 11:37:24 ID:???
- に、なってたまるものか。体を跳ね上げ、踏み込む。ガルカの手が肩にぶちあたる。腕と腰元をつかみ、身をひねり、腰をぐいとあげて背負い投げ。
ガルカもさるもの、右足を出し踏みとどまる。そこで伸び上がり、ガルカの顔に頭突き。顔を狙った頭突きは身長差でアゴに直撃。くぐもった声を背に、あらためて背負い投げ。ガルカの体は宙に舞った。宙を舞うガルカが声をあげるが、時すでに時間切れ。
勝利は確定だった。…背負い投げの結果、空中に投げ出されなければ。そういえば遺跡の端に座っていたんだった。
「GYEEEEEYAAAARRRRR!!」
かわいい悲鳴をあげる余裕はとてもない、私も宙を舞っていたから。ガルカがゆがんで空中に消えた。ぅゎずるぃ。
遺跡が加速して上に遠ざかる。だめだ、これは。妙に頭が落ち着いている。せっかくだしスカイダイビングを楽しもう。FedExに電話したらパラシュート届けてくれないかな。
ものすごく空が青い。鳥になった気分。カメラで撮って、友達に絵はがきを出そう。雲がぐんぐん近づいてくる。ああ眠い。意識が薄くなってきた。これはやっぱり夢。
- 324 :21・Air:07/07/09 11:41:15 ID:???
- ■*ささやき*
体が重く動かない。冷たく青い光だけが見える。永遠に続く眠り。美しい唄声が、遠くから聞こえる。そうしたら、心臓がきりきりと痛む…心が暗い気持ちに染まっていく。いやだ。何も見えない、目の前がゆがむ…いやだ。なにも、みえ、な…
- 325 :21・Air:07/07/09 11:42:40 ID:???
- ■どこかの小屋
「うわわわあっ!!んぎっ、か、か、くぅ」
悲鳴を上げて飛び起き、なにかに思い切り頭をぶつけた。チカチカ星よ、頭をまわれ。猛烈に痛む頭をさするとフサフサした耳。頭の横には…耳がない!じっくりと体を見ればミスラ。またハダカ。夢のつづき?
さて…大きく息を吐いて、脚がはみ出る小さな木のベッドに倒れ込む。ところどころ光が漏れる板張りの小屋、窓からはやわらかい日差し。
少なくとも自宅ではない。外からは波の音森のニオイ。釣具やカゴ、網が雑多に転がっている。
「夢…?」
頭が痛い、ぶつけたせいだ。夢ではない気がして、ここまでの記憶の糸をたどる。
昨日はタンポポコーヒーを作ってみようと、大きな植木鉢に種をまいた。夕方には激しい雨、遠雷がゴロゴロ鳴っていた。雑多な家事や、ネットをしたりして11時に寝た。
…それからなにか、夢を見て。つぎは空島から落ちる夢。そういえば傷跡がない。おなかをなぞってもキレイなものだ。やっぱり夢かしら。
それともやつぱりヴァナ・ディールに居るのかな。夜見たスレッドにはそんなことが書いてあったけど。
そうだ、名前。air、アリア。そうだけどちがう。現実の名前は…?アイリス?そんな日本人離れした名前のはずない。
チヨコ?そうだ、千代子。少々記憶がこんがらがっている、アリア(air)はヴァナディールの名前だった。
そこまで考えたとき、砂を踏む小さな足音が聞こえた。扉が開けられ光が差し込む。
「気がついタル?」
素早く身を起こし、部屋に入ってきたタルタルをがっきと捕まえる。
「な、なにするタルっ!?」
そのままひょいと抱え上げ、あぐ