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寂しいFF11短編小説投稿
- 1 :(・∀・):05/02/16 02:31:16 ID:2+1wnI70
- 別れ、死などを題材にした
悲しいアレンジな物語まってます・・・。
- 38 :(・∀・):06/02/01 09:33:23 ID:NQP9lAdn
- デュミナス楽しく読ませて頂きました。ありがとう(´∀`)
タルとハゲの人うpしてくれないかなぁ・・・
楽しみにしてますwwwww
- 39 :(・∀・):06/02/08 12:55:42 ID:COTmMRLA
- (´・ω・`)
- 40 :(・∀・):06/02/14 09:57:36 ID:iQ6dFa1Y
- そしてここも廃れていく・・・・・・
寂しいですな('A`)
- 41 :(・∀・):06/02/14 10:11:37 ID:???
- 下手糞な文章だけど投下していい?
- 42 :(・∀・):06/02/14 10:13:35 ID:???
- んじゃ投下します題名は「砂漠で一人」
- 43 :砂漠で一人:06/02/14 11:06:10 ID:???
- 以前、私は、結構位の高い赤魔導師だった
でもいつの頃か、最高まで上げることなく中途半端で終えた
「赤さん、リフレお願いします」
「は、はい」
こんな返事をしながら私は、PTの後衛の人たちにリフレッシュを掛ける
今では腕を通す事の無い赤い服が私のモグハウスに飾られていた。
「モグ元気でね・・・」
「・・・ほんとに行っちゃうクポね?」
「うん・・・」
「・・・」
黙ったまま別れの夜モグは、静かに泣いていた。
私は、赤魔導師よりも、ナイトを選びたかった、
騎士の証を取る事も出来ないまま、試練は最後で放棄をした。
ズルズルと後衛をやっていた感じがする・・・嫌じゃない
後衛で回復魔法を掛ける事こそ別の意味で守れると
自分に言い聞かせていた。
いつも腰に付けている剣は、
MP回復が早くなるダークスタッフへと変わる
PT後、嫌な感じ、違和感というか、何のための剣なの・・・!!
私の心の中は、悲鳴へと変わっていく
押さえつけても、悲鳴をあげる・・・
獣使いに決意したのそんな日だった。
モンスターの力を借りて、自らの体を守る・・・
情けない私には、合っているジョブだと思う
「手紙出すクポ」
「どんな遠い所でも私とモグは一緒だよ」
「うんクポ・・・」
「・・・」
また黙ったまま、私とモグを握った
こんな事しか出来ない私は、ほんとに弱い人間だと感じる。
ベッドの傍には大きい荷物が入っている・・・
テント、非常食、ペットの傷を癒すエサとか色々入っている。
料理は、余り上手くないから対したものは出来ない
「もう寝るクポ、明日はやいクポ」
「うん、おやすみ」
最後のお別れの夜、モグと私は寝た。
夜のジュノの街は、まだにぎやかだった・・・
涙が、頬を濡らした・・・
- 44 :砂漠で一人:06/02/14 12:02:48 ID:???
- びゅおおおお・・・
3日後についた東アステパ砂漠の砂が私の頬にこする・・・
目が痛い、熱い、鎧着て日焼けの後にならないかな・・・
最初に、思ったのがこれ、砂嵐で土の精霊がが、フヨフヨと私の近くにくる
・・・魔法使ったら攻撃してくるよね・・・恐る恐る、彼(?)のそばから離れる
「ぶぉぉおぉぉー!!」
少し離れたとたん、キリンが近寄って来て大きい声で鳴いた
「な、なに?君?」
「ぶぉぉぉぉぉぉ!!」
じっと立ち止まると思うと長い頭が私の鞄の中につっこんだ
「ええ??なになに??」
「ゴソゴソボリボリ・・・」
何かを食べてるのを見ると、獣たちにあげるエサだった・・・
鞄が涎でドロドロ・・・うわーっと思いながら近くの洞窟で全部の物を出した。
「ボリボリ」
「エサ全部たべちゃったの・・・?」
鼻息をフンと私に鳴らした後キリンは洞窟から離れていった。
それを私は呆然と見ることしか出来なかった。
夜、西に続く洞窟の中で私を旅の疲れを取る事に・・・
最初があんなふうに獣にからかわれるなんて思って無かった。
ズドンズドン・・・
「え?え?」
「・・・」
大きい音に閉じてた目は、開いた。
見ると、目の前に昼のキリンが私の傍来ている。
「ぶぉぉ!!」
一声泣くと上から、私の頭に上からなにかが当たった。
何かの葉っぱの枝?手に持って見る。
彼は、また鼻息を鳴らした後、どこかに行ってしまった。
おかげで目が覚めてしまった私は、町に行き、
店の人見てもらうとパパカ草といい
キリンたちの好物の品種だそうだ・・・エサのお礼?
そんな事を思いながらオアシスの町から砂漠へと出る。
「・・・」
「あ、また来たの?もうエサ無いよ?」
首を私の傍に近寄り、頬を舐めた
「え?え?」
「一緒にきてくれるの?」
どうやら懐かれてしまったらしい・・・悪い気はしない・・・
嬉しいといったほうがいいかな・・・私は、キリンの頭をこすった・・・
コクリと頷くと、私と一匹は、砂の中に消えてっていった。
数ヶ月後・・・私はモグに手紙をだした
- 45 :砂漠で一人 終:06/02/14 12:48:18 ID:???
- 私は元気ですから始まって、長々と健康のこととか、
こんなに強くなったんだよとかの雑談みたいな話を書いた後、
砂漠に出会ったキリンの事、そして・・・
もうすぐ帰るって事を・・・
数ヶ月いて、私は強くなった・・・強くなったら余り戦闘の経験が
手にはいらなくなる・・・強くなりたいなら他の場所で狩りにいけと、
ジュノを拠点にと・・・町の酒場のマスターに言われた。
ジュノに帰ってしまったら彼は一人になってしまう。
前の私から開放してくれたのは、彼のおかげなのに・・・
辛い時も楽しい時も二人でいた。強く慣れたのも彼のおかげだよ・・・
ありがとう・・・じゃいいきれない・・・
こんな別れをして強くなるなら、強くなりたくなんかない・・・
そんな気持ちが私の心に走った。
前の頃から弱虫なのは変わらない・・・涙がボロボロでる・・・
彼の首に抱きつく、私は、宝石の付いた金のペンダントを付けた。
何故だかわかんないけど、そうしたかっただけ
これは、まだ生きていた母が私にくれたものだ、
もう私には必要無い、私だと思って持っていてと・・・
私は、コロロカの泥門へと続く、穴に入った。
黙ったまま彼は、私を見ている。
「ありがとう!!」
私は、精一杯の声で叫んだ
大きい音を鳴らしながら彼は去っていく
ぶぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
見なくなった彼の泣き声が砂嵐を響かせる
まるで「さようなら」といってるように・・・
【砂漠で一人?だけど・・・】
砂漠で彼は、一人、砂を踏みしめながら、生きていくだろう
でも私と君との絆は結ばれたまま・・・絶対忘れない
もし愛しい子供が出来たら、この話をしてあげよう・・・
私のペンダントを付けた話を・・・
砂漠で一人 終
- 46 :砂漠で一人 終:06/02/14 13:13:03 ID:???
- ぐはっ下手糞でゴメンねwwwwww蜘蛛に殺されてきますwwwww
- 47 :(・∀・):06/02/21 17:28:58 ID:DsSGwdKA
- タルとハゲの続きを…続きをぉぉぉ…!!
作者さんまだかなぁ?
(´・ω・`)
- 48 :(・∀・):06/02/22 23:36:19 ID:jtYXTnD9
- SS作家さんが誰か来ることを期待してageてみる。
- 49 :タルとハゲの作者 :06/03/01 20:14:35 ID:7FOHCxXk
- 申し訳ない、パソ逝ったからもうしばらくかけない(*_*)携帯からみてる。 はっ、携帯から書けばいいかw
- 50 :タルとはげの続き :06/03/01 21:46:13 ID:ytc+CGKs
- 新しいパソつないだので書きます
〜続き〜
突然GMが現れた。
誰かが通報したのだろう。
GM「どうしましたか?」
意外に冷静だ。GMの後ろでPCが何人も飛んでるのだが・・・
見えていないのかもしれない。銃で撃ってみるか。
スチャッと構えると
GM「監獄行きがいいのですか?」
狩タル「!!!」
見えているようだ。
狩タル「とりあえずアレをなんとかしてください」
ハゲのほうに指を指す。GMが振り向いて一言・・・
GM「あれはバグでしょうか?」
狩タル「いいからとめてくださいw」
かけよるGM。まだ暴れるハゲ。
ハゲの渾身の力をこめた両手棍がGMにあたった。
キレるGM。ハゲ頭を鷲掴みにされてひきずられるハゲ。
岩陰に消えた2人をただ呆然と見ていた。
しばらく沈黙が続く・・・すると
「うわああああああああああああ」
突然叫び声があがった。ハゲの声ではない。
様子をみに全員でいってみた。
すると裸でプリケツさらしたGMが倒れていた。
右手で尻を押さえて泣いていた。何をされたのかすぐにわかった。
後ろのほうで何人か笑い転げていた。あとで処罰をくらうだろう。
ハゲがいない。あたりを探しているとなにやら音がする。見に行くと
パリーン。GMの装備一式を失った・・・。
狩タル「なっ!?」
奪ったGMの装備で分解していたハゲを見つけた。
〜また続く〜
- 51 :タルとはげの続き :06/03/01 22:19:46 ID:ytc+CGKs
- 〜続き〜
GMの装備を奪い分解失敗して全ロストさせたハゲ。
というか分解できたのか。少し【興味があります。】
いや、それよりもハゲはこちらに気づいていない。
狩タル「・・・殺るならいまだな・・・」
音をたてずゆっくり銃をかまえる。気分はゴ○ゴ13だ。
狙いを定めて・・・そのとき殺気に気がついたのかハゲが振り向く。
ハゲ「あら♪タルちゃん♪私に会いにきてくれたのね^^」
狩タル「あわわ・・・ス、スラッグショッチュ!」
狩タルは股間スラッグショットを実行
→ハゲはおもわず「おふぉぅ!?」って言ってしまう程のダメージ。
バタリと倒れるハゲ。
勝どきをあげる狩タル。
狩タル「/sh ハゲのモンスターたおしたぞーーーーー」
その言葉にショックをうけたのか突然消えるハゲ。
サーチしても名前がでない。回線を抜いたらしい。
とても気分がいい。上機嫌でみんなのところに戻ったら・・
GM「うっ・・・う・・・・」
まだ泣いているGM。すっかりわすれていた。
その付近でなにやら虫の息のPCたちがいた。
「笑いすぎて腹筋がきれたらしいよ」
あきれているとGMが股間と尻を押さえてやってきた。
GM「う・・う・・・笑った人たちは監獄につれていきます・・」
笑っていたPC1「その格好でいうなw」
笑っていたPC2〜6「wwwwwwww」
馬鹿にされて余計泣いてしまったGM。
笑っていたPC達がきえた。監獄で好きなだけ笑うがいいさ。
しばらく沈黙がつづく。そこに1人のPCが
「バリスタの続きしましょうか」
「賛成」
「おkw」
全員一致で再びバリスタすることになった。
狩タル「それぞれのキャンプからやり直そう」
ここぞとばかり仕切る狩タル。
それぞれのキャンプに戻り
「/sh それじゃあ再開するよー」
その瞬間バリスタ終了・・・
ヘラルド「0:0で引き分けです、さっさと散りなさい」
全員「・・・・・・」
のちにこの事件以降、狩タルは「股間狩り」として
恐れられるようになった。
〜オチなしで後味わるいけど完〜
- 52 :(・∀・):06/03/02 16:24:07 ID:D/NNawIN
- ありがとう!!!!あなたは神だっ!
次回作も期待wwwwwww
- 53 :タルハゲ作者 :06/03/02 19:13:17 ID:4Nk9G7SP
- がんばります(`・ω・´)
- 54 :タルハゲ作者 :06/03/03 12:16:22 ID:Bvd2gWr6
- 今日仕事中に笑いと感動のネタができましたw帰ったら書き込みます
- 55 :(・∀・):06/03/03 13:10:03 ID:???
- タルハゲ作者てw
- 56 :タルハゲ作者 :06/03/03 15:05:12 ID:DVTN6jzo
- これのがわかりやすいw
- 57 :タルハゲ作者 :06/03/03 20:29:20 ID:qp2vS+jm
- 予告通り笑いと感動もの(?)をw
〜夢の終わりに〜
俺はどこにでもいるヒュームの冒険者。
特に目立った特徴もない普通の冒険者だ。
それでも人一倍頑張ってきたつもりだ。
そんな俺にも自慢するものがある。女のフレンドだ。
彼女とはヴァナ・ディールで初めてのフレンドであり親友だ。
いろいろな時間を彼女と過ごしてきた。
わからないことも2人で教えあったりもした。
そんな彼女が突然引退するといってきた。
LSのメンバーや彼女のフレンド、知り合いが集まり、ジュノ上層
の教会で引退式をやることになった。
みんな花火やアビリティを使ったり、思い思いの演出で彼女の引退式
を飾った。
だが俺は複雑だった。彼女と一番長い時間を過ごしてきた俺は言葉や
演出などでは言い表せないほどの心境だった。
引退式も終わりかけたその時、彼女からtellがきた。
「ねえ、2人でラテまであるかない?」
突然の言葉に返答に困ったが2つ返事で返した。
引退式も終わり、2人でラテーヌに向かうことになった。
俺「ラテまでチョコボでいくのか?それともテレポか?」
すると
彼女「ううん、さっきも言ったとおり「歩いて」いくんだよw」
俺「かなり遠いぞ」
彼女「いいからいいから^^」
半ば強引に彼女に連れられ、歩き始めた。
バタリアを歩いてるとき、
俺「なんで歩いていくんだよ。テレポとかチョコならすぐじゃないのか?」
彼女「引退するんだから景色見ておきたいけど・・もう時間ないしねw
だから一番好きな場所までの景色くらいは見ておきたいじゃない?」
言葉がなかった。しばらく無言でバタリアを歩いた。
ジャグナーにはいって、彼女が
「やっぱりジャグナーって光があまりささないから暗いね〜w」
と言ってきた。
俺「そうだな、夜は特に見づらいしな」
彼女「だよねー^^私も何度か道を間違えそうになったよ^^」
俺「俺は今でもたまに迷うがなw」
彼女「wwwwww」
などと話をしながら歩いていた。
そして彼女が行きたがってたラテーヌに到着した。
〜続く〜
- 58 :タルハゲ作者 :06/03/03 20:57:10 ID:qp2vS+jm
- 〜続き〜
ラテーヌへ到着するなり彼女が
彼女「こっちこっち^^」
と走り始めた。俺は彼女のあとを追い、走り始めた。
すると彼女がある場所でとまった。そこはオルデール鍾乳洞入り口
付近の池だった。
俺「ここにこさせたかったのか?」
彼女「うん^^ここからの空の眺めがね、一番好きなんだ」
そういうと彼女が空を見上げ、しりもちをついて座った。
俺も彼女の近くで座って空を見上げた。
彼女「実はね、私が空を見上げることになったのはある人の
言葉がきっかけなんだ」
俺「あるひとって?」
彼女「今のLSの昔いたガルカさんいたでしょ?」
俺「あぁ。たしかだいぶ前に引退した・・・」
彼女「当時の私は今のあなたみたいに一生懸命走って早くみんなの
役に立とうっておもってた」
俺「あぁ、そのときはただレベリングしようと人一倍がんばってたよな」
彼女「でもね、そのガルさんが「一生懸命走り続けてみんなに近づこうとするのもいいが
それじゃあ身がもたないぞ。たまには空でも眺めて、ゆとりをもってみな」って
いってくれたの」
彼女「たしかにそのときは走り続けることに疲れたんだとおもう」
俺「それで空をみるように?」
彼女「最初は空なんてって思ってたけど不思議だよねwなんだか落ち着いたんだw
それからは急ぐのをやめて自分のペースで走ることにしたんだw」
俺「そうだったのか・・・」
しばらく沈黙が続く。
〜続く〜
- 59 :タルハゲ作者 :06/03/03 22:25:44 ID:qp2vS+jm
- 〜続き〜
しばらく沈黙が続いたあと彼女が
彼女「時間がせまってきたね」
俺「そうだな・・・」
時間がせまり内心焦っている俺がいた。
すると
彼女「あなたもあまり急いで走らないでね、最近無理して走ってるようにみえるから」
俺「あぁ・・・わかった」
彼女「ん、そろそろ時間だね・・・」
俺「あ、あぁ・・・もう時間か。あっという間だな」
彼女「・・・それじゃあね^^」
俺「あぁ、さようn」
彼女「/sh シャラップ!」
俺「!??」
さようならと言おうとした俺を彼女が大声でとめた。
あまりのことに言葉を失った。なんだろ?とおもっていると
彼女「そこはさようならじゃないよ!「またね」でしょ?」
俺「なんで「またね」なんだ?」
彼女「ここでは会えないかもしれないけどリアルで会えるかもしれないでしょ?」
俺「リアルでって・・・住んでるところ違うんじゃ・・」
彼女「どこにだって道がつながってるんだから会おうとおもえば会えるじゃないw」
俺「そりゃあそうだが・・・」
彼女「だからここは「またね」なの!」
俺「わかった、わかったよ。だから興奮するのはやめろって」
彼女「あらwついつい^^;」
興奮した彼女をなだめて落ち着かせる。
彼女「まだちょっと時間あるし空見ながら話そうか」
俺「ぁぃょ」
2人で空を見上げる。
彼女「私ここにきてよかったとおもってる」
俺「なぜ?」
彼女「最初は興味本位だったけどやってみて楽しく思えたし、いろんな人との
交流もあった。そして人との絆がどれだけ深いものかわかった気がする」
俺「そっか」
彼女「いやなこともあったけどそれも思い出になった。」
俺「うん」
彼女「あなたやLSのみんなにフレとありあえてよかったっていうのが
一番かな」
俺「・・・・」
すくっと彼女が立ち上がる。
彼女「もう時間だ・・・それじゃあね」
俺「あぁ・・・「また」なw」
彼女「よろしい^^」
にっこりと微笑む彼女。
そしてヒーリングの姿勢になり落ちようとする彼女。
俺「あ・・・」
彼女「ん?」
俺「その・・・今までありがとうなw」
彼女「^^」
そして消える彼女。
彼女が消えた途端涙が溢れ出した。
今まで我慢していたせいか止まらなかった。
泣きながら彼女との思い出を振り返る。
そして思い出を振り返りながら空を見上げる。
彼女が好きだったこのヴァナ・ディールの空を。
まるで夢の終わりを告げるかのように時間だけが過ぎていった。
〜完〜
- 60 :タルハゲ作者 :06/03/04 07:57:53 ID:ZBp2Pmb2
- ちと文章が乱雑だけど勘弁してくらはい
- 61 :(・∀・):06/03/06 16:01:19 ID:Z7WXS06F
- 泣けた・・・(´・ω・`)
後くされない別れがいいねwラテーヌの風景・空は私も好きだーー
虹とか掛かると最高っすねw
- 62 :(・∀・):06/03/10 18:25:36 ID:???
- ミスラの詩
ジュノ下層の 吟遊詩人の酒場。
そのステージで認められることは一流の証であり、吟遊詩人を生業とする者の憧れの場所だ。
毎日のように売出し中の詩人達がステージに上がるチャンスを狙っているなかで、
一際注目を集めているミスラがいた。
チューブトップに長袖のボレロを羽織りぽってりしたボトムをヒップハングで穿いている。
一見するとシャイル装備のようだが、首と腰を飾る金の鎖には宝石ではなく鈴が下がっていて
足首の鈴付きのアンクレットと共にシャラシャラと澄んだ音を響かせる。
彼女はこの色気たっぷりの衣装を纏った自分の身体を楽器として情熱的な恋を歌い上げるのだ。
初めて彼女が登場した時、ステージに上がることが出来なかった他の詩人たちは
色香で客を惑わす破廉恥な行為だと彼女を散々非難した。
しかし、激しく踊りながら息も乱さず歌い続けることが
どれだけの力量を必要とするか当の詩人たちが一番分かっている。
ふらりとやってきていきなりステージに立った新顔を認めたくなかったのだ。
ある日客を装った詩人の一人が彼女に踊らないで歌って欲しいとリクエストした。
彼女は快諾しハープを借りると先ほどと同じ歌を全く違う曲のように切なく哀しく歌い始めた。
曲が終わる頃、観客は皆心から涙していた。意地悪なリクエストをした詩人もである。
こうして彼女が一流の歌い手であることは誰もが認めるところとなった。
俺は一仕事終えた後に酒を飲みに来て彼女を知った。
魅力的な肢体はもちろんだがあの甘い声に魅了されてしまったらしい。
1日の終わりに彼女が語る異国の娘の悲恋を肴に酒を飲むのことが唯一の楽しみになってしまった。
あわよくば、などという下心は無かった。
裕福で熱狂的な信奉者がいつも取り巻いて、俺のようなしがない冒険者が近寄ることなんて出来はしなかった。
金に飽かせてあの身体を自由にしているヤツがいるかと思いきや、
身持ちが固いらしく当たって砕け散った男たちの愚痴ばかりが耳に入ってきた。
ステージ上のエロティカルで奔放な姿とは似ても似つかない。
そこがまたいいのだ。夢を売る吟遊詩人として掛け値なしのプロだった。
- 63 :(・∀・):06/03/10 18:26:03 ID:???
- 彼女のステージは19時と21時の2回だ。
出番の合間、彼女はカウンター脇の席で取り巻きに囲まれているが
2回目のステージ後はいつの間にか居なくなってしまう。
恐らく魔法かアイテムを使っているのだろう。
取り巻き連中に見つからずに店を抜け出すには姿を隠すかデジョンしてしまえばいいのだから。
ある日、いつものように彼女が消えた店を後にして裏路地からレンタルハウスへと歩く俺の前に
忽然とミスラが現れた。姿を隠していたのだろうが効果が切れたらしい。
そのまま二、三歩進んでから立ち止まってあたりを見回す。
再度姿を消すべきかどうか迷っているようだった。
ゆっくり巡らした顔が俺の方を向く。
「にゃ?あなたは…」俺をみて不思議そうに呟いたのはさっきまで店で歌っていたミスラだった。
ミンストレルコートに白いスラックスという目立たない服装をしている彼女の顔が曇るのを見て俺はハッとした。
こっそり後をつけてきたと疑われているのではと思ったからだ。
焦って言い訳を探す俺を他所に彼女の歪んでいた眉がぽんと戻り笑顔になった。
「う〜んと、そうにゃ、いつも聞きに来てくれる人にゃ。」
「え?あ、うん、そう。」つい間抜けな返事をする俺に
「ここは近道だから誰かに見つかるのは仕方ないのにゃ。ぼーっとしてたアタシがいけないにゃ。」
にゃははと屈託無く笑い掛ける彼女は少しも反省しているように見えなかった。
せっかくだから途中まで一緒にとの申し出を受けて俺は彼女と肩を並べて歩いている。
「レンタルハウスに住んでるってことは冒険者なのかい?」
パトロンから提供された豪華な部屋に住んでいるのだろうと勝手に想像していた俺は尋ねてみた。
「流れ歩く吟遊詩人にはレンタルハウスが便利にゃ。」
冒険者政策を巧く利用しているらしい。
ゲートを潜って管理人に挨拶したところで彼女は立ち止まりインビジを唱えると
「おやすみなさいにゃ。」心地よい響きを俺の耳に残して行ってしまった。
この先を無防備に進むことはハウスの場所を自ら教えるようなものだ。
あわよくばと思った俺の甘さに苦笑しつつ、彼女が消えた空間に手を振って自分のハウスへと向かった。
「にゃにゃにゃ?!」
ドアノブに手をかけようとした俺は隣の部屋のドアノブを掴んだまま目を丸くする彼女と再会した。
- 64 :(・∀・):06/03/10 18:26:34 ID:???
- 俺は入れたてのサンドリアティーを彼女の手に乗せた。
「あれほどびっくりしたことはないにゃ。」思い出したのかくすくす笑う。
あの日から彼女は俺の部屋のドアを叩く事が多くなった。
お茶を飲みお菓子を摘んでその日の出来事をひとしきり語ると彼女は隣の部屋へと帰っていく。
色っぽいことも艶っぽいことも何もない。ないったら、ない。女神に誓ってない。
不甲斐無いと笑うなら笑うがいいさ!
目の前にいるミスラ訛りでにゃーにゃー話す平凡な娘と
ステージ上で煽情的に狂おしい恋を表現する姿がどうやっても結びつかないのだ。
取り巻き連中からすれば千載一遇のチャンスをモノにした俺だが、実はただの茶飲み友達だったりする。
それでもいいと俺は額から後ろへと流れに沿って薄紫の短い髪を撫でる。
くすぐったそうにぴこぴこと耳が動き、弓形に目が細くなり、ぱたぱたと尻尾が振れる。
これでゴロゴロと喉が鳴れば完璧に猫だな、俺の心に住みついた不思議な猫。
眠くなったと帰りかける彼女の背中に声を掛けた。
「明日からしばらく出掛けるが、モグには言ってあるから好きな時に来ればいい。」
「あにゃ、急だにゃ。」不服そうに振り返った。左右に触れる尻尾が少しイライラしている。
「それから、もし1ヶ月経っても戻らなかったら、その時はここの荷物を好きに処分してくれ。」
「にゃ!?それはどういう意味にゃ?」ピンと立ち上がった耳と尻尾が彼女の驚きと戸惑いを余さず伝えていた。
「冒険者なんてそんな商売だろ。」
冗談めかして肩をすくめる俺を潤む瞳で睨らみつけると彼女はドアへと歩き出した。
「アタシの知らないとこで死んだらだめにゃ!」バンと力任せにドアを閉める音が響く。
思いがけない彼女の言葉に俺の心は少なからず動揺していた。
- 65 :(・∀・):06/03/10 18:27:30 ID:???
- 俺は表向き冒険者で通しているが、かなり後ろ暗い身だ。
最初の記憶は真っ赤に焼けたサルタバルタの空と血で染まった母さんの顔。
まだ乳を貰わなければ生きていけないほど幼かった俺には、
何が起こったのか今でも分からないが母さんは俺を守るために死んだんだろう。
引き取り手のない俺は孤児院に放り込まれた。
そこは寝床があるだけありがたいと思えという糞溜みたいな場所だった。
飢えた俺たちに一切れのパンを投げ与え奪い合う様を薄笑を浮かべて眺める院長を
刺し殺して逃げ出したのは10歳ぐらいだったか。
血に染まった俺を照らす焼け爛れた夕日がやけに印象的だった。
以来俺の転機には必ず赤い因縁がついてまわり、
赤をイメージさせるものがすっかり嫌いになってしまった。
おかしいかい?まあ、そうだよな。
赤い血が苦手で裏家業をやってるなんて正気の沙汰じゃないってか。
不思議そうな顔で俺を見るなよ。
俺の良心なんて赤い空と一緒にとっくの昔に焼け落ちてしまっている。
それにあんたもう死んでるし。でも血は出なかっただろ。
事切れた身体に囁きながら心臓を貫いている極細の針を抜き取った。
これはサボテンダーの針に似せたダマスク製の特注品で
至近距離でないと使えない欠点はあるものの、殆ど血が出ないので俺のお気に入りの暗殺武器だ。
俺は物言わぬ仲間に背を向けて毛布に包まった。
死体の瞼を閉じると眠っているようにしか見えない。
朝になれば誰かが動かないヤツをみて病死したと判断してくれるだろう。
今回のターゲットは用心深くてなかなかチャンスがなかったが、
立て続けにパーティへ誘うことでやっと近付くことが出来た。
お陰でかなり時間が掛かってしまったが、満足できる仕上がりに俺はほくそえみながら眠りについた。
- 66 :(・∀・):06/03/10 18:32:15 ID:???
- ここまで書いて放置してあった話なんだが
暗いのですっかり筆が止まっていた
ここのテーマに合いそうなんだけど書けたら投下していいかな
- 67 :(・∀・):06/03/13 11:46:44 ID:kFINtOxq
- 是非お願いしますっ!
続きが気になる・・・・(´・ω・`)
貴殿は魅せる文章を創るのうw
- 68 :タルハゲ作者 :06/03/13 19:09:34 ID:2pDpRmJB
- 小説風みたいなのをまた仕事中に作りました。あとでかいときます
- 69 :タルハゲ作者 :06/03/13 22:41:29 ID:pSnIdw5A
- [アスカの冒険録]
ここに1人の新米冒険者が誕生した。
名はアスカ。歳は17歳。
バストゥーク共和国出身の女冒険者だ。
アスカ「うーん、今日から私も冒険者かぁ」
改めて実感したようだ。
アスカ「冒険者って大変って聞いたけど・・・やっていけるよね」
意外にお気楽な性格のようだ。
そんな彼女が最初にやったことはバストゥーク以外の外の景色を見ることだった。
初めて目にするグスタベルクの景色はとても新鮮だった。
鉱山区からでたのですぐにがけがみえた。
そこからいつもバストゥークで見ていた海とはまた違う海があった。
アスカ「・・・・きれい」
どこまでも続く大きな海をただボーとみていた。
海をみながら歩いているとうしろから・・・
「ゴブ・・・」
なにやら声らしきものがきこえた。振り向くとゴブリンが後ろにいた。
目が血走ったゴブリンが剣を大きく振り上げる。
アスカ「わわ」
驚いて尻もちをついた。
アスカ「冒険者になって早々に死んじゃうのか・・・」と目をとじる
ゴブリンが剣を振り下ろそうとしたその時。
ザグッ
なにか音がした。鈍い音だ。自分から痛みは感じない。目をそっとあけてみる
するとゴブリンの胸あたりから剣が貫いていた。
ゴブリンもそれをみて震えている。
剣がスーっとゆっくり抜かれていく。
剣がぬかれるとゴブリンがバタリとアスカの足元で倒れた。
上を見上げるとそれはエルヴァーン女性のナイトだった。
ゴブリンの血がついた剣を振り払うと鞘におさめた。すると
ナイト「あなた大丈夫?」
アスカ「は、はい!大丈夫です!」
そしてなにやら彼女の足元でもぞもぞ動く物体が。
彼女の足からひょこっと顔をだす。タルタルだった。
これが彼女たちとの出会いだった。
[つづく]
- 70 :(・∀・):06/04/06 10:36:31 ID:fEJhmICr
- 連載中の作品の続きが気になる今日この頃(´・ω・`)
- 71 :タルハゲ作者 :06/04/15 12:24:17 ID:seI5QRna
- 時間できたので続きかきます
- 72 :タルハゲ作者 :06/05/05 19:35:12 ID:bm2TuIa/
- サボってたけど再開するどー
- 73 :タルハゲ作者 :06/05/05 20:12:11 ID:bm2TuIa/
- 〜続き〜
ナイトが手を差し伸べ、その手につかまって立ち上げる。
すると
ナイト「あら、あなた怪我してるわね、まっててね。」
すると青白い光がアスカの体を包み込み、傷が治った。
アスカ「あ、ありがとうございます。えーと・・・」
ナイト「そういえば自己紹介まだだったわね。」
ナイト「私はルーシー。よろしくね。」
アスカ「あ、私アスカっていいます。」
ルーシー「それで・・・・」
そういうとルーシーは足元でモジモジしてたタルタルを片手でひょいと
持ち上げて、アスカの前までよせた。
ルーシー「それでこの子はラプルルっていうの。人見知りでね。」
アスカ「そうなんですか、よろしくね、ラプルルちゃん。」
ラプルル「あ、あ、あ・・・・」
顔が真っ赤になってルーシーの手をほどき、再び足元に隠れる。
ルーシーの足元からひょこっと顔だし
ラプルル「よ、よろしくね、アスカねえちゃん」
小さな手をブンブン振っている。とても愛らしい姿だ。
するとルーシーが
ルーシー「あなた冒険者になったばかりね?」
アスカ「あ、はい。でもわからないことが多すぎて・・・」
ルーシ「それなら私とラプルルが色々教えてあげるわ」
アスカ「そんな・・・私のためにそこまで・・・」
ルーシー「誰でも最初はわからないものよ、それを教えあいながら
冒険するのが楽しいと思うんだけど?」
アスカ「でも・・・」
するとラプルルが
ラプルル「アスカねえちゃん、いっしょに遊ぼ〜」
ルーシー「あら、この子がこんなこと言うなんて珍しいわ。」
アスカ「えーっと、それじゃあお願いしていいですか?」
ルーシー「よろしくね、アスカ」
アスカ「よろしくお願いします、ルーシーさん、ラプルルちゃん」
ラプルル「わーい、わーい」
そしてアスカはルーシー達に色々教わった。
どのモンスターが襲ってくるかや敵からの逃げ方、隠れ方などを。
そして3人でバスへともどる。
〜続く・・・かも〜
- 74 :(・∀・):06/05/05 23:36:44 ID:???
- wktk
- 75 :タルハゲ作者 :06/06/24 03:54:00 ID:rsIVs+ne
- 続きかくべー
- 76 :タルハゲ作者 :06/06/24 12:20:58 ID:CoOHbf68
- 〜バス商業区〜
3人で歩いているとなにやら大きい体のガルカが目の前まできた。
するとルーシーが
ルーシー「あ、彼も私たちの仲間なの、ラウリっていうの」
アスカ「そ、そうなんですか」
ゆっくりとラウリに目をやるアスカ。
ギロリとした目でラウリと目があった。
アスカ「ひいいいいい」
ルーシーの背中に隠れるアスカ。
それをみてルーシーが腹をかかえて笑い出した。
なにやらショックをうけたようにうなだれるラウリ。
ルーシー「ごめんね、アスカ。ラウリは人はいいけど目つきがね」
アスカ「あ、そうだったんですか、怖かったからつい・・」
アスカにそういわれて泣きそうになるラウリ。
アスカ「ラウリさん、ごめんなさい」
ラウリ「・・・・ラウリでいい」
ショックを隠せないのか恥ずかしいのか言葉少なめにそういった。
ラプルルはキャッキャとはしゃぎながらラウリの周りを走り回っていた
ラウリ「ルーシー、そろそろ・・・」
ルーシー「あ、そうか、今日だったね」
アスカ「?」
ルーシー「ごめん、私たちジュノにいかなくっちゃ」
アスカ「あ、はい。いってらっしゃい」
3人に手を振って見送る。
ラプルル「ばいばーい、アスカねえちゃん」
3人も手を振り返す。ラプルルは見えなくなるまで手を振っていた。
アスカ「さて、私も冒険にいこうかな」
3人のように強くなるため再び旅にでるアスカ
〜続く〜
- 77 :拾ってきた :06/11/11 04:19:39 ID:???
- 〜喫茶フットキック〜
☆サンドリア王国の片隅の片隅に、兎の兄弟が経営するひとつの寂れた喫茶店があったとさ☆
「マスター、今日もお客さん来ないんだな。。。」
「焦るな弟よ。真面目に商売していればきっと報われるものさ。」
マスターである兄兎は、ヒビの入ったコーヒーカップを磨きながら答えました。
「場所が悪いと思うんだな。第一、こんな木材置き場の片隅に喫茶店があるなんて冒険者は気付かないんだな。」
「目立つところで店を開けばいいってもんじゃないさ。」
「でもマスター、ここは眺めも悪いし、お勧めメニューのサラダにも木くずとか入りまくりだし良くないと思うんだな。」
「しかたあるまい弟よ。眺めのいい飛空挺乗り場の賃貸料は高くて私らには手が出ないんだ。」
周りで冒険者達が木工製品を加工する騒音に耳を痛くしながら、兄兎は物悲しい目をしている。
「それにせっかく脱モンスターして喫茶店を開いたんだ。カタギの生活はお前の理想でもあったじゃないか。」
「マスター、でもこんなお店でも随分と借金したんだな。なんとしてでも成功させないと困るんだな。」
「あぁ、わかってるさ。ロンフォールで物騒なやつらから逃げ回る生活はもうマッピラだ。」
兄兎は、借金の担保としてむしり取られた、かつてはフサフサな毛皮のあった背中を痒そうにしている。
「おい弟よ。そろそろ教会へ行って今日の食料をもらってきてくれ。」
「悲しいけど今日も豆御飯なんだな。ブルーピースをもらってくるんだな。」
弟兎はヒクヒクと鼻を震わせながら、教会へ出かける。
「・・・冒険者を相手に喫茶店の商売なんて、成功しそうも無い気がするんだな。。。」
日は夕暮れ。
教会の鐘の音と共に、弟兎の影は少し寂しそうに揺れていました。
- 78 :(・∀・):06/11/11 04:21:12 ID:???
- 〜喫茶フットキック2〜 もずき
☆一ヵ月後☆
「マスター、あれから一ヶ月ずっとお客さん来ないんだな。。。」
「・・・・・」
マスターの兄兎は、チビた蝋燭を灯しながら黙ってしまいました。
「品揃えも悪いと思うんだな。第一メニューが飲み物とサラダだけでは冒険者は寄り付かないと思うんだな。」
「ふむ。」
「身体を動かす冒険者達には、力の出る肉料理が好評なんだな。」
「例えばどんなものだ?」
「港にある酒場のお客が肉料理に詳しかったんだな。ちょっと聞いてきてみるんだな。」
弟兎は、行き交う人々の踏破に右往左往しながら、ヒョコヒョコと港の酒場へと出かけていきました。
しかしその後、弟兎は帰って来ませんでした。
兄兎のマスターは、ずっとずっと待ち続けましたが、いつまでたっても弟兎は帰って来ません。
不安な日々が募り、兄兎は弟を探しに行こうとしたその時、お店に一人のお客がやってきました。
「ごめんください」
「いらっしゃいまし」
兄兎はそっとメニューを咥えてお客に差し出す。
お客であるエルヴァーンの若者は、眉をひそめながらメニューから目をそらし、じっと兄兎を見つめて言いました。
「いやいや、この前、港の酒場で食べた野兎のグリルの味が忘れられなくてね。」
- 79 :(・∀・):06/11/11 04:21:56 ID:???
- 〜喫茶フットキック3〜 もずき
刹那、緊迫した空気が店に張りつめます。
「ご注文は・・・兎のグリルですか?」
「あぁ、あるなら頼むよ。」
「兎の肉料理ですか・・・?」
「うん。無理かな?」
暫しの沈黙が続きます。
兄兎は大きく息を吐くと一言、
「お客さん、私の弟を見かけませんでしたか?」
おそるおそる客に尋ねます。
「弟?この前酒場に来ていた小さな兎は、君の弟だったのかい?」
「私の弟は、酒場に向かったまま戻って来ないのです。」
「その兎なら酒場の主人が奥へ連れて行ったんだが、その後は知らないよ。」
「そうですか。。。」
「お客さん、ご注文の品を・・・、
品をお作りした後、私は出かけなければなりません。
御代のほうは、もし弟を見かけましたら払ってやってください。」
兄兎はスースーする背中を客に向けると、ゆっくりと調理場に向かいました。
炭に火が点き始め、赤々とした炎と舞う黒粉が視界を歪めます。
やがてお店の中には、香ばしい煙が漂い始めました。
兄兎は薄れた意識の中で、弟兎の呼ぶ声が聞こえたような気がしました。
徐々にその声は大きくなり、そして次第にはっきりと聞こえてきます。
- 80 :(・∀・):06/11/11 04:23:34 ID:???
- 〜喫茶フットキック4〜 もずき
「マスター、火事なんだな!」
兄兎は、弟兎の声でビックリして目を覚まします。
寝ぼけ眼で調理場に目をやると、カマドから炎が溢れています。
「早く消すんだな。このままだと丸焦げになってしまうんだな。」
弟兎は、必死に水の入ったバケツを咥えて、ピョコピョコと跳ね回っています。
マスターの兄兎は唖然としながら弟兎を見つめます。
「お前、いつ帰ってきたんだ?」
「さっき教会から帰ってきたら、マスターは寝てたんだな。」
「店にいた客は?」
「お客さんなんかいなかったんだな。」
「・・・なんで火事に?」
「豆御飯作ってたら、吹きこぼれて大変な目にあったんだな。
マスターが起きたら食事にしようと思ったんだけど失敗してしまったんだな。」
なんとか火を消し止めた頃には、
店内は粉塵にまみれ、床も水浸し。
弟兎は申し訳なさそうな顔でマスターを見上げます。
マスターはホッとした表情で安堵の溜め息をつくと一言、
「いいか?水の量が多すぎるとこぼれるんだ。覚えとけ。」
「わかったんだな。次は一人で作れるようにするんだな。」
煤だらけの鼻先、ズブ濡れの身体。
それでも二匹の表情は、自然と笑顔になっていました。
夜の帳も落ち、街の窓に優しい光が灯り始める。
顔を出した朧月が、優しくサンドリアの城下に光を捧げます。
掃除を終えた兎達のお店にも、小さな明かりが点きました。
「おかゆになってしまったが、塩加減は絶妙だな。弟よ。」
「マスターに褒めてもらえると嬉しいんだな。」
食卓を囲む小さな笑い声が、店内のチビた蝋燭の炎をかすかに揺らしていましたとさ。
===================================
サンドリア木材置き場の片隅の、小さな小さな一角に、
大聖堂の修道者たちが列を作る店があるという。
喫茶フットキック。
兎の兄弟が作る、塩加減が絶妙な豆御飯がオススメの、
小さな小さな喫茶店。
- 81 :タルハゲ作者 :06/12/07 21:57:53 ID:KDODZxdd
- お久しぶりでございますw
続き書かせていただきます^^
- 82 :タルハゲ作者 :06/12/07 22:21:19 ID:KDODZxdd
- 〜かなり前の続き〜
アスカがルーシー達に会って頃から半年がたち、アスカはもうすっかり
一人前の冒険者になっていた。
そんなアスカにもたくさんの仲間ができていた。
なかでも相棒と呼べるほどの仲間もいた。
アレクというベテランの冒険者だ。
アスカ「今日はどこいこう?」
アレク「んー・・・特にすることないしブラブラするか」
2人でジュノ港を歩いているとなにやら人だかりが。
アスカ「なんだろ?いってみようw」
好奇心旺盛なアスカはなにでも首を突っ込みたがる性格になっていた。
2人で人だかりのなかにはいると1人のエルナイトが倒れていた。
それはルーシーだった。
ルーシーだとわかって驚きかけよるアスカ。
アスカ「ちょっ!ルーシー!」
アレク「知り合いか?怪我はひどいが致命傷じゃないな」
アスカ「手当てしよう!」
2人でルーシーの手当てをした。
しばらくしてルーシーがゆっくり目をあける。
〜つづく〜
- 83 :てst :07/11/09 16:18:01 ID:???
-
- 84 :納豆詩人:07/11/18 11:01:06 ID:CQqcj0pD
- 全ての武器?防具に関する情報を掲載している。
その他、ノートリアスモンスター及び宝箱に関する
情報、魔法のシステムに関する情報などがある。
Link
http://www.lineagecojp.com/movie/mov0025.zip
- 85 :(・∀・):07/11/18 16:20:39 ID:H8MwJwDw
- ファイナルファンタジーXI GO!GO!ヴァナ?ディール!!
http://pref1.blog33.fc2.com/
- 86 :(・∀・):08/01/02 22:14:35 ID:???
- :o......rz
:――ハァ、どうせこうなるんじゃないかと思ってました。
- 87 :(・∀・):08/01/02 22:55:42 ID:???
- 餡刻:o.....rz
影唄:――ハァ、どうせこうなるんじゃないかと思ってました。
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