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今はいないフレンドへの手紙3通目

1 :& ◆bLDZf./c4g :06/02/18 21:09:05 ID:lka+M/15
ここは前の人が出したお題でプチ小説を書いて次のお題を出すスレです

前の人が出したお題にあわせてプチ小説を書いてください
・小説の最後に次のお題になるタイトルを書くこと
・書き込み前のリロード忘れるべからず!( `д´)
・リロードしてみて先こされてしまった人は、「第〜章 外伝」とタイトルつけて
 次のお題をださずに書き込むこと
・書き込み一つにまとまらない話は、メモ帳などに一度全文まとめてから
「第〜章 ○話」とつけて間をおかずに書き込むこと

前スレ
ttp://yy10.kakiko.com/test/read.cgi/ff11/1103090107/

鯖移転後前々スレ
今はいないフレンドへの手紙
ttp://yy10.kakiko.com/test/read.cgi/ff11/1075100271/

鯖移転前前スレ
今はいないフレンドへの手紙
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/6493/1075100271/

元祖まとめサイト
ttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/8748/

現行まとめサイト
ttp://letter-report.hp.infoseek.co.jp/

2 :&amp:06/02/18 21:12:50 ID:lka+M/15
前スレに止めを刺してしまい、誘導貼れないのでageておきます。
みんな気がついてくれるといいな。

3 :第355章 姫と騎士達 外伝 2/3:06/02/18 21:13:49 ID:lka+M/15
今すぐデジョンを唱えて帰りたい!
とは思うものの彼女にも種族としての誇りがあった。
逃げ帰ったという噂は瞬く間にヴァナディール中に広ま。、
そうなったら同族の女性たちは決して自分を許さないだろう。
この屈辱の時間が早く終わることだけを願い続けていた。

ふっと影が差した。
彼女は自分の前に誰かが立っていることに気が付いたが
しかし顔は上げられない。
きっと情けない顔をしている。こんな顔を間近で人目に晒す訳にはいかない。

影がすっと屈んだのが分かる。
「踊っていただけませんか?」
これは惨めなヒュームの娘を笑い者にしてやろうとうイジワルな罠だろうか?
何も答えられずにいると、すっと腰を抱き寄せられた。
咄嗟の出来事で抗うことも出来ず、力強い腕の中へ納まる。
彼女を伴って謎の人物は音楽にのってフロアへと躍り出た。

ザワッ

それは驚きを越えて殺気すら含んだざわめきだった。
しかし彼女をリードする人物は意に介さない。
まだぎこちない動きしかできない彼女をリードし、華麗なステップを踏む。
「いつもの気丈さはどうした?」
こう言われて彼女ははっと顔を上げる。
同じギルドのエルヴァーンナイトの端整な顔がそこにあった。
「ななな…?!」
「お前の我侭も無茶もいつものことだ。姫を守るのはナイトの役目だろう」
「でででも、何故?」
ギルドではいつも対立しているのに…
曲が変わる頃、女騎士はすぅっと壁の方へ彼女を離した。
急に不安になった彼女の手を誰かが掴み、またフロアへと躍り出る。
「お前は我らが姫だ。いつものように微笑んでくれないか。我らはその笑顔に勇気をもらうのだ」
次のパートナーは暗黒騎士だった。もちろん女性だ。
曲が変わるたびに正装をした女騎士たちが代わる代わる彼女をフロア狭しとエスコートする。


4 :第355章 姫と騎士達 外伝 3/3:06/02/18 21:14:33 ID:lka+M/15
先ほどまでの疑心も惨めさもすっかり吹き飛ばして、
彼女は心からダンスを楽しんでいた。
ああ、そうだ。
初めてワルツを教えてくれたのはあの女騎士だった。
駆け出しの冒険者の頃からお互いに守り癒し、戦ってきた仲間なのに
私だけが意固地になって彼女たちと反目してると思い込んでいたのだ。
「ごめんね」
彼女がぽつりと呟いた言葉に帰ってきたのは意外なそして聞き覚えのあるセリフ。
「謝るぐらいならお礼を言って欲しいな、我らは対等なのだから」
それは彼女が魔法を掛けるたびに謝るくせのあった暗黒騎士に言い放ったものだった。
「そうだったわね、ありがとう騎士様」
「うむ、それでいい。それでこそ我らが姫だ」

ヒュームの美しい姫と端整な女騎士たちの話は瞬く間にヴァナディール全土に駆け巡った。
噂好きの冒険者たちは躍起になって噂の主人公たちを探した。
このギルドにも真相を聞きだそうとした者たちがやってきたが、
酒場で激しくいがみ合う姫と女騎士たちを見て
この連中は絶対違うと苦笑しながら帰って行くのだった。

「いがみ合うだなんて失礼ね」
「全くだ」
「ケンカするほど仲がいいって諺にもあるのに」
「我らの場合、これがコミュニケーションの方法なのだから仕方あるまい」

多分、誰にも理解されない、女同士の不思議な友情だった。





5 :(・ω・):06/02/19 00:06:52 ID:r9YGjDTp
エル♀(・∀・)イイッ!
F6さんとF1さんを勝手に当てはめて読んでました。
女の友情ってのは男のそれとはまたひと味違っていいもんですな。
良いもの読ませていただきました。

ところでお題お忘れですy

6 :(・ω・):06/02/19 00:12:12 ID:qX5F1C8a
外伝だからお題はなくていいのですw(´_ゝ`)
次は第356章 コルセア?青魔道士?   です

7 :(・ω・):06/02/19 10:52:29 ID:MAthV0ji
第350章。ラヂオの時間。 外電

グゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜モォォォォォォ〜〜〜〜〜ニング ヴァナディィ〜〜ル!!!

さぁ今朝もご機嫌なナンバーを次々と紹介していくぜ
もちろんリスナーのみんなからのお便りも ド シ ド シ 紹介して行くから
先週のお題は『頑張ってるんだけど空回り』で結構盛り上がったよね、
自分自身の話もあったし、自分の周りで あぁ、あの人頑張ってるんだけど
空回りしちゃってるよなぁとか、そんな憎めないあの人みたいなお便りも多かった
まっ、中には周りを巻き込んじゃって大きく空回りしちゃってて迷惑だぁっ!なんて
お便りも有ったけど、そう言う人はさ周りのみんなで上手く誘導してあげるとか
折角頑張ってるしパワーも有るんだから良い方向に活かせると良いよね、ホント
さてさて、今週のお題はみんな覚えてるかな?
先週の最後に発表した『希望』です、いつものように沢山のお便り来てるから
ドシドシ紹介していくから、もちろんオンエア中でもお便り受け付けてますからね

この番組は 
人生の晴れの舞台で貴方をより輝かせる 宝飾店クシャマ
会員制ショップ 海神楼 一流のセンスとコーディネート 洋服のオトン
貴方の栄光に相応しい武具を ヴィエット高級武具店
貸切ルームが御好評のマーブルブリッジ 知を求める貴方へワーグデーグ魔法書店
ルルデの庭の出張ショップも好評です M&Pマート
いざと言うその時に貴方を守る 防具屋不朽の盾
怖がらないで是非一度店に足をお運び下さい ジャンク屋マックビクス
いつでも大騒ぎ今夜も宵っ張り誰でも大歓迎 吟遊詩人の酒場
あの人との愛称占いをしてみませんか チュルルの占いの館
ジュノ商工会議所  の提供でお送りしています

8 :(・ω・):06/02/19 10:52:59 ID:MAthV0ji
さぁ、今日最初のナンバーは『Our Princess』
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜 

えぇっとそれでは本日最初のお便りです
『こんにちは』 はいこんにちは
『私はこの春社会に出る予定の者です、社会と言っても家業を継ぐのに
 同業の所に修行に出ると言うのが既に親同士のやり取りで決まってるのです
 でも私はもっと他の事にチャレンジしてみたい、街行く冒険者の煌びやかな
 装いを見る度に 私もあの栄光を掴んで見たい そう思うのです私の考えは
 間違ってるんでしょうか』
いや、これはねぇ、、困ったな、、なんて言うか、こう言うのは間違ってるとか
間違ってないとかじゃ無いんだよね、ここには家業としか書いてないから解らないけど
その道の頂点を極めることが出来ればそれはそれで一つの栄光ですよ
それと冒険者が悪いって訳じゃ無いんだけども、冒険者の中で栄光を掴める
人たちってのはほんの一握りの人たちですよ、道行く煌びやかな装いの冒険者も
たしかに見ますけど、実際には何日も街に戻れないで泥水を啜っていつ作ったかも
解らない味の無い携帯食料を齧ってそれでようやく手に入る物と言ったら
次に出かけるのに持っていく携帯食料を買うので精一杯とかそんな生活してる
冒険者だってザラです、なんで知ってるのかって?私も一時期やってみたんですよ
いやもう駄目です、あれは、そりゃ確かに登りつめて行く人も居ますけどねぇ
そう登りつめて行く人たちって居るんですよ、今でも憧れますけどねぇ、、
おっと、しんみりしちゃったな、とりあえず言えるのは上辺だけ見て判断しちゃ
いけないって事ですよ、一見地味に見えてても凄い事とか、派手に見えてて
内情はとんでも無いって事が社会には沢山あります。
春までもう少しですけど良く考えて見てくださいね

9 :(・ω・):06/02/19 10:53:26 ID:MAthV0ji
さて、続いてのお便りです
『こんにちは』 はいこんにちは
『私はこの春新しいジョブに挑戦しようと思ってる冒険者です』
おぉっと、今度は冒険者からのお便りでしたね
『冒険者としての経験を積み栄光を手に入れましたがそれで私が満たされたかと
 言えばそんな事は無く私は渇望しています、そう新たな冒険の舞台を望んで
 居るのです詳しくは書けませんが先ごろ私と仲間たちは東方から来訪した使者と
 ともにとある冒険を成し遂げました、その東方よりの使者とはその後別れましたが
 思ったのです、私のまだ知らない世界があり、そこに冒険の舞台が有るのだと
 今私たち冒険者と呼ばれる者の仲では一つの話題が囁かれ続けています
 曰く 近東への航路が開通するらしい 時折ジュノでも変わった装いの旅人を見かけます
 彼らは近東から来ていると言うのです、その地へ行く事が出来れば、
 その地で新たな冒険の舞台が、新たな経験を得る事が出来る、そこには新たなジョブも
 私は今その希望を胸に日々研鑽を続けています』
いやぁ、、すごいなぁ、、登りつめてそして満たされる事無く次の冒険を渇望する
いやぁ、、すごいなぁ、、、、
あれですよ、そうそう、是非その近東とやらに行けたらまたお便りを下さいよ
楽しみにしてますんでね、

さてさて、そろそろ時間もせまってきました、来週のお題を出しておかないと駄目ですよね
来週のお題は『○○○○○』です。お便り待ってますよぉ


10 ::06/02/19 11:31:04 ID:m3bcdGT7
↑のは外伝っぽいから正式に第356章行きます。

第356章 青魔道士&コルセア


「……本当に行くのか?」

「うん、ごめんなさい。」
俺の言葉に、旅支度を整えた彼女は笑って答えた。

バストゥークの小さな酒場で立ち上げたLSチーム。
暗黒騎士の俺から見れば、隣を任せるのにそいつほど心配した奴はいなかった。
1番新しいメンバーであったミスラのモンク……つまり彼女が一人前になり、近東の地に行ってみたいと言ったのは、丁度1週間前の事だった。
人懐っこくて、よくLSの面子に甘えていて、戦闘では1番のトラブルメーカー。


そんなあいつが、はっきりと「青魔道士になりたい」と言ったのだ。


その秘術が伝わると言われている近東の国、アトルガンはバストゥークを初めとする各国との国交が疎遠だと聞く。
治安や冒険者に対する待遇なども、あまりよく明らかになっていない。
それに青魔道士は魔法剣士と聞く、格闘を極めていたモンクの彼女にとって、本当に0からの出発になるはずだ。



11 :2:06/02/19 11:43:35 ID:m3bcdGT7
俺の初めとしたLSメンバーは「やめておけ」と何度も忠告した。
しかし、彼女が首を縦に振ることは決してなかった。
その確固として覚悟の大きさを知ったとき、俺達は引き下がる以外の選択肢がなかったのだ。

彼女の事をどう思っているか、そう聞かれれば「守ってやりたい」と答えるだろう。
事実、何度失敗しても蔭ることがない笑顔、自由奔放で他人に縛られない生き方。
そんな彼女に惹かれていたんだと思う。

本当は傍に居たい、けど彼女の夢を潰したくない。
そうなると、取るべき道は1つしかないんじゃないか?


「うん、ごめんなさい。」
そう笑った彼女に、俺も笑ってこう言った。

「いや、御互い様さ。」

「えっ?」
意味がわからないという風にキョトンとする彼女。
まぁ、それは周りの他の面子も同じだが。
事情がわかっていないそいつらに、俺も笑ってこう言った。

「俺も一緒に行くよ。」

12 :2:06/02/19 12:05:40 ID:m3bcdGT7
突然の一言、呆気に取られている面子を尻目に俺は荷物を引っ張り出した。
もちろん準備は万端だ。

「ちょ、ちょっと待て、本気か?」
いち早く立ち直ったのはヒューム♂の侍(以下A)

「いきなり、何言うんですか?」
続いて立ち直ったヒューム♂のナイト(以下B)

「一体、ついて行って何する気?」
最後に立ち直ったのはミスラの白魔道士(以下C)

当然の言及、しかし俺にもしっかりと切り返しの策を用意してある。

「俺もコルセアになってみたいのさ。」

一瞬の静寂、そしておもむろにBが口を開いた。

「昨日、暗黒騎士ラブ!!とか叫んでませんでした?」
ギクッ、そ、そんなこと言ってたもしれん。
更にAとCが何やら達観した表情で俺(タルタル)を見下ろした。

「ほぅほぅ、青春ですな〜><」

「あの子、天然だから、頑張ってね。」
おまえら、何解かったような口聞いてるんですか?
するとそのやりとりを聞いていたBも

「なるほど、そう言うことですか!」
と何か悟ったよおに微笑んだ。


・・・・俺、なんでこんなに嘘が下手なのか・・・・・・・・・


ちなみに今日の主役のはずの彼女は、話にまったく入れず隅の方でいじけていたらしい。(後のB談)


次章 第357章 遠征軍

13 :(・ω・):06/02/19 15:44:48 ID:qX5F1C8a
第357章 遠征軍

静寂
時折聞こえる鳥の声
風が高みを揺らすの葉ずれの音
リンクパールから伝わる声を遮るものは何もない

ここはジャグナー森林
獣人に支配された密林地帯

「こちらイーグル6、L-7には何もない」
「了解、こちらイーグル1、イーグル6はL-6を見に行ってくれ」
「イーグル6、了解」

聞こえてくるメンバーと隊長の会話
求めるは獣人旗

「こちらイーグル11、J-5の探索終わりました」
「わかった、イーグル11、I-5方面へ向かってくれ」
「了解」

地図と風景を照らし合わせ、自分の位置を確認し、
割り当てられた探索ポイントを探す
遠征軍への派遣はこれが3度目
過去2回はいずれも敗北し、獣人の勢力を増長させる結果にしかならなかった
次々と耳に入ってくる仲間達からの報告
獣人旗はまだ見つからない

「こちらいーぐる3〜」
「こちらイーグル1、イーグル3どうした?」
「H-12で獣人旗をみっけました〜、あ、にゃ〜」

パール越しに聞こえる安堵と緊張の入り混じった空気が変わる
・・・多少イヤな予感の混じったもの含まれる

「よくやった、イーグル1!イーグル各員は速やかにH-12へ、」
「負けましたにゃ〜」

『だから勝手に触るなっていつも言ってるだろうがああああああああああああああ!!!!!』

リンクパールに全員の絶叫がこだまする
LS「イーグル」の遠征軍攻略にはまだまだかかりそうだ


次章 第358章 超竜騎士黙示録

14 :(・ω・):06/02/20 09:59:17 ID:gpkvIekU
ちょ、何時の間に新スレ
全く気がつかなかった。

まとめサイトのTOPから今フレに飛んでたからな…

15 :(・ω・):06/02/21 03:33:36 ID:jdctKLIO
待望のageが自動返信機能つき山崎渉だった怒りと悲しみでスレおち。ある意味しょうせつよりおもしろいながれだった。
良作連続に【喜び】

16 :(・ω・):06/02/21 04:58:12 ID:jdctKLIO
第358章 超竜騎士黙示録
「今度のVer.UPではバトル関係の調整が…」
/sh もう引退するからいらんわぼけええええええええええええ!!!
ジュノ上層に若き竜騎士の叫びが響いた。

散々ネタにされ、馬鹿にされ、苦労してとったエースヘルムも「ぷっ。エース」と一笑に付され、
リミットブレイカーを使いたくとも誘われない待遇についに切れたのだ。

そうして荷物をまとめている彼に急にテルがきた。
「すいません。レベル上げですが最後の一人だれもいなくて・・・ご一緒してください」「はい喜んで」
即答してしまい彼は打ちひしがれた。ルフェーゼやウルガランの狩で使う装備なんてさっき売り払った。何を言っているのだ私は。
相手を調べてみると…ランク4の白魔。レベルは38?

「狩場は…ええとこのあいだミッションで穴場見つけたんです。リヴェーヌで!」
見ると放置仲間だったシーフや侍がこっちに手を振っている。「・・・彼女は?」「ああ。俺の後輩♪」
「作戦は竜騎士さんのワイバーンさんのヒールブレスをつぶさないように適度に瀕死の状態を維持し、ほんとに死なないようにタゲをうまくまわしてください。スロウパラブラインが決まればWS以外は怖くはありません」
「…お前の入れ知恵か?」竜騎士はシーフに問うと「ああ」といって彼は笑った。「あの時、俺たちは輝いてたよな」そういって笑う。

確かに・・・・侍はシーフに拝みこんで侍習得のためでかい木の化け物と戦い、自分は何時間も竜騎士になる資格を取るため待った。その隣にはやっぱりこのシーフがいた。
「憧れの先輩方と一緒に冒険できるなんて…楽しみです」といって笑う白魔導師に皆は微笑を返す。
突武器を弱点とする魔物達へ侍と彼の槍が唸りを上げる。瀕死の彼らを癒すのは彼の相棒、その後を間髪いれず白魔が癒す。
「お前の後輩。たいした腕前だな!」「俺が仕込んだからな!」「お前侍じゃないか!」「うるせー!ちゃんと白魔の修行もした!」
白い雲の下はてしない草原が広がり、その元で彼らは激戦を繰り返す。限界などないと信じていた頃のときめきを取り戻すために。

次章。第359章 肩こり

17 :(・ω・):06/02/21 05:06:52 ID:jdctKLIO
荒らしみたいな事書くだけではあれなのでとりあえず最近はまっている制限エリアメリポ狩の話を書いてみた。
マジで75メリポ不遇ジョブが輝くので(シ狩暗侍竜ナ獣)お勧めです。経験値も170-220もらえるし。普通のレベル上げの人も誘えるし。

18 :第359章「肩こり」:06/02/24 02:11:44 ID:yX8COUqo
「最近やたらと肩がこるんだよねー。」
「そんな歳でもないでしょう。」

彼とはつい最近付き合い始めた。
細身で長身、長い手足、あどけなさも残るけれど端正な顔立ち。
そう言うと私と同族のエルヴァーンと思う人もいるだろうが、彼はヒューム。
エルヴァーンの多分にもれず、仲間内で姫と呼ばれるほどプライドの高い私があっと言う間に恋に落ちた。
自画自賛ではなく、誰もがうらやむ美男美女のカップルだった。

彼は私の取り仕切るリンクシェル
〜これは凶悪なモンスターを専門に討伐し、その貴重な戦利品を手に入れるための集団なのだけれど〜
にも顔を出すようになり、仲間内でかつて私に求愛をしてきた男達にさえもその甘い顔立ちで溶け込んで行った。
そのような集団のリーダーである私であったのだけれど、初めての燃えるような恋には敵わず、
彼の求めるがままに資産を譲渡し、時には巧みに運営資金を貸し出したりと
まさしく、彼のためなら何でもできると思っていた。

そして彼はいなくなった

すぐに私の悪事は発覚し、待っていたのは地獄。
仲間だと思っていた人間からありとあらゆる陵辱を受け、残ったのは莫大な借金。
冒険者としての信用も失墜し、私は春を売る身となったの。

死のう

そう決めたその日にジュノで彼を見かけたんだ。
けれど、隣に歩いている女
〜かつて同じようなリンクシェルを率いていたライバルであったヒュームの彼女〜
からは違う名で呼ばれていたの。

ああ、そういうことか

そして私は首をくくったの。
でもね、見たんだ。彼ノ肩ニノシカカル何人モノ女女女女女・・・・・
私モスグ貴方ニ会イニ行キマス行キマスイキマスイキマスイキマス・・・・


次章 第360章 Maatの帽子の下には!?

19 :そのいち :06/02/26 06:57:22 ID:fOtIuZsQ
第360章 Maatの帽子の下には!?
ぽかぽか陽の当たるルルデの庭。ジュノ大公国の大公府のあるところです。

ここに一人の老人がいます。
お年寄りでありながら華麗なステップを踏みつつ格闘の練習をし、お友達のモーグリさんと訓練にはげむ彼は、通称限界爺さんのマートおじいちゃんです。

ぽかぽか陽のあたる中、一人のタルタルの坊やがやってきました。見た目に反して高レベルの赤魔道士のようです。
「まーとのおじいちゃーん」「む?なんじゃ?わしゃ忙しいのだが?」「・・・ひまそうじゃん」
まぁのう・・・とマートおじいちゃんはいうと何処からか取り出した湯飲みでウィンダスティを飲みました。
タルタルの坊やがパティシエの作ったお菓子を出すとモーグリさんがそれに手をつけます。
二人と一匹はベンチに座ってお茶とお菓子を楽しみます。

20 :そのにぃ :06/02/26 06:57:38 ID:fOtIuZsQ


マートおじいちゃんがお菓子の入ったお口でもごもごとしゃべりました。お年寄りなのにみっともないです。
「"赤魔道士"の試練を突破したおぬしはもうワシには用がないはずじゃが?」マートじいちゃんはそうつぶやくともうひとつお菓子を食べました。
タルタルの坊やはベンチの上に立つと、「んとね。じいちゃんの帽子のしたって、やっぱはげなの?」タルタルの子は遠慮がないようです。

モーグリさんがあきれて二人をみる中、マートじいちゃんはにっこり笑います。
「すべてのジョブの試練に挑戦してワシを負かしたら考えてやってもええ」とつぶやくとおじいちゃんは最後のお菓子を口に運びました。

ところがタルタルの子はあきらめません。「んーみせてみせてー」そういうとマートじいちゃんの背中によじ登って帽子を脱がせてしまいました。
その下には・・・。

「あり?」タルタルさんが目を丸くします。マートおじいちゃんは"にやり"と微笑みました。
驚いたことにその下にはもうひとつの帽子があったのです。

「えい!」「えい!」とタルタルさんが帽子を脱がしていきますが、帽子はなぜかその下にもう一枚あります。
マートおじいちゃんがふぉっふぉと笑う中、庭は帽子だらけになっていきます。

「えー?なんでー????」「ふぉふぉふぉ・・・ワシに脱帽させるのは10年早いわ」とじいちゃんは笑うと、
背中に隠した帽子をすばやくもうひとつ帽子の下にもぐり込ませます。

タルタルさんが疲れておじいちゃんの背中で寝てしまうとマートおじいちゃんはつぶやきました。
「起きたら、ちゃんと片付けて帰れよ。若者よ」

ぽかぽかと日のあたる。素敵な昼間の話です。

次回。第361章 激しく同意!

21 :356章外伝 1/2:06/02/26 10:08:44 ID:vyNxdDy+

「新規職業追加!」
彼はそう叫びながら酒場のドアを勢い良く開いた。
扉は壊れそうな音を立てて皆の注目を浴びる。
「あ、えぇと……」
我に返った彼は酒場に居る者達の視線を浴びて石化した。
私は
「こっちこっち」
と、彼を呼ぶ。

自分の隣へ座らせ、落ち着かせる為に先ほどまで自分が啜っていた飲み物を手渡す。
よほど恥かしかったのだろう、耳まで真っ赤だ。

「落ち着いた?」
「あぁ、ぁ、うん。もう大丈夫」
「マスター、彼にグレープジュースを」
マスターはグラスにジュースを注ぎ彼に差し出す。
そして、何も無かったかのように離れていった。

「で、どうしたの?」
「あっ!」
思い出したかのように机に勢い良く両手をつき立ち上がる。
一瞬マスターの顔が鬼のような顔になったが……
「新規職業の解禁だって! 知ってた? 俺今朝の朝刊で読んだんだけど
今までに無い特性をもった職業で〜 …… らしくて〜 ……」

彼の話を聞きつつ私はグラスに口をつけた。

現在解っている新規職業は2種。
"コルセア"と"青魔道士"だったっけ……

どちらも詳細は解っていないが開放されたと同時に多数の人々が群がるのだろう。
私も興味が無い訳ではないので朝刊に目を通してきた。

『この度、新しく開発された技術により、今までに無い戦闘スタイルが生まれそうである。
 今までのただ攻撃をする為の銃ではなく、サポートをする為の銃が開発された。
 また、今まで冒険者を苦しませてきた強敵の数々 その強敵が使用する技をも習得する事ができるようになると発表された』

しかし、今までの技術では不可能とされてきた物が何故、可能とされるのか
私たちの知らない所で日夜研究が行われている事だろう。

誰が作り、どのように使われ、今後どうなるのか。
そんな事考えた事も無かった。

22 :356章外伝 1/2:06/02/26 10:09:19 ID:vyNxdDy+

空に浮かぶ城
 砂に埋もれた迷宮
  高原にそびえ立つ建物
  
私には探るべき謎が沢山有るようだ。


「ちょっと、聞いてる?」
彼に注意され、我に帰る。
「僕、青魔道士やって見ようと思うんだけど?」
子犬のような目で、"コルセアやっていっしょに遊ぼう?"と誘ってくる。
正直その目をされると嫌とは言いにくい。
「頑張りなさい。でも私は今のままで行くわ」
ぽん、と彼の肩に手を置いて
「新しいことばかり追いかけても見えないものが有るの。」
唖然とした顔で首を傾げる彼。
「私は新しい事を知るも大事だと思う。でもまだ知られていない真実が沢山あると思うの。
 その真実を見つけ出したいの。」

彼は腕組みをして考える。
「……じゃあ、一緒に遊べないって事?」
そう言って上目使いで私を見てくる。
そんな顔されると困っちゃうじゃない…


「でも、僕も一緒に探せば、すぐ見つかるよね。」

私はその一言に驚き、同時に嬉しくも思えた。
「そうね、じゃあ今日は高原の建物でも調べに行きましょうか。」
「オー!」

私は今日も世界を知りに行きます。



23 :(・ω・):06/02/28 04:35:16 ID:WR+e/x6S
古い章の外伝、このタイトルなら俺が書くとか書いてたら先に書かれた作品をまた掘り起こして欲しくなってくる流れだな。GJ!

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